残暑の最中にも秋の気配 大菩薩峠


- GPS
- 06:07
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,404m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:06
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
半年振りの大菩薩、今日の目的は以前に駆け下てしまった「旧峠道」をゆっくり歩いてみることと、石丸峠の草原です。
塩山駅発始発のバスの乗客は一人のみ、少し寂しいスタートです。天気は曇り、山の上の方は雲に覆われていますが、歩き出すとかなり蒸し暑く、今日は足が重く感じます。千石茶屋の先から林道を離れますが、最初の急登に汗が噴き出ます。今日は長丁場でもないので、急ぐつもりもなかったのですが、大体いつも通りの時間に上日川峠に着いてしまいました。大菩薩の表玄関になったとも云えるここも、今日は人も疎ら、静かな峠でした。
福ちゃん荘を過ぎ、富士見山荘の向かいから旧峠道に入ります。登山地図には点線でしか記載されておりませんが、両入口にも標識があり、しっかり刈り払いされたとても歩き易い道です。使う人もあまり多くないのか、道も踏み荒らされてはいません。古い峠道だけあって、急登も無く途中に水もあるとても歩き易い道でした。登るにつれ樹林帯を抜け、笹原の向こうに雷岩からの稜線を仰ぎ見ることが出l来ます。ここまで登ると、うっすらと色づいている木々も見受けられました。稜線に上がると薄いガスに包まれ展望は効きません。
介山荘から先は黒木の森、苔の絨毯がとても瑞々しい。熊沢山からは、再び草原の道、この変化がこの山域の魅力です。遠くの展望は望めませんでしたが、広い草原でのんびりと軽食を摂り、小屋平経由で上日川峠を目指しました。途中柵に囲まれた小さなエリアがあり、まさに秋の花満開。むかしは尾根全体がこのような花畑だったのだろうか・・・。人間のせいなのか鹿のせいなのか分かりませんが、このような形で保全するしかないのかと切ない気持ちです。
そういえば、今日は珍しく鹿の姿も気配も見ていない。
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