記録ID: 4581106
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
【常念岳】南アルプスもいいけど北アルプスもねと確認した山行
2022年08月11日(木) [日帰り]
Noahtsun
A93Ot4MFH
- GPS
- 09:58
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,615m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:21
7:31
7:39
24分
胸突八丁
13:11
13:11
27分
胸突八丁
16:01
▼今回もスマホバッテリー節約のため、ヤマレコアプリは起動させず。軌跡とCT記録は手入力となる。
▼到着時刻は写真の撮影時刻から、そこそこの正確性は確保していると思われるが、小休止時間はやや適当、出発時間が明らかなもの以外は一律5分とした。
▼常念山頂から常念小屋へ下り終わった時刻は記録忘れの為、適当であり正確ではない。
▼写真11は烏帽子沢と思われるが、確信が持てないのでCT記録からは削除した。替わりに胸突八丁を挿入した。
▼到着時刻は写真の撮影時刻から、そこそこの正確性は確保していると思われるが、小休止時間はやや適当、出発時間が明らかなもの以外は一律5分とした。
▼常念山頂から常念小屋へ下り終わった時刻は記録忘れの為、適当であり正確ではない。
▼写真11は烏帽子沢と思われるが、確信が持てないのでCT記録からは削除した。替わりに胸突八丁を挿入した。
| 天候 | ▼夏は思ったより短い。雪山を楽しむ為の素質が備わっていない私には、所謂良い山を登るには短い夏を有効活用するしかない。貴重なチャンスは逃したくないので8月もどこか登りたいと思っていたら、A隊長が常念か鳳凰三山のどちらかの登山を計画していることを聞きつけ、図々しくも同行させていただくことになった。他にも参加者を募り、K副隊長やMさん【元インド駐在】も参加できる日程として、山の日の11日が決行日と固まった。更にK副隊長が聖岳で知り合ったEKさんをお誘いしたところ、参加されるとのことだった。A隊長とEKさんは、それぞれ自宅から駐車場へ車で直行、私を含む3人は前日某所に18時半ごろ集合して、K副隊長の車で駐車場に向かうことになった。そして翌日午前4時に登山口にて落ち合うことになった。山の日の天気予報は、5日くらい前からずっと悪い予報が灯ることはなかった為、山行当日の天気に気を揉むことはあまりなかった。 ▼登山前日の18時半過ぎ、予定通り某所を出発した我々は、途中予想外の渋滞に巻き込まれたり、SAで少し遅めの夕食を取ったりした。駐車場に到着する前に、A隊長から急遽登山が出来なくなるハプニング発生の連絡が入る。安曇野まで辿り着いていたA隊長は、山に登ることなく高崎へ引き返すとのことだった。 ▼渋滞で我々の到着は1時間から2時間遅れた。渋滞中に見上げた夜空では、ほぼ満月に近い月が夜空を煌々と照らしていたが、夜半過ぎに駐車場に到着した時には朧月になっていた。只それを見ても、明日天気悪くなるかもと言う心配はしなかったと思う。渋滞で到着が遅れたが、その分を仮眠時間の短縮で賄うのではなく、予定の出発を1時間遅らせてもらう様EKさんにお願いし了承を得た。 ▼標高1300m地点は、灼熱地獄の都心部とは違い外気温は大分涼しく、寝ている間の寝苦しさより肌寒さを心配するほどの気温、車外や車中で息が白くなっていたことから恐らく20℃以下だろうと推測し、フリースを纏って就寝した。 ▼明けて早朝4時過ぎ起床。色々準備をして4時40分に駐車場を出発。肌寒さは感じないので、フリースは脱いでこれ以上は脱ぐものがない状態（何も着ていないということではない）での登山開始だったが、以後の山行で重ね着が必要な場面はなかった。ヘッデンを装着していた時間はかなり短く、登山口に着く前に大分明るくなって来た。初めて見上げた空は、一面厚そうな雲に覆われていたので、本日は山頂からの眺望は諦める代わりに、せめて雨は降らないで欲しいと祈る気持ちだった。 ▼登山口で無事EKさんと合流、5時過ぎに出発となった。暑くもなく寒くもなく心地の良い状態で登山が続く。往路、笠原沢あたりだったか定かではないが、一瞬雨滴を感じた気がしたが、幸いそれが天気の底で、以後どんどん天気は良くなっていった。胸突八丁の手前あたりから、雲の切れ目から青空が顔を覗かせる様になってきた。