開聞岳(開聞駅→開聞岳→開聞駅)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 908m
- 下り
- 891m
コースタイム
7:11 2合目登山口
7:45 5合目
8:15 7合目
9:10-9:37 開聞岳山頂
10:29 5合目
10:54 2合目登山口
11:32-11:50 枚聞神社
11:58-12:07 開聞駅
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
鹿児島中央4:51発の始発列車に乗れば、途中指宿で乗り換え開聞駅に6:34に着きます。 日中の本数が少ないので、下りた時間によって列車かバスか選択したほうが良いです。 日中に関して言えば、指宿方面へは長崎鼻経由のバスの方が本数が多いので便利です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されていますが、 登山道からしばらくは樹林帯。足元は溶岩で脆いです。 7合目から先は一転大きな岩がゴロゴロした岩場となります。 岩場は雨で濡れていると滑りやすいので注意が必要です。 |
写真
感想
同年6/18(水)投稿。
春の初め頃の九州旅行の最中に登ったのですが、そのまま写真や記憶を腐らせてしまうのは勿体ないかなと思い直し、しばらく経ってから投稿しました。
この日の予定としては、晴れたら開聞岳。雨だったら知覧の武家屋敷等を始めとした薩摩半島あたりの見所を回るつもりでした。
前日前々日と雨続きだったので、開聞岳は無理かなぁと思ったのですが、丁度雨雲が過ぎてくれたので、千載一遇の好機とばかりに登山を敢行することが出来ました。
まず鹿児島中央駅から4:51発の指宿枕崎線の始発列車で向かうと、途中の指宿で乗り換え、開聞駅到着6:34という、かなり早い内から登り始めることが出来ます。
開聞駅から登山口までは徒歩圏内なので、駅からバスなどを使うこと無くそのまま歩き始めます。
開聞岳の標高は1000mを切りますが、周囲の海抜は低いため標高以上に高く、そして大きな山に感じられます。
車窓から迫力のある開門岳の山容を仰ぎながら、あそこのてっぺんまでこれから登るのかと少し不安に駆られたりもしました。
駅舎のない寂しい無人駅である開聞駅から登山口へと向かいます。
しばらく町中を歩き、途中で開聞岳方面へと折れ以降は山に向かって突き進みます。
2合目にあたる登山口は公園内に位置しており、その利用者のための駐車場はかなり広く取られています。
登山口からしばらくは樹林帯。海が近いためか若干潮の香りが漂っています。
雰囲気は本州の山にはあまり無さそうなモサモサとしたジャングルのようなもの。
地面は火山性の堆積物で黒くてボロボロした土で、かなり脆いです。
5合目くらいまではずっとこのような鬱蒼とした中を進んでいきます。
5合目前後で初めて開けた所に出ます。開聞岳の登山道は山頂に向かって渦巻状に取られており、見える方角は場所によって違います。
この付近では東側、長崎鼻方面への景色を眺めることが出来ます。
この辺りから地質が変わり、やや粘性の赤っぽい土へ。それからしばらくして岩がゴロゴロした道になります。
前日まで雨だったため、岩は湿っていて滑りやすいです。
7合目から先は所々で視界が開けますが、岩の大きさはさらに大きくなります。
視界が開けた所では直下に海が見えます。山からそのまま海まで落ちているので迫力があります。
そして開聞岳の山頂には大展望が広がります。平地は海抜20m前後なので標高の割に高度感があります。
この日は少し霞んでいましたが、条件のいい日には桜島の方まで見ることもできるそうです。
まだ9時を過ぎたばかりで他には誰もおらず、一人で山頂を堪能しました。
帰りは同じ道なのですっ飛ばし、1時間半足らずで2合目登山口へ。その後、公園の管理事務所へ行って登山バッジを購入。それでもまだ乗る予定の枕崎行きの列車が来るまで時間があったので、薩摩一宮の一つ(もう一方は川内にある新田神社)である枚聞神社へお参り。
午後はなんとなくそのまま枕崎へと行ったり、それから帰って鹿児島市内を観光したりしました。
標高的にもあまり期待していなかった開聞岳でしたが、意外と本格的な山で、山頂から見渡せる景色も高度感があって楽しい登山になりました。
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