大朝日岳から鳥原山

2014年05月31日(土) 〜 2014年06月01日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,674m
• 下り: 1,672m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:10

5:30 古寺鉱泉
6:30 6:30 一服清水
7:30 7:30 三沢清水
8:46 8:46 古寺山
10:40 10:40 銀玉水
11:09 11:09 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
11:28 11:28 大朝日岳
13:40 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）

2日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:19

6:00 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
7:21 7:21 小朝日岳
8:21 8:21 鳥原山
9:55 9:55 田代清水
11:19 古寺鉱泉

5/31　古寺鉱泉　6:05　-　合体の樹　6:34　-　<先行パーティ>　ハナヌキ峰分岐　7:41　-　古寺山山頂　8:46　−　銀玉水　10:40　-　大朝日岳避難小屋　11:09　-　大朝日岳頂上　11:28
<後続パーティ>　大朝日岳避難小屋　13:41
6/01　大朝日岳避難小屋　6:04　-　小朝日岳　7:23　-　鳥原山展望台　8:35　-　田代清水　9:55　-　古寺鉱泉　11:19

天候

5/31　快晴　高温、高湿
6/1　快晴　高温、高湿

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5/30　19:10　相模原を出発し、稲城ICから中央高速、西新宿経由で東北道に入る。途中で食事、給油し、村田JCTから山形道に入り、月山PAには24:40頃到着し、朝まで仮眠する。
5/31　朝4:30位に別パーティと合流し、古寺鉱泉に向かう。
古寺鉱泉には10台位の車が居るが、その殆どが大朝日岳登山と思われる。
6/1　11:15　古寺鉱泉に到着した。　「大井沢温泉館 湯ったり館」に入り、「手打ちそば茂右衛門」で板蕎麦、てんぷら　を食べ、一路　帰路に。東北道は館林辺りで事故渋滞、15Kmを4時間の表示があり、一路、北関東自動車道から関越に入り、圏央道から高尾山へ回る。20時過ぎには帰宅した。

コース状況／危険箇所等

5/31　駐車場から古寺鉱泉の間で雪の少なさを感じた。　合体の樹から一服清水を過ぎる頃には雪も見え始め、ハナヌキ峰分岐付近では雪の量も多くなってきたが、古寺山稜線までは雪面、夏道を交互に登る様に、二年前の5月中旬に来た時に比べ、雪が少なく歩きにくく時間の掛かる歩行をなった。
稜線に上がってから、古寺山までは、北側に雪庇も見られるが特に悪い所もなく通過した。小朝日岳への登りも。雪面、夏道の繰り返しではあったが、トラバース道を行くには少々早いようだ。　銀玉水では　標識は見えているものの水場は雪の中で使えなかった。　広く急な雪面を登り、程なくして大朝日避難小屋に到着した。先行パーティのMさんが出迎えてくれた。（先行3名の二人は日帰りと言うことで、先に下降した。)　この日の避難小屋は4名の予定だったが、地元の山岳会の一行が訪れ賑やかな小屋となった。
6/01　日の出前に起き、大朝日岳に向かう。　今日も快晴で熱くなりそうだ。
朝食後　6:00過ぎに小屋を出て、小朝日岳に向かう。　此処から、初めてのコースとなる、鳥原山に向かう。　急な下りを所々　ロープを伝って降りるが、雪道、夏道が現れルートを見失う事もあり、多少時間を使った。　鳥原山避難小屋と古寺鉱泉方面への分岐を探すが、広い雪面では見つからず、雪面を北に向かい、夏道に出たが、其処からも雪道、夏道が交互に現れ大分時間を使った。
大凡、尾根の北側を歩いているのだが、時々　尾根上を歩き、今　何処に居るかと思いつつ、田代清水に到着した。　この時期で水量が少なく、夏には涸れるのではと思われる。　此処から畑場峰は近いと思われたが、一向に分岐点が現れない、この道が古寺鉱泉に向かっているのか大いに心配したが、微かに見える稜線と周りの風景、段々近くなる渓流の音を聞き古寺鉱泉に向かっている、との確信を得てひたすら下る。　ほぼ　コースタイムで下れたようだ。このコースはテープも少なく、雪の時期はルートファンディングに苦労するだろう。

