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記録ID: 465973
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ハイキング
霧島・開聞岳

開聞岳(開聞駅→開聞岳→開聞駅)

2014年03月31日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.8km
登り
908m
下り
891m

コースタイム

6:34 開聞駅
7:11 2合目登山口
7:45 5合目
8:15 7合目
9:10-9:37 開聞岳山頂
10:29 5合目
10:54 2合目登山口
11:32-11:50 枚聞神社
11:58-12:07 開聞駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
開聞駅まで指宿枕崎線。
鹿児島中央4:51発の始発列車に乗れば、途中指宿で乗り換え開聞駅に6:34に着きます。
日中の本数が少ないので、下りた時間によって列車かバスか選択したほうが良いです。

日中に関して言えば、指宿方面へは長崎鼻経由のバスの方が本数が多いので便利です。
コース状況/
危険箇所等
全体的によく整備されていますが、
登山道からしばらくは樹林帯。足元は溶岩で脆いです。
7合目から先は一転大きな岩がゴロゴロした岩場となります。
岩場は雨で濡れていると滑りやすいので注意が必要です。
指宿枕崎線、始発列車の指宿行きに乗車。鹿児島中央駅で一番早く出発する列車です。
指宿枕崎線、始発列車の指宿行きに乗車。鹿児島中央駅で一番早く出発する列車です。
指宿駅で枕崎行きに乗り換え。
指宿駅で枕崎行きに乗り換え。
車窓からはこれから登る開聞岳が、近づくにつれてだんだんとその山容も大きくなっていきます。
車窓からはこれから登る開聞岳が、近づくにつれてだんだんとその山容も大きくなっていきます。
開聞駅はホームだけの無人駅ですが、旧開聞町の中心に程近い所にあります。
開聞駅はホームだけの無人駅ですが、旧開聞町の中心に程近い所にあります。
開聞駅の付近からは既に開聞岳が聳えているのを間近で見ることが出来ます。
開聞駅の付近からは既に開聞岳が聳えているのを間近で見ることが出来ます。
開聞岳に向かって歩を進めます。近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます。
開聞岳に向かって歩を進めます。近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます。
2合目登山口のある公園内に入ります。この日は桜も終わり頃の時期でした。
2合目登山口のある公園内に入ります。この日は桜も終わり頃の時期でした。
2合目登山口。誰のものなのか、大きめのバッグがベンチに置き去りにされていました。
2合目登山口。誰のものなのか、大きめのバッグがベンチに置き去りにされていました。
しばらくは鬱蒼とした樹林帯を進みます。
しばらくは鬱蒼とした樹林帯を進みます。
2.5合目。林道との交差点です。
2.5合目。林道との交差点です。
溶岩でボロボロと道は脆いです。
溶岩でボロボロと道は脆いです。
大量のゼンマイ?
大量のゼンマイ?
5合目。ここまでは比較的ゆるやかな道です。
5合目。ここまでは比較的ゆるやかな道です。
開けた所に出ました。右に長崎鼻、左には池田湖。奥にうっすらと大隅半島が見えます。【以降のパノラマ写真は元サイズをクリック頂けますと、より大きな画像でご覧いただけます】
開けた所に出ました。右に長崎鼻、左には池田湖。奥にうっすらと大隅半島が見えます。【以降のパノラマ写真は元サイズをクリック頂けますと、より大きな画像でご覧いただけます】
もろい登山道。黒っぽい土から赤っぽい土へ。帰りは大砂走りのように滑り降りました。
もろい登山道。黒っぽい土から赤っぽい土へ。帰りは大砂走りのように滑り降りました。
急に岩の道になったりします。雨上がりだったのでよく滑る。
急に岩の道になったりします。雨上がりだったのでよく滑る。
6合目。まだまだ鬱蒼とした樹林帯です。
6合目。まだまだ鬱蒼とした樹林帯です。
7合目。ここまでは歩きやすい道です。
7合目。ここまでは歩きやすい道です。
7合目を越えた辺り。ここから先は急に岩がゴロゴロし始めます。
7合目を越えた辺り。ここから先は急に岩がゴロゴロし始めます。
真下が海です。海抜0mから一気にせり上がっている事がわかります。
真下が海です。海抜0mから一気にせり上がっている事がわかります。
所々で救助ポイントが設置されていました。後ろは海。
所々で救助ポイントが設置されていました。後ろは海。
仙人洞。昔山伏が修業の場として使用していた洞窟のようです。
仙人洞。昔山伏が修業の場として使用していた洞窟のようです。
8合目。岩と普通の樹林帯の繰り返し。
8合目。岩と普通の樹林帯の繰り返し。
登りも山頂に近づくにつれてだんだんと急になってきました。
登りも山頂に近づくにつれてだんだんと急になってきました。
9合目。山頂までもう一息。
9合目。山頂までもう一息。
このように、ちょっとした難所もあります。
このように、ちょっとした難所もあります。
頴娃、池田湖方面が見渡せるスポット。
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頴娃、池田湖方面が見渡せるスポット。
開門岳山頂。周囲はほぼ低地のため、標高の割には非常に高度感があります。
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開門岳山頂。周囲はほぼ低地のため、標高の割には非常に高度感があります。
開門岳の山頂からは大展望が期待できます。この日は晴れていたもののやや霞んでいます。
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開門岳の山頂からは大展望が期待できます。この日は晴れていたもののやや霞んでいます。
山頂の雰囲気。
古くからの修行の地であるからか、神社もありました。
古くからの修行の地であるからか、神社もありました。
下山後、公園内から開門岳を見やる。
下山後、公園内から開門岳を見やる。
薩摩一宮とも言われる枚聞神社。
薩摩一宮とも言われる枚聞神社。
枚聞神社の背後にはもちろん開門岳が。この付近ではどこからも開門岳を見ることが出来ます。
枚聞神社の背後にはもちろん開門岳が。この付近ではどこからも開門岳を見ることが出来ます。
日本最南端のJR駅である西大山駅から開門岳を臨む。
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日本最南端のJR駅である西大山駅から開門岳を臨む。
午後は枕崎に行ったり、鹿児島市内を観光しました。城山からの展望。
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午後は枕崎に行ったり、鹿児島市内を観光しました。城山からの展望。