それに気を良くしたのかは定かではないが、結局胸突八丁まで小休止なしで歩き続けてしまった。樹林帯の沢沿いの道で、蒸したり暑かったりもせず、特に沢上を歩いているときは涼しく感じられたことも、2時間半小休止なしで歩き続けることを可能にしたと思っている。 ▼胸突八丁からの急登は、思っていたよりはるかに短く30分かからず最終水場に着く。その間、空では曇天と晴天のせめぎあいが続く。一時的に再度曇天が晴天を完全制圧した場面もあったが長く続かず、晴天勢力の勝利が確定的となった。最終水場の後も予想外に続く急登（事前に地形図を読み込んでいればそんな期待は抱かないのだが）に少し苦しみながらも常念乗越に辿り着く。一部上部は雲に隠れていたが、槍穂の山塊が目に飛び込んで来た。燕の稜線に出た時に裏銀座の山々を目にした時と同じ感覚が再現された。森林限界を越えた風景に目を奪われたり撮影している間に、槍の穂先が雲の合間から顔を見せる。期を逃してなるものかと撮影したりと少しの間忙しかった。 ▼その後トイレを済ませザックを小屋にデポし、いよいよ山頂アタック。稜線上は陽射しも強かったが、そこそこ風も吹いており暑さは感じない。これから急登を登るには絶好のコンディションと言えるだろう。息があがらない心地の良いペースで山頂に登っていく。それほど汗もかかないので、風が吹いていても肌寒さは感じなかった。道中槍の穂先はずっと姿を見せてくれていたと思う。山頂が近づく頃、振り返って劔岳があると思われる方面を撮影。残念ながらこの写真は劔岳と方向がずれてしまったみたいだが、雲がそこそこ多いながらも、鷲羽や水晶が写っていた。 ▼いよいよ山頂着。本来なら360度のパノラマだが、稜線東側はガスに覆われてしまったみたいだ。だがメインディッシュは稜線西から北にかけての眺望なので気にならなかった。山頂で初めて奥穂が見えた気がする。その堂々とした山容は、人智を超えた巨大な岩の塊として私の目に焼き付いた。常念山頂では槍より奥穂の方が存在感があるという印象が強く残った。蝶ヶ岳からは奥穂はもっと大きく見えるらしいので、次は蝶ヶ岳からの縦走だなとぼんやり考えたりした。ぼんやりしていたので、奥穂の撮影を忘れてしまった。 ▼常念岳山頂は狭く足場も悪くあまり居心地がよくないので、長居は無用。足の遅い私は、グループに先駆けて下山開始。途中再度剱岳があると思われる方角を撮影。今度は方角は有っていたみたいだが、残念ながら剱岳は雲の中だったみたいだ。先に山頂に到着していたK副隊長曰く、劔が見えた瞬間はあったらしい。山頂から見る剱岳も次に登る機会があればだが、山頂で撮影しそこなった奥穂の写真同様、次回登山時の課題となった。 ▼あまり得意ではない下りにゴーロ帯という悪条件とガス欠が加わり、後半足が止まってしまったが、何とか小屋まで下山した。風はいつの間にか止んでいたが、陽射しは強いままだった。稜線の東側からは登ってくるガスは、稜線を越え周囲を覆いつくすだけの勢いがなく、稜線手前ではじき返され渦を巻くか、消えて行ってしまっている状態だった。よって強い陽射しが照り付ける中、常念小屋で昼食を取ることになる。暑い。陽射しが痛い。常念岳山頂からの下山中に内臓を揺らしてしまった私は、食欲が一切湧かない為、小屋で購入したコーラと総菜パンを一個だけを胃袋に流し込み、これまたメンバーに先駆けて下山を開始した。下山ルートの稜線の東側は、ガスに包まれていることから涼しかろうということで、一刻も早く灼熱地獄から逃れたいという思いも、早めの下山を後押しすることになった。 ▼小屋での休憩と注入したコーラが効いたのか、体が幾分動くまでは回復していた。涼しいと期待したガスの効果はなく、陽射しは変わらず照り付けていたが、乗越から下山するとすぐに樹林帯となるため、直射日光を避けられるだけでも暑さは大分和らぐのだった。日焼けもそれほどしなかったと思う。 ▼乗越からの下山は集中できたと思う。無理のないスピードで黙々と下っていく。一番マークしていた胸突八丁までの下りを思ったより短時間にクリア、小休止なしにそのまま下り続ける。暑さは感じなかったが、運動による発熱で体は火照り始めている様だった。笠原沢手前でメンバーが追い付いて来た。笠原沢で小休止、その後も下山を続けるが、コーラの効果が切れたのか、蓄積した疲労が原因なのか登山道は平坦になりつつあるのに対し、それに見合った速度に達ない。高度が下がるにつれ暑さを感じるようになったのもマイナス要因だ。大滝で2度目の小休止。EKさんからクエン酸ゼリーを頂く。