写真

5/31 5:47

2014　5/31 5:47 古寺鉱泉　駐車場。　手前には10台位の車が駐車していた。

5/31 5:56

2014/5/31 5:56 古寺鉱泉　駐車場の説明

5/31 5:57

2014/5/31 5:57 古寺鉱泉　駐車場

5/31 5:57

2014/5/31 5:57　Kさん一行も到着した。　これで4、名となる。

5/31 6:05

2014/5/31 6:05 愈々、出発する。 K,M,Sの順番。

5/31 6:06

2014/5/31 6:06 古寺鉱泉　前のM(自分）。

5/31 6:09

2014/5/31 6:09 今年は一昨年と比べ、雪が少ないように感じる。　古寺鉱泉前にて。

5/31 6:34

2014/5/31 6:34 合体の樹に到着。

5/31 6:37

2014/5/31 6:37 先行する、Mさん。

5/31 6:37

2014/5/31 6:37 少々遅れ、合体の樹に到着。

5/31 7:31

2014/5/31　7:31　綺麗に咲いた　ツツジ？

5/31 7:36

2014/5/31 7:36 最初の水場。 一服清水

5/31 7:36

2014/5/31　7:36　数歩戻り、再度撮影。　一服清水

5/31 7:38

2014/5/31　7:38　ハナヌキ峰分岐辺り。

5/31 7:41

2014/5/31　7:41　ハナヌキ峰分岐。

5/31 7:49

2014/5/31 7:49 古寺山の稜線を眺める。　この斜面、一昨年は一面雪の原だった所。

5/31 7:51

2014/5/31 7:51　来た道を振り返る。

5/31 8:16

2014/5/31　8:16　先行の3名は古寺山の稜線手前に。

5/31 8:18

2014/5/31　8:18　新緑の中にブヨが飛ぶ。

5/31 8:34

2014/5/31　8:34　先行の3名は既に古寺山の稜線上に。　小朝日岳、大朝日岳を望む。　Kさんと、Sさん。

5/31 8:34

2014/5/31　8:34　先行の3名は既に古寺山の稜線上に。　小朝日岳、大朝日岳を望む。　何しろ快晴。

5/31 8:38

2014/5/31 8:38　古寺山の稜線に近づく。新緑と雪面のコントラストが眩しい。

5/31 8:38

2014/5/31 8:38　ハナヌキ峰の分岐から可なり上ってきた。カメラの前にブヨが飛び交っている。

5/31 8:46

2014/5/31 8:46　最近の暖かさで雪解けが進んでいる。

5/31 8:46

2014/5/31　8:46　先行の3名は既に古寺山山頂。　大朝日岳　避難小屋の管理人さんも登場。

5/31 8:46

2014/5/31　8:46　古寺山山頂　小朝日岳、大朝日岳を望む。

5/31 8:57

2014/5/31　8:57　カタクリの花。

5/31 8:58

2014/5/31 8:58　新緑と青い空のコントラスト。

5/31 8:58

2014/5/31 8:58　単独行の方に抜かれた。

5/31 9:17

2014/5/31 9:17　やっとのことで稜線に到着した。小朝日岳、大朝日岳が望まれる。

5/31 9:26

2014/5/31 9:26　夏道が出ているが、雪庇も多い。

5/31 9:26

2014/5/31 9:26　雪庇越しに、．．．．．

5/31 9:50

2014/5/31 9:50　小朝日岳へ上り返す手前から、来た道を振り返る。

5/31 9:58

2014/5/31　9:58　先行の3名は既に小朝日岳を下り、巻道の分岐に到着。

5/31 10:21

2014/5/31 10:21　小朝日岳　直下。　先行者を眺める。

5/31 10:27

2014/5/31　10:27　先行の3名は既に小朝日岳を過ぎ、気持ちの良い稜線漫歩。

5/31 10:40

2014/5/31　10:40　先行の3名は大朝日岳手前の銀玉水から最後の雪面を上る。

5/31 11:02

2014/5/31 11:02　小朝日岳　頂上からの眺め。　ブヨの多さが意外にダメージ。

5/31 11:03

2014/5/31　11:03　先行の3名は避難小屋手前のなだらかな道を．．．

5/31 11:09

