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記録ID: 4623799
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ハイキング
近畿

蜘蛛の巣地獄から猪への恐怖 8匹に遭遇!長命寺山、奥島山、八幡山

2022年08月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:32
距離
12.3km
登り
808m
下り
799m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:09
休憩
0:24
合計
4:33
距離 12.3km 登り 810m 下り 809m
7:34
41
スタート地点
8:15
8:22
28
8:50
9:03
120
11:03
11:04
23
11:27
11:28
21
11:49
11:51
16
12:07
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
猪が掘り返した形跡が至るところにあり
長命寺山山頂からの展望
長命寺山山頂からの展望
奥島山山頂 立派な御神体岩が祀られている
奥島山山頂 立派な御神体岩が祀られている

感想

 ツレが近江八幡の寺で瞑想体験をするついでに、私はその近所の山を散歩しようと思った。長命寺山だけでは物足りないので、空奏テラスからの展望を楽しみ、奥島山を通過し、もう少し北まで歩き、林道を歩いて百々神社から八幡山を縦走した。
 長命寺まで、まず808段の階段を歩こうかと思ったが虫が多くて断念し、引き返して車道から歩いた。10分程歩いたら、ガードレールの脇に登山道の入り口がある。5分程歩くと近くで豚の鳴き声が聴こえてきた。見ると地くに猪がいて山に逃げていった。午前8時は猪の活動時間なのか。登山道には猪が掘り返した跡がたくさんある。人が多く歩かれている山だと思っていたので少し驚いた。登山道はピンクテープが巻かれていてわかりやすい。しかし、黒い大きな蜘蛛が3〜5m間隔くらいで大きな巣を張っているので、枝でそれを取りながら歩かなければいけないのでスムーズ歩けない。油断すると粘着力の強いガムのような蜘蛛の巣がまとわりつき気持ちが悪い。この蜘蛛の巣は林道の手前まで続いた。大きなダンゴムシも至る所にいて、踏みつぶしてしまいそうだった。
 登山口から20分程で長命寺山に着く。山頂周辺は荒れていて、山頂には小さなプレートがあるだけで全く展望はないが、もう少し先に進むと展望のいい場所に出る。歩き進むと少し岩場が多くなり、割れ岩にしめ縄が飾られていた。空奏(そらかな)テラスも独り占め。天気がよければ比良山系を望むことができるが、今日は少しガスがかかっていた。すぐに標高424.5mの奥島山山頂に到着。立派なご神体岩が祀られていた。別名、津田山や姨綺耶山(いきやさん)とも言われている。道なりに林道分岐まで歩き進む。蜘蛛の巣は途切れることなく続く。
 やっと林道にでた。帽子を取ると蜘蛛の巣がいっぱい絡まっていた。粘着力が強すぎて、手に絡みついてなかなか取れない。ここからは蜘蛛の巣に悩まずにすむと思った矢先、猪が横切った。9時30分でもまだ活動中か。進むしかないと思い歩いていくと、林道の真ん中に猪の親子が4匹。まぢか。めちゃくちゃ怖い!どうしようと思い立ち止まっているうちに4匹は山に逃げていった。ここは人が歩く場所ではないのか。事前に山レポを確認してきたが、誰も猪に遭遇したとは書いていなかった。一瞬、ツレに電話して迎えにきてもらうことを考えたが、ここまで車が入れるのかわからなかったし、電話が繋がるのかもわからなった。熊鈴が猪に効果があるのかわからなかったが、とにかくめちゃくちゃ鳴らして歩いた。草がガザガザする度にびびり、猪の鳴き声がするたびにドキッとした。後ろから猪の鳴き声が聴こえているようでめちゃくちゃ怖かったが、振り返って本当に猪がいたらもっと怖いので、ひたすた早歩きで前を向いて歩く。そのうちに、猪の鳴き声と思っていた音が雲が流れる音だったことに気づいた。その後も2匹の猪に遭遇。何匹見ても慣れない。今日はお気に入りのウリ坊のTシャツを着ていたが、実際はウリ坊でも怖かった。今日、8匹の猪に遭遇し改めてわかったことは、3年程前に音羽山で見たのが熊に間違いないということだ。
 猪に襲われずに若宮神社までくることができて一安心。田んぼの近くを子供を連れて散歩している女性に会った。本日、初めて会う人だ。猪に遭遇したことを離したら、(地元の人は)あの山には近づかないようだ。田んぼの周りの柵は猪除けとのこと。
 猪に怯えながらの山歩きは避けたい。とりあえず百々神社まで歩いた。地元のおじさんに猪に遭遇する可能性を確認したら、この時間なら遭うことはないだろうとのことであったので八幡山ハイキングを開始した。整備された登山道で歩きやすく、猪が掘り返した跡も見らない。途中の展望スポットからは麓の町を見下ろすことができ、豊臣秀吉が築いた八幡山城の石垣もちゃんと残っていた。2時間あれば十分歩くことができます。ただ、ここでも出会ったのは5名だけであった。

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