最後の切り札ブドウ糖タブレットを注入し、山行最後の仕上げに掛かる。中々山の神が現れず、ヤキモキするが、遅くとも歩み続ける限り終わりは必ず訪れる。待ちに待った山の神を通過。疲れた体には、登山口・山の神間の少しだけ起伏がある登山道を少し手強く感じたが、ついに登山口にある建屋が目に飛び込んで来た。山行が終わったことを実感するのであった。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自家用車: 集合場所 → 常念岳登山者駐車場 【復路】 自家用車: 常念岳登山者駐車場 → 自宅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
<総括> 燕岳合戦尾根ルートと同様、北アルプス入門コースとされていることもあり、登山道はよく整備されており、難易度の高い箇所も道迷いポイントもありません。往路はそれほど長く感じないが、復路が非常に長く感じるところも共通していると感じました。只、燕岳合戦尾根コースより一ノ沢コースの方が、距離も長く累積標高も大きいことからより体力が必要であることを実感しました。決して緩いハイキングコースではないということです。 <水場> 大滝ベンチや、その他にも水場があるような記述を読んだことがあるが、今回最終水場以外それらしき水場は見つからなかった。最終水場は水量は十分豊富。少し風味に癖があると感じましたが、普通に飲めますし後日お腹の調子が悪くなったりはしていません。 <登山口〜大滝ベンチ> ・登山口から山の神までは少し傾斜のある登山道だったが、山の神から先大滝ベンチまでは傾斜はなだらかになる。路面に石が露出しているので、街中同様には歩けないが、登山道としては歩きやすい部類と感じた。 <大滝ベンチ〜胸突八丁> ・傾斜はややきつくなる。途中沢を複数回渡渉するが、増水していない限り問題はない。渡渉後、登山道を見失うということもなかった。 ・登山道と沢が重なっている箇所が数か所あるが、水もきれいでぬかるんではいないため、憂鬱にはならなかった。水がきれいで冷たい証拠として、サンショウウオが生息している模様（写真11参照）あまり動作が機敏ではないので、踏まないよう注意されたし。 <胸突八丁〜最終水場> ・胸突八丁からの階段による急登部はあっという間に終わる。滑落多発地点で本日の核心部と身構えていたが、常識的な注意をもって対応すれば十分対応可能。とは言え、この地点で実際に滑落が多発しているのは事実であろう。下山時の階段部分では、疲労で集中力が散漫になり、足を滑らせ滑落という事態は十分想定されると感じた。 ・階段による急登が終わると、沢を高巻きながらのトラバースとなる。この部分の登山道は幅員も狭いので滑落リスクは0ではないが、ここも常識的な注意で対応可能とみる。譲り合えば対向者との離合もそれほど苦も無く行えると実感した。 <最終水場〜常念小屋> ・崩落が頻繁にあると言われている箇所（写真22）は最終水場を過ぎてすぐにある。この部分は、崩落に注意しながら出来るだけ足早に通過されたし。2022年8月11日現在、崩落した土砂の登山道への堆積はなく路面は水平を保っていた。 ・胸突八丁周辺が核心部であると思い込んでいるため、最終水場から常念小屋までは傾斜が緩むと勝手に期待していたが、傾斜が緩んだという実感はなかった。木製の梯子のような階段（写真23参照）を10回近く登った記憶がある。 ・常念小屋まで残り800m、500m、300m地点にベンチが設置されていてありがたい。小屋まで最後にひと踏ん張りする為に呼吸を整えるのに非常に便利。今回私は800m地点のベンチで小休止を入れさせてもらった。 <常念小屋〜常念岳山頂> ・山頂までゴーロ帯が続く。一つ一つの岩が大きく重さもそこそこある為、浮石を踏んでも、落石や足元がグラつく心配をそれほどせずに、岩に足を乗せることができると思う。 ・傾斜はきついと思う。感覚的だが、今回の常念小屋〜常念岳の登りの方が、距離も標高もある薊畑〜聖岳よりきつく感じた。息が切れないことに重点を置き、かなりゆっくりとしたスピードで登った結果山頂まで76分掛ったが、標準CT（70分）とそれほど差はなかった。 ・登下山時に、高度感や難易度が高いと感じた場所はなかった。またペイントによる誘導もしっかりしているのでルートを外すリスクも小さいと思う。 ・山頂部は、岩で足場も悪く狭いためあまり居心地はよくない。山頂付近でゆっくりするのであれば、山頂手前で山頂部を巻いて蝶ヶ岳方面に少し進んだあたりの場所が、穂高や槍の眺望も楽しめて丁度良い模様。 |