2014/5/31　11:09　先行の3名は避難小屋に到着。

5/31 11:28

2014/5/31　11:28　大朝日岳　山頂のMさん。

5/31 11:47

2014/5/31　11:47　先行の3名のKさんと、Sさんは日帰りのため、下山。

5/31 12:17

2014/5/31 12:17　早いパーティが下山してくる。

5/31 12:17

2014/5/31 12:17　大朝日岳　銀玉水　手前の稜線。下山の二人を見送る。

5/31 12:43

2014/5/31 12:43　大朝日岳　銀玉水　手前の稜線。

5/31 12:43

2014/5/31 12:47 大朝日岳　銀玉水への下り。

5/31 13:11

2014/5/31 13:11　大朝日岳　避難小屋手前の雪面。

5/31 13:11

2014/5/31 13:11　大朝日岳　手前　雪面の傾斜はこのくらいです。

5/31 13:11

2014/5/31 13:11　大朝日岳　手前の雪面、まだまだです。

5/31 13:31

2014/5/31 13:31　大朝日岳　稜線に上がると心地よい風が。

5/31 13:34

2014/5/31 13:34　大朝日岳　避難小屋が大きくなってきました。

5/31 13:41

2014/5/31 13:41　避難小屋でMさんが出迎えです。先行の3名から2.5時間遅れ。　ヤレヤレ。

5/31 14:55

2014/5/31 14:55　避難小屋でビールを飲み、昼寝状態のMさんです。

5/31 14:56

2014/5/31 14:56　避難小屋　窓越しに西朝日岳方面です。

5/31 16:33

2014/5/31 16:33　昼寝あけ、夕方の西朝日、以東岳　方面です。

5/31 16:34

2014/5/31 16:34　日がナガーイですね。

5/31 16:36

2014/5/31 16:36　大朝日岳　の稜線越しに西日が当たっています。

5/31 16:37

2014/5/31 16:37　上ってきた道を振り返ります。

5/31 18:54

2014/5/31 18:54　以東岳方面に日の入りです。　何と　18:54でした。

5/31 18:55

2014/5/31 18:55　以東岳方面に沈みました。

6/1 4:13

2014/6/1 4:13　日の出　真近です。

6/1 4:14

2014/6/1 4:14 写真を撮る　Mの姿。

6/1 4:15

2014/6/1 4:15 写真を撮る　Mの姿。

6/1 4:17

2014/6/1 4:17 朝焼けの月山、鳥海山。

6/1 4:17

2014/6/1 4:17 太陽が昇ってきました。

6/1 4:18

2014/6/1 4:18 避難小屋の前から、頂上を望む。

6/1 4:20

6/1 4:20

2014/6/1 4:20 頂上に向かう、Mさん。

6/1 4:31

2014/6/1 4:31 朝焼けの飯豊連峰。

6/1 4:31

2014/6/1 4:31 大朝日岳　頂上で、MさんとM、寒くはありません。

6/1 4:32

2014/6/1 4:32 月山方面を俯瞰する　Mさんの姿。バックは飯豊連峰。

6/1 4:32

2014/6/1 4:32 飯豊連峰。

6/1 4:32

2014/6/1 4:32 月山と鳥海山。

6/1 4:33

2014/6/1 4:33 大朝日岳のシルエット。

6/1 4:34

2014/6/1　4:34　大朝日岳山頂から、朝焼けの西朝日岳、以東岳方面を望む。

6/1 4:35

2014/6/1　4:34　大朝日岳山頂から、朝焼けの小朝日岳、古寺山を望む。

6/1 4:35

2014/6/1　4:34　大朝日岳山頂から、朝焼けの小朝日岳、鳥原山を望む。

6/1 4:36

2014/6/1　4:36　大朝日岳山頂の三角点。

6/1 4:36

2014/6/1　4:36　大朝日岳山頂のMさん。

6/1 4:37

2014/6/1　4:37　大朝日岳山頂。

6/1 4:43

2014/6/1　4:43　大朝日岳山頂から避難小屋への下り。

6/1 4:48

2014/6/1　4:48　避難小屋と、鳥海山、月山、Mさん。

