十文字峠しゃくなげピーク過ぎました。大山あたりが見ごろ。
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 939m
- 下り
- 930m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
毛木平〜十文字峠:沢沿いの道で途中2箇所水場あり。最後水場からジグザグの登りを尾根まで上がれば、あと30分の標識あり。だらだらのトラバース気味の道をいくと難なく十文字峠へ。 全体に下ばえの植生が乏しく、鹿害ではないだろうか?特にトラバースの道は下草の緑が無い。 十文字峠:小屋の周辺は網で囲われたしゃくなげ群生が、レコ報告通りすごい数の花をつけていた。しかしすでにピークは過ぎて、茶色く変色、花が落ちているもの多数。やはり1週間の経過は大きかった。残念! カモシカ展望台:徒歩3分ぐらい、標高で50mぐらい下がったところに豊富な流れの水場あり。ここからやはり5分ぐらい、ゆるやかに上り返すと、かもしか展望台。雄大な景色が広がり、お天気なら一見の価値あり。八ヶ岳、三宝山の尾根が見渡せる。しゃくなげ群生もあり。 乙女の森:カモシカ展望台へ行く道の途中、1分ぐらい下ったところに道標あり、左折すると直ぐに2箇所手作りの展望やぐらが設置され、しゃくなげ群落を俯瞰できる。ここも花の数はものすごいが、ピークを過ぎていた。 十文字峠〜大山:小屋からしばらく、しゃくなげロードがつづく。その後、奥秩父らしい苔むしたコメツガ林の中を登っていく。最後石楠花のトンネルを抜けると、尾根に出て、右折。少し行くと、ここから最後の鎖場になる。岩場を抜ければ展望が開けて、浅間山が目に飛び込んでくる。この岩場は急傾斜なので慎重に!背の低い石楠花の道で、ちょうど見ごろであった。 大山:山頂は以外に広く、360度の展望が開ける。大山からは主峰の甲武信岳まで見渡せる。お天気なら休憩にもってこいだが、悪天時は風が半端なく強そうだ。木々の背が低く、風下の向きにしか育っていない枝ぶりが物語っている。 |
写真
感想
やっと週末天気が回復する予報となり、十文字峠のしゃくなげを見に行くことにしました。秋にここを以前に訪れた時、石楠花群生の見事さから、開花にあわせ、是非一度は見てみたいものだと思っていました。先週レコで10年に一度の当たり年と聞き、妻も誘うと、「標高差がそのぐらいなら」という事で、天気予報とあいまって即決定!
なんだかんだで、出遅れ家を出たのは金曜日の夜11時過ぎ。途中双葉SAで仮眠をとり、5時少し前に毛木平へ到着。ところが駐車場余裕で停められると思ってたら、甘かった!ちょうど満車で1台もスペースなし。タッチの差でしたね。しかたなく、奥の端っこの車の横につけさせてもらいました。朝食をとり、トイレに行くと渋滞中。20分まちぐらいでした。水洗トイレでよく整備されきれいですが、和式なのがちょっと残念。
出発は6時になってしまい、さらに花の写真撮影中に、たぶんツアーの30人ぐらいの団体さんに越される。せっかく山へ来たのに、正直、人のお尻見て登りたくないですね。ですこし時間かけて待ってから、歩き出したのですが、渡渉点にて大渋滞!そこで別ルートのちょっと高さある2本橋から追い越し、以降は追いつかれまいと、必死に歩きました。そのためか、自分としてはめずらしくコースタイムに並ぶ時間で十文字峠へ到着。
しゃくなげや如何に?残念ながらピークは過ぎてしまったと言わざるを得ない状況を飲み込むにはそれほど時間は要らなかった。ほとんどが茶色に変色して、落下しかけている。ああ、残念!でもまた来よう!しゃくなげのすごさは十分わかったのだから。まあ写真を撮るにはきれいな株を選んで撮っているので、そとめには見えないかもしれませんが・・・
そういうわけで、十文字峠よりすこし標高高い、大山まで足を伸ばしてみる事にした。これが大正解!頂上の景色もさることながら、石楠花のちょうどいい時期の群落にめぐり合え、堪能できたことが何よりでした。
一日のよいお天気と十文字峠しゃくなげに感謝。
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