| その他周辺情報 | ▼第一駐車場は、午前１時着時点でほぼ満車状態。第二駐車場にはまだ余裕があるように見えました。ただ、第一駐車場と第二駐車場はそんなに離れていません。また、第一駐車場の上部には、3箇所程度、路肩駐車できるスペースがありました。 ▼下山後の入浴は、ほりでーゆ〜四季の里を利用。入浴料\550 http://www.holiday-you.co.jp/spa.html |
写真
1. おはようございます。2022年山の日は、常念岳に登ります。出発時の駐車場の様子を撮影したかったのですが、失敗しています。第一駐車場は、午前1時時点で満車でした。第二は少し余力があったと記憶しています。
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8/11 4:40
1. おはようございます。2022年山の日は、常念岳に登ります。出発時の駐車場の様子を撮影したかったのですが、失敗しています。第一駐車場は、午前1時時点で満車でした。第二は少し余力があったと記憶しています。
2. まずは登山口を目指します。暗いせいか、撮影が上手くいっていませんね。
3. 登山口までは20分程度の舗装路歩きです。本日のメンバーは、K副隊長、Mさん【元インド駐在】です。元々A隊長も参加予定でしたが、急遽参加できなくなってしまいました。残念です。
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8/11 4:42
3. 登山口までは20分程度の舗装路歩きです。本日のメンバーは、K副隊長、Mさん【元インド駐在】です。元々A隊長も参加予定でしたが、急遽参加できなくなってしまいました。残念です。
4.登山口着。本日はここでEKさんと待ち合わせ。EKさんはK副隊長が聖岳登山時にお知り合いになったエネルギッシュな方です。私はなるべく足を引っ張らないよう気を付けないといけません。
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8/11 4:57
4.登山口着。本日はここでEKさんと待ち合わせ。EKさんはK副隊長が聖岳登山時にお知り合いになったエネルギッシュな方です。私はなるべく足を引っ張らないよう気を付けないといけません。
6. まずは常念小屋を目指します。距離5.7�辧�標高差1150mということなので、私にとっては決して楽勝コースではないでしょう。
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8/11 5:07
6. まずは常念小屋を目指します。距離5.7�辧�標高差1150mということなので、私にとっては決して楽勝コースではないでしょう。
7. 出発して10分程度で山の神着。なんか今回の山行はピンボケ写真が多いなあ。
9. 大滝着。ベンチもありますが、山と高原の地図の王滝ベンチとは字も違いますし、位置も少しずれているみたいです。
10. 大滝には水場があると聞いたけど、それらしきものは見つかりませんでした。飲んでいる人は見かけませんでしたけど、沢の水が飲めるということなんでしょうかね？
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8/11 5:59
10. 大滝には水場があると聞いたけど、それらしきものは見つかりませんでした。飲んでいる人は見かけませんでしたけど、沢の水が飲めるということなんでしょうかね？
11. ご存じの通り一ノ沢ルートは、沢を何度か渡渉します。増水していなければ、どの渡渉地点も難なく渡れると感じました。今のところ空は雲で覆われていますが、予報では雨は降らない筈。
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8/11 6:22
11. ご存じの通り一ノ沢ルートは、沢を何度か渡渉します。増水していなければ、どの渡渉地点も難なく渡れると感じました。今のところ空は雲で覆われていますが、予報では雨は降らない筈。
12. 渡渉後もリボンの誘導があり、道に迷うことはないと思います。
14. 写真13地点で渡渉すると、すぐにある道標。笠原沢という地点らしい。ここまで比較的歩きやすかったので、休憩なし2時間弱で3.7�卻發い突茲討い泙后５�離的にも標高的にも半分くらい熟したことになります。