感想

同年6/18(水)投稿。
春の初め頃の九州旅行の最中に登ったのですが、そのまま写真や記憶を腐らせてしまうのは勿体ないかなと思い直し、しばらく経ってから投稿しました。


この日の予定としては、晴れたら開聞岳。雨だったら知覧の武家屋敷等を始めとした薩摩半島あたりの見所を回るつもりでした。
前日前々日と雨続きだったので、開聞岳は無理かなぁと思ったのですが、丁度雨雲が過ぎてくれたので、千載一遇の好機とばかりに登山を敢行することが出来ました。

まず鹿児島中央駅から4:51発の指宿枕崎線の始発列車で向かうと、途中の指宿で乗り換え、開聞駅到着6:34という、かなり早い内から登り始めることが出来ます。
開聞駅から登山口までは徒歩圏内なので、駅からバスなどを使うこと無くそのまま歩き始めます。

開聞岳の標高は1000mを切りますが、周囲の海抜は低いため標高以上に高く、そして大きな山に感じられます。
車窓から迫力のある開門岳の山容を仰ぎながら、あそこのてっぺんまでこれから登るのかと少し不安に駆られたりもしました。

駅舎のない寂しい無人駅である開聞駅から登山口へと向かいます。
しばらく町中を歩き、途中で開聞岳方面へと折れ以降は山に向かって突き進みます。
2合目にあたる登山口は公園内に位置しており、その利用者のための駐車場はかなり広く取られています。

登山口からしばらくは樹林帯。海が近いためか若干潮の香りが漂っています。
雰囲気は本州の山にはあまり無さそうなモサモサとしたジャングルのようなもの。
地面は火山性の堆積物で黒くてボロボロした土で、かなり脆いです。
5合目くらいまではずっとこのような鬱蒼とした中を進んでいきます。

5合目前後で初めて開けた所に出ます。開聞岳の登山道は山頂に向かって渦巻状に取られており、見える方角は場所によって違います。
この付近では東側、長崎鼻方面への景色を眺めることが出来ます。

この辺りから地質が変わり、やや粘性の赤っぽい土へ。それからしばらくして岩がゴロゴロした道になります。
前日まで雨だったため、岩は湿っていて滑りやすいです。

7合目から先は所々で視界が開けますが、岩の大きさはさらに大きくなります。
視界が開けた所では直下に海が見えます。山からそのまま海まで落ちているので迫力があります。

そして開聞岳の山頂には大展望が広がります。平地は海抜20m前後なので標高の割に高度感があります。
この日は少し霞んでいましたが、条件のいい日には桜島の方まで見ることもできるそうです。
まだ9時を過ぎたばかりで他には誰もおらず、一人で山頂を堪能しました。

帰りは同じ道なのですっ飛ばし、1時間半足らずで2合目登山口へ。その後、公園の管理事務所へ行って登山バッジを購入。それでもまだ乗る予定の枕崎行きの列車が来るまで時間があったので、薩摩一宮の一つ(もう一方は川内にある新田神社)である枚聞神社へお参り。
午後はなんとなくそのまま枕崎へと行ったり、それから帰って鹿児島市内を観光したりしました。

標高的にもあまり期待していなかった開聞岳でしたが、意外と本格的な山で、山頂から見渡せる景色も高度感があって楽しい登山になりました。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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