【津軽の道を歩く11】目屋街道01（五代→田代）

2022年09月02日(金) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 18.3km
• 登り: 260m
• 下り: 184m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:28

7:49 スタート地点
13:17 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

In:弘南バス枯木平行きで上五代下車
Out:弘南バス西目屋役場前から弘前駅行き

コース状況／危険箇所等

今でこそ世界遺産「白神山地」の入口として知られる青森県目屋地区。
江戸時代は、豊富な林産資源と尾夫鉱山をはじめとする鉱山を抱えた弘前藩にとって重要な地区でした。
　
目屋街道は、その目屋地区と城下町弘前を結ぶ街道です。
　
弘前城下から五代までは百沢街道と同じです。
今回は、五代から現在の西目屋村の中心部、田代まで歩きました。
　
雑感です。
・五代〜国吉
　五代地区で一部道が消えています。
　りんご園の中の道は、当時と同じという保証はありません。
　りんご園の開拓の中で、適宜変更されている可能性があります。
　
・国吉〜田代
　国吉地区や黒土地区、桜庭地区で一部消失していると思われます。
　
そのほかは、基本的に現道を歩くことができますので、そんなに難しくはないと思います。

その他周辺情報

コンビニエンスストアは、国吉地区にローソンが、黒土地区にファミリーマートがあります。
また、田代には道の駅があり、レストランもあります。
自販機は適宜あります。
公衆トイレは道の駅までありませんでした。

写真

9/2 7:52

上五代バス停からスタートします。
目の前は百沢街道。
すこし弘前方面へ戻ります。

9/2 7:54

五代追分
右側が百沢街道。
左側は目屋街道。
手前が弘前方面です。

9/2 7:54

追分石
　　右　百沢
岩木山大権現
　　左　目屋
弘化2年

9/2 8:01

右手が旧道だと思いますがすぐに行き止まり。

9/2 8:05

その出た先がこちら。
たぶんこちらが旧道。

9/2 8:07

稲荷神社。
左手奥に岩木山。

9/2 8:16

まだ残っているんですね。

9/2 8:22

早生品種の主力品種「津軽」です。

9/2 8:23

弘前市方面を望む。
水田とリンゴ畑という津軽な風景。

9/2 8:24

雨上がりですので、あちらこちらで農薬散布をしています。

9/2 8:30

台風が近づいてきているため、収穫できるものは収穫しているとのこと。

9/2 8:41

高舘山
登ってみようといろいろ探しましたが、藪が深く断念、

9/2 8:43

電電公社

9/2 9:23

イタドリ

9/2 9:24

りんごと岩木山

9/2 9:29

ここで左手に降ります。
あまり人は通らないみたいですが、道はちゃんとあります。

9/2 9:35

ここは直進。

9/2 9:35

先日の大雨の跡は残っていますね。

9/2 9:37

トンボonウバユリ

9/2 9:42

県道には出ずに右手に旧道。

9/2 9:46

道が消えました。。。
すこしだけ戻れば、県道に出るところがあります。

9/2 9:49

北側に旧道が残っています。

9/2 9:53

まっすぐ行って国吉の集落へ向かいます。
この先にローソンがあります。

9/2 9:59

蔵助川を渡る直前で現道より左手（黒い家の左側）の道に入っていたと推測されますが、この道はすぐに行き止まり。

9/2 10:04

反対側には道が残っています。

9/2 10:05

やしろと二十三夜塔、庚申塔がでてきたから多分あってる。
ともに明治。

9/2 10:09

国吉公園の横に旧道が残っています。

9/2 10:18

左手に旧道

9/2 10:22

国吉（くによし）
望石（くにいし）とも呼ばれました。
目屋地区入口の集落です。

9/2 10:29

丸竹酒造店
藩政時代からの御用商人庄屋として創業してから14代続く造り酒屋だそうですが、後継ぎがなく、今年はもう酒を仕込まなかったとのこと。
あるものを売っているだけ、のようです。
「高いお酒だけ残っちゃって」とおかみさんが・・・

9/2 10:32

黒土の集落入口にお地蔵さん

9/2 10:33

大秋川を渡り、左手の木の横に道が続いていたと推測できます。

9/2 10:36

この道。
ちょうどいたおじいさんに聞いてみたら、昔はこっちだった、でした。

9/2 10:38

ここで道が途切れます。
右手に百万遍があります。

9/2 10:49

弘前市立東目屋中学校
弘前市東目屋地区と西目屋村の中学生が通います。
（西目屋村には現在中学校がありません）

9/2 10:55

こちらは弘前市立東目屋小学校
弘前市東目屋地区の小学生が通います。

9/2 11:01

小学校や中学校の下、川側に旧道と思しき道がありますが、ここが道かどうかはわかりません。
旧道は河岸段丘の上だったんじゃないかと思うのですが、ここは河岸段丘の下なんです。

9/2 11:05

平山橋から先は藪で行けません。
迂回。

9/2 11:09

ここに出てきたと思います。
確かに道があったのはわかります。

9/2 11:10

百万遍とか月読、幸神など

9/2 11:11

岩木川
水位は下がってきていますが、依然として濁りが強いですね。

9/2 11:13

桜庭
この先の丘に、多賀神社と清水観世音堂
昔は館（城）がありました。

9/2 11:23

時習小学校跡
現在の東目屋小学校の前身にあたります。
碑の裏面に説明があり、
創立　明治25年5月20日
この地に移転　明治34年11月
増築　明治45年9月
廃校　昭和5年3月末

9/2 11:33

米ヶ袋（よねがふくろ）
右手が白神酒造さん。
名前からして新しいのかな？
目屋地区にあるもう一つの酒造店

9/2 11:38

中野

9/2 11:39

祠
お地蔵さんでした。

9/2 11:41

西目屋の田代地区が見えてきました。

9/2 11:43

中畑

9/2 11:47

東目屋のねぷたでしょうか。

9/2 11:54

杉ヶ澤村道記念
昭和8年
杉ヶ澤は少し北の集落です。

9/2 11:57

番館（ばんだて）
東目屋地区では一番西側。
商店がありました。

9/2 12:02

整備工場の後ろにひっそり。
四等三角点『番館』111.7メートル

9/2 12:02

四等だから石も小さい。保護石もないですね。

9/2 12:07

小さな川を渡り、西目屋村に入ります。

9/2 12:07

さりげなく市村境

9/2 12:09

西目屋村のマンホール

9/2 12:15

旧目屋郵便局

9/2 12:17

立派な蔵です。
鏝絵とは違うのですが、美しいです。

9/2 12:19

田代

9/2 12:24

田代の交差点で終了しました。

9/2 12:30

西目屋から見る岩木山。

9/2 12:37

西目屋村立西目屋小学校
学校給食は、弘前市が担当しているようです。

9/2 12:40

電子基準点「西目屋A」
124.0メートル

9/2 13:10

西目屋村中央公民館
奥目屋風土回廊という、マタギなどの文化や生活などの展示があります。

9/2 13:00

尾夫鉱山は、津軽藩にとって重要な鉱山でした。

9/2 13:00

鉱山の暮らし。
手前は目屋人形。

9/2 13:15

西目屋役場前バス停から戻りました。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

faroe

高校時代に部活動で一部区間歩いたことがあると思うんですが、記憶の風景と違ってました。
結構現道と違うように推測できるので、実際に目で見ながら確かめつつ歩いています。
時間的にはもう少しいけるんですが、次の行程を考えて、今回は田代で終了しました。