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8/11 6:51
14. 写真13地点で渡渉すると、すぐにある道標。笠原沢という地点らしい。ここまで比較的歩きやすかったので、休憩なし2時間弱で3.7�卻發い突茲討い泙后５�離的にも標高的にも半分くらい熟したことになります。
15. 登山道と沢が重なっているところにいたサンショウウオと思われる生物。水が冷たくきれいな証拠なのでしょうね。
16. このように小さく沢を渡渉する場所もあります。そして雲が切れて青空が見えてきましたね。
18. 同じく胸突き八丁にて来た方角を振り返って撮影。大分高度を上げたなという実感が湧きました。
18-2. 写真18をPeakfinderに掛けてみる。なんと浅間が見えていたのね。
19. 胸突八丁にて今度は常念岳方面を撮影。再度空は雲で覆われてしまいましたが、ポジティブなK副隊長は、「頂上に着くころには晴れていると思う」と言っていました。
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8/11 7:38
19. 胸突八丁にて今度は常念岳方面を撮影。再度空は雲で覆われてしまいましたが、ポジティブなK副隊長は、「頂上に着くころには晴れていると思う」と言っていました。
20. 小休止終了。胸突八丁からは、いよいよ急登が始まります。EKさん「ここまでは散歩、これからが登山」、エーッ？ここまでも私にはそんなに楽ではなかったんですけど。流石無尽蔵のスタミナをお持ちなだけある発言。
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8/11 7:39
20. 小休止終了。胸突八丁からは、いよいよ急登が始まります。EKさん「ここまでは散歩、これからが登山」、エーッ？ここまでも私にはそんなに楽ではなかったんですけど。流石無尽蔵のスタミナをお持ちなだけある発言。
21. 最終水場着。胸突八丁の急登はそれほど長く続きませんでした。途中警戒していた滑落が多いとされているトラバースゾーンも、常識的な注意で十分対応可能でした。
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8/11 8:03
21. 最終水場着。胸突八丁の急登はそれほど長く続きませんでした。途中警戒していた滑落が多いとされているトラバースゾーンも、常識的な注意で十分対応可能でした。
22. 落石が多いとされている箇所。よく崩落するみたいです。以前ネットで見た写真では、土砂が積って、路盤は水平を保っていなかった様に見えたのですが、その後整備されたみたいで歩きにくさは一切感じませんでした。
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8/11 8:06
22. 落石が多いとされている箇所。よく崩落するみたいです。以前ネットで見た写真では、土砂が積って、路盤は水平を保っていなかった様に見えたのですが、その後整備されたみたいで歩きにくさは一切感じませんでした。
23. 胸突八丁が終わった後の、最終水場から常念小屋までは、楽かと思っていましたが、そうでもなかったです。写真の様な階段を10回近く登った記憶があります。
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8/11 8:12
23. 胸突八丁が終わった後の、最終水場から常念小屋までは、楽かと思っていましたが、そうでもなかったです。写真の様な階段を10回近く登った記憶があります。
24. 小屋まで800m地点の第一ベンチ、小休止を入れてもらいました。
26. 第三ベンチ通過。小屋まで500mの第二ベンチも撮影したつもりだったけど、撮影し忘れたらしい。写真が見つからなかった。
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8/11 8:41
26. 第三ベンチ通過。小屋まで500mの第二ベンチも撮影したつもりだったけど、撮影し忘れたらしい。写真が見つからなかった。
27. 常念岳へ登っていく登山者が見えたので撮影した写真だが、所詮スマホのカメラでは捉えきれなかったみたい。そしてK副隊長の予言通り、晴れてきました。
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8/11 8:50