6/1 5:58

2014/6/1　5:58　出発前の避難小屋1階。

6/1 5:58

2014/6/1　5:58　出発前の避難小屋1階。

6/1 5:58

2014/6/1　5:58　出発前の避難小屋の中の管理人さん。　肖像権侵害か？

6/1 6:02

2014/6/1　6:02　スッキリした鳥海山と月山。

6/1 6:02

2014/6/1　6:02　避難小屋前から蔵王？　方面。

6/1 6:02

2014/6/1　6:02　出発前の避難小屋。

6/1 6:04

2014/6/1　6:04　快晴の中、避難小屋前の鐘と月山。

6/1 6:04

2014/6/1　0\6:04　出発前　避難小屋前でMさん。

6/1 6:05

2014/6/1　6:05　何処までも青い空と白い稜線。

6/1 6:09

2014/6/1　6:09　青い空と白い稜線の中に浮かぶ避難小屋。

6/1 6:16

2014/6/1　6:16　銀玉水目指して雪面を下る。

6/1 6:19

2014/6/1　6:19　銀玉水目指して雪面を下るMさん。後方に鳥海山と月山。

6/1 6:20

2014/6/1　6:20　銀玉水目指して雪面を下る。

6/1 6:26

2014/6/1　6:26　小朝日岳までのなだらかな稜線。

6/1 6:37

2014/6/1　6:37　小朝日岳までのなだらかな稜線の中の雪庇。

6/1 7:21

2014/6/01　7:21　小朝日岳から大朝日岳を振り返る。

6/1 7:23

2014/6/1　7:23　小朝日岳山頂から月山と大井沢村。

6/1 7:29

2014/6/1　7:29　小朝日岳山頂にて、Mさん。

6/1 7:39

2014/6/1　7:39　小朝日岳山頂から鳥原山に向け下る。

6/1 7:47

2014/6/1　7:47　鳥原山に向け下るが、所々　雪面があり夏道を探しつつ下る。

6/1 7:47

2014/6/1　7:47　鳥原山に向け下るが、所々　雪面があり夏道を探しつつ下るMさん。

6/1 8:11

2014/6/1　8:11　鳥原山に向け下るが、所々　雪面、雪庇が続く。　Mさん　カッコいい？？

6/1 8:33

2014/6/1　8:33　鳥原山に山頂前のM。

6/1 8:35

2014/6/1　8:35　鳥原山山頂から小朝日岳、大朝日岳を望むが、視界にブヨの大群が！！

6/1 8:37

2014/6/01　8:37　鳥原山周辺の？？

6/1 8:42

2014/6/01　8:42　鳥原小屋まで1.1Kの標識。

6/1 8:50

2014/6/01　8:50　鳥原小屋分岐を探しながら雪面を歩くMさん。

6/1 9:55

2014/6/01　9:55　鳥原小屋分岐が見つからないまま一時間程歩き、田代清水へ到着。　夏は涸れる程度の水量。

6/1 10:57

2014/6/01　10:57　畑場峰の分岐が見つからないまま、田代清水から1時間。　怪しいい？？

6/1 11:17

2014/6/01　11:17　結局分岐は見つからないまま、田代清水から1時間半程で古寺鉱泉に到着。　コースタイム通りか？

6/1 11:19

2014/6/01　11:19　到着

6/1 11:28

2014/6/01　11:28　駐車場にてMさん。

6/1 11:28

2014/6/01　11:28　駐車場にてM。

撮影機器：

IXY 210F CANON

D90 ニコン

感想

s-mochi

今回の朝日連峰は半年ぶりの山行であり、体力、気力が気がかりで有ったが、結果的にその通りになり、初日は先行の3名から2時間強の遅れで、大朝日小屋に到着した。　
翌日は体力も回復し、気力も戻ったので、何とかMさんに付いていくことが出来た。
6月の初めの、この暖かさはブヨの季節、半端なく多くのブヨに悩まされた。　写真の多くのアングルにブヨが飛んでいる。
鳥原山周辺は入山者が少ないせいか、目印となるテープも少なく、雪道と夏道が交差し多くの時間を費やすこととなった。　最後の畑場峰の分岐も見つからず、不安の中　古寺鉱泉への下りとなった。
避難小屋が充実している東北の山、特に梅雨入り前のこの季節は残雪が豊富で入山者が少なく快適そのものだが、やはりブヨ対策は必須。