鳥居峠〜奈良井宿
- GPS
- 06:10
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 320m
- 下り
- 57m
コースタイム
天候 | 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
盆休みの一日都合をつけてトレッキング。台風が迫っていたので候補の大杉谷から旧変更する。結果オーライだったが詰めが甘く帰着後にずぶぬれになる。
鳥居峠は以前からトレックしたかった中山道の難所。奈良井の町や架け橋は以前に行ったことがあったが江戸時代旅人の雰囲気を求めて藪原宿側かスタートする。
藪原は他への観光分岐点で立ち寄ったことはあるが歩くのは初めて。地元の町並み保存に力を入れている。燕の木彫り町飾りが良い。お六櫛の店を見学。買う気は別として愛想は良い。女主人曰く「峠は雨が降っても休息場はあるので大丈夫」に励まされる。宿をはずれると戸閉してしまった民家も多いのが気になるが石畳へ。
針葉樹に囲まれ静かな雰囲気が漂っている。1000m以上なのでひんやりとした自然の冷気だ。これだけでも来てよかったと思える。
一里塚は看板のみ。栃ノ木巨木群をへて御岳遥拝所へ。
御岳への分岐点でもあるここは江戸からくる旅人の重要地なのだろう。初めて山容を見て(今日は雲で見えないが)期待が高鳴ったに違いない。本殿左右の諸神像や碑も実に立派だ。今となっては忘れ去られた神様も多い。私の遠い親戚の先達は毎夏、オール徒歩で1か月くらいかけて御岳巡礼をしていたそうだ。今は途中をはしょって観光バスで要所を巡るのみらしい。あの噴火の時友人も御岳でアルバイトをしていたし王滝村で滝行の奇跡?まで見たことがあるので少しは縁があるのかもしれない。
峠を越え休憩所下で昼食。他の山行者はまったくいないので巨栃下の木段を占領。枝葉を精一杯広げた姿は自然そのもので嬉しくなる。何故か、たいていの巨木は針葉樹でも広葉樹でも斜面に立っている。平地よりも条件が悪いことで生命力が強くなるのだろうか。雪の重みで根の曲がった材はとても強いという。
「木曾の栃 浮世の人の 土産かな 芭蕉」
下りは木橋が多い。古戦場を経て再度の石畳。奈良井宿は祭礼の最中だったこともありコロナ後の賑わいだった。あとは写真参照。
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