27. 常念岳へ登っていく登山者が見えたので撮影した写真だが、所詮スマホのカメラでは捉えきれなかったみたい。そしてK副隊長の予言通り、晴れてきました。
28. つい最近、山の写真は撮影時空を多めにした方が良いと聞いたので試してみたけど、私の好みでは写真27の方が良い構図に見える。
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8/11 8:50
28. つい最近、山の写真は撮影時空を多めにした方が良いと聞いたので試してみたけど、私の好みでは写真27の方が良い構図に見える。
31-2. 右のピークが横通岳なんだ。てっきり左横通岳、右大天井岳と思っていました。
32. そして本日のメインディッシュ、常念岳方面を撮影。完全に雲が取れて、晴れてきましたよ。そして有名なことですが、常念乗越から見えているこのピークは偽ピークです。
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8/11 8:59
32. そして本日のメインディッシュ、常念岳方面を撮影。完全に雲が取れて、晴れてきましたよ。そして有名なことですが、常念乗越から見えているこのピークは偽ピークです。
33. 写真32も、敢えて空を広く撮影してみたけど、やっぱり自分が良いと思う感覚で撮影した構図のほうが良いと思うな。よし、これを代表写真としよう。
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8/11 8:59
33. 写真32も、敢えて空を広く撮影してみたけど、やっぱり自分が良いと思う感覚で撮影した構図のほうが良いと思うな。よし、これを代表写真としよう。
34. 乗越に到着後、撮影に忙しくて時間はあっという間に過ぎ去っていきます。ですので…
35. 槍ヶ岳穂先の雲が取れるのをじっと待っている必要はありませんでした。気がつくと…
37. 穂先キター。槍ヶ岳には、なけなしの体力がこれ以上なくなる前に登っておきたいなあ。
38. さて、トイレを済ませたり、小屋にザックをデポしたりと常念岳登頂に向けての準備を整えます。因みにザックは無料でデポさせてくれます。
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8/11 9:11
38. さて、トイレを済ませたり、小屋にザックをデポしたりと常念岳登頂に向けての準備を整えます。因みにザックは無料でデポさせてくれます。
39. 準備完了、常念岳登頂に出発です。乗越から400m程度高度を上げないといけないので、他メンバーには先に行ってもらい、体力のない私はかなりゆっくり目で登ることにしました。
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8/11 9:17
39. 準備完了、常念岳登頂に出発です。乗越から400m程度高度を上げないといけないので、他メンバーには先に行ってもらい、体力のない私はかなりゆっくり目で登ることにしました。
42. 乗越から山頂までは基本的にゴーロ帯です。浮石も沢山あるのですが、石の大きさがそこそこあるので、落石や足を掬われるのではとそれ程心配せずに、石に足を乗せて登っていけたと記憶している。
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8/11 9:40
42. 乗越から山頂までは基本的にゴーロ帯です。浮石も沢山あるのですが、石の大きさがそこそこあるので、落石や足を掬われるのではとそれ程心配せずに、石に足を乗せて登っていけたと記憶している。
43. この写真に写っている人と自分の心地よいと感じるペースが丁度一緒でしたので、頂上付近まで一緒に登っていく感じでした。
44. 偽ピーク、近くはなっているけど、劇的に近くなったと感じがしない。偽ピークと知っているから良いけど、知らずにあそこに到達してまだ先があると知ったらショックだろうな。
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8/11 10:06
44. 偽ピーク、近くはなっているけど、劇的に近くなったと感じがしない。偽ピークと知っているから良いけど、知らずにあそこに到達してまだ先があると知ったらショックだろうな。
45. ここでも空を広くした構図で撮影してみる。うーん、どうなんだろうなあ。ここでは空を広くしても悪くないと思うけど、やっぱり自分としては写真43の方がしっくり来るなあ。
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8/11 10:06
45. ここでも空を広くした構図で撮影してみる。うーん、どうなんだろうなあ。ここでは空を広くしても悪くないと思うけど、やっぱり自分としては写真43の方がしっくり来るなあ。
46. 偽ピークも過ぎました。山頂部への登頂だけを切り取ったら、聖の方が楽かもと思いながら登っていると、目の前に三股からの登山道が合流してきました。あと少しです。
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8/11 10:22
46. 偽ピークも過ぎました。山頂部への登頂だけを切り取ったら、聖の方が楽かもと思いながら登っていると、目の前に三股からの登山道が合流してきました。あと少しです。
47. 山頂目前で振り返り、剱岳当たり写っていないかなあと期待しながら撮影。
47-2. 残念、劒とは見当違いの方角を撮影してしまったみたいです。そうか、鷲羽とか水晶とかが見えていたんだあ。いつか必ず行きたいですね。
48. ああ、ついに山頂が目の前に来ました。短いですがビクトリーロードです。
49. 山頂着。山頂は岩がゴロゴロして狭い。記念撮影の列ができていました。私には珍しく、山頂標と自分を一緒にMさん【元インド駐在】に撮影してもらいました。(10:38撮影)
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49. 山頂着。山頂は岩がゴロゴロして狭い。記念撮影の列ができていました。私には珍しく、山頂標と自分を一緒にMさん【元インド駐在】に撮影してもらいました。(10:38撮影)
50. 常念山頂からは、奥穂高がものすごく存在感があったと記憶しております。槍よりもです。山頂は足場の良くなく、混雑もあり長居できる場所ではないみたいです。（10:38 撮影）
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50. 常念山頂からは、奥穂高がものすごく存在感があったと記憶しております。槍よりもです。山頂は足場の良くなく、混雑もあり長居できる場所ではないみたいです。（10:38 撮影）
51. 山頂で槍は撮影していますが、なぜ、奥穂を撮影しなかったのかと今、後悔しています。
52. 歩みの遅い私から下山開始しています。下山開始してからすぐに、奥穂を撮影していないことに気が付き、慌てて撮影したのがこの写真。奥穂と思って撮影していますが、実は北穂。
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8/11 10:44
52. 歩みの遅い私から下山開始しています。下山開始してからすぐに、奥穂を撮影していないことに気が付き、慌てて撮影したのがこの写真。奥穂と思って撮影していますが、実は北穂。
53. アップして撮影していますが、これも北穂。ああ、大失敗です。次、いつ行けるかわかりませんが、次回は絶対に奥穂を撮影する。蝶ケ岳から見える奥穂も凄いらしいから、縦走してもいいかな。夢が膨らみます。
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8/11 10:44
53. アップして撮影していますが、これも北穂。ああ、大失敗です。次、いつ行けるかわかりませんが、次回は絶対に奥穂を撮影する。蝶ケ岳から見える奥穂も凄いらしいから、縦走してもいいかな。夢が膨らみます。
54-2. おしい、雲さえなければ方角ばっちりだったのに。赤牛なんかが見えていたんだねえ。
56. もう一度剱岳見えていないかなと未練がましく撮影した写真。
57. 写真56から、場面も時間も飛んでいます。山頂から小屋まで下ってきて、お昼ご飯も済ませました。これまた歩みの遅い私はメンバーに先立って出発しました。以後は山行タイム記録のためだけの写真が続きます。
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8/11 12:23
57. 写真56から、場面も時間も飛んでいます。山頂から小屋まで下ってきて、お昼ご飯も済ませました。これまた歩みの遅い私はメンバーに先立って出発しました。以後は山行タイム記録のためだけの写真が続きます。
58. 今気が付いたけど、最終水場まで30分程度しか掛かっていないんだ。もっと長く感じたけどなあ。
59. 胸突八丁まで一時間弱かあ。私にしては早いね。山小屋で飲んだコーラが効いているのかもしれない。
60. 笠原沢近くのベンチで小休止。このちょっと手前でメンバーが追い付いてきました。この後、私はペースダウン、コーラ効果が切れたのだと思います。
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8/11 13:38
60. 笠原沢近くのベンチで小休止。このちょっと手前でメンバーが追い付いてきました。この後、私はペースダウン、コーラ効果が切れたのだと思います。
61. 大滝ベンチで再度小休止。ここではEKさんからクエン酸ゼリーを頂きました。あと、最後の切り札、ブドウ糖タブレットを注入。ラストスパートです。
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8/11 14:36
61. 大滝ベンチで再度小休止。ここではEKさんからクエン酸ゼリーを頂きました。あと、最後の切り札、ブドウ糖タブレットを注入。ラストスパートです。
62. ゴールに辿り着名前に通過しなければならない山の神にようやく到着。なかなか現れないのでヤキモキしていました。ここまで来れば本当にあと少しです。
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8/11 15:25
62. ゴールに辿り着名前に通過しなければならない山の神にようやく到着。なかなか現れないのでヤキモキしていました。ここまで来れば本当にあと少しです。
64. ゴール。いつものことだけど、下山はどうしてこんなに長く感じるのでしょうね。より時間を要する往路では、そんなには長く感じなかったのに。
2
8/11 15:37
64. ゴール。いつものことだけど、下山はどうしてこんなに長く感じるのでしょうね。より時間を要する往路では、そんなには長く感じなかったのに。
65. 駐車場まで帰ってきました。いいお山でした。鈍足の私にお付き合いいただき、ありがとうございました。EKさんはもっと早く歩けたのに、ストレスが溜まったことと思いますが、これに懲りずにまたどこかの山、一緒に登って下さい。ありがとうございました。
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8/11 16:01
65. 駐車場まで帰ってきました。いいお山でした。鈍足の私にお付き合いいただき、ありがとうございました。EKさんはもっと早く歩けたのに、ストレスが溜まったことと思いますが、これに懲りずにまたどこかの山、一緒に登って下さい。ありがとうございました。
おまけ-1. EKさんからの頂き物かな。写真16地点付近を歩いているMさん【元インド駐在】と私。
おまけ-3. これもEKさんかな？写真27・28を撮影中の私と思います。
感想
▼幸運にも、常念岳に登る機会に恵まれました。そして天候にもそこそこ恵まれ、かねてから聞いていた槍穂の眺望を堪能することが出来ました。
▼今回は、聖岳で知り合いになったEKさんも我々の山行に参加してくれました。EKさんは、無尽蔵の山への情熱とスタミナをお持ちの方で、山行中K副隊長との会話をずっとラジオの如く聞かせていただいていましたが、感心すること頻りでした。一番凄いなと感じたのは、聖岳を登った翌週に荒川三山と赤石岳を二泊三日で縦走したというお話かな。荒川三山や赤石岳は私もぜひ登ってみたい山ですが、一気に二座を縦走で登頂してしまうというのは絶対真似が出来ないと思う。重ね重ねすごいと思いました。
▼取り合えずコース状況と写真キャプションが完成したので、アップしてしまう。後日天候欄を記載する予定。また、頂き物の写真が入手出来たり、思い出したことがあれば感想欄にも加筆する予定。
▼動画も撮影したのでアップしておく
<常念乗越より>
<常念岳山頂より>
▼備忘録
・行動食
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timepotter さん
また、どこかにご一緒させて下さいませ。 by A
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