輝く草紅葉！ 尾瀬沼・尾瀬ヶ原

2009年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 23.8km
• 登り: 428m
• 下り: 611m

コースタイム

6:00沼山峠バス停-7:00尾瀬沼（長蔵小屋）7:10-8:01沼尻8:24-9:51見晴10:28-11:00竜宮-11:27ヨッピ橋-11:42東電小屋11:47-12:19温泉小屋12:44-（段吉新道〜燧裏林道）-15:10御池

天候

曇り→晴れ時々曇り

コース状況／危険箇所等

コースに危険な所はありません。山小屋も随所にあります。
もう防寒を意識した装備が必要な時期になっています。
尾瀬沼・見晴間と燧裏林道では、古くなって痛んだ木道の改修が行われています。
御池〜沼山峠バス500円。
御池駐車場1000円。今回は満車になったようで、下の七入駐車場からシャトルバスが出ていたようです。

写真

9/20 6:16

沼山峠展望台。水芭蕉やニッコウキスゲの時期には大賑わいなのでパスしていますが、今回は貸切状態なので寄ってみました。

9/20 6:55

大江湿原の人気者。三本カラマツ。

9/20 7:01

おおっ、日が差した！
一気に草紅葉が輝きます。
鮮やかさが全然違います。

9/20 7:50

尾瀬沼北岸を通って沼尻に向います。

9/20 7:53

古くなった木道が架け換わって歩きやすくなっています。

9/20 8:02

沼尻休憩舎から。
尾瀬沼の水が少ないような感じがします。

9/20 8:37

白砂湿原の池塘。
ここはいつも風が弱くて、水面に映り込む綺麗な空と林が印象に残ります。

9/20 8:40

この辺りから日が差す時間が増えてきました。
オレンジ色の草紅葉、綺麗！

9/20 9:06

オオカメノキの木の実。
赤から紫に変わるそうです。

9/20 9:20

気の早いブナの木の黄葉。
青空をバックに金色の葉が輝きます。

9/20 9:23

晩夏から秋にかけてトリカブトの紫は良く目立ちます。

9/20 9:34

木にからまったウルシが一足早く紅葉してます。

9/20 9:35

秋ですね〜。

9/20 9:51

見晴から尾瀬ヶ原と至仏山。
風も爽やかで気持ちいいです。

9/20 10:30

至仏はすっきり姿を見せてくれるのですが、背後の燧はなかなか山頂の雲が取れません。

9/20 10:32

シルバーウィークの中の好天なのに、人が少なくてのんびり歩けます。

9/20 10:33

何回も同じような写真をついつい撮ってしまいます。

9/20 10:38

9/20 10:42

9/20 10:43

9/20 10:54

ボッカのお兄さん、休憩中。

9/20 11:01

竜宮十字路付近の池塘。
ここは光も十分で、綺麗だった〜！

9/20 11:01

ヒツジグサも色づいています。

9/20 11:15

ヤマドリゼンマイは一足早く色づいて、今はほとんど茶色状態。

9/20 11:17

オヤマリンドウがあちらこちらに咲いています。
蜂が夢中で食事中。

9/20 12:53

秋ですね〜。

9/20 13:49

シボ沢を渡る橋から平ヶ岳。
長いコースですが、日の長い時期に、日帰りで行きたいと思っている山です。

9/20 14:39

午後の光と草紅葉が相まっていい感じ。

9/20 14:41

燧ケ岳の山頂もようやくすっきり姿を現しました。

9/20 14:44

最後の休憩場所、上田代です。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z200 カシオ

感想

bluesky

尾瀬には何度も行っていますが、草紅葉の時期は初めて。念願かなって、とうとう絶好の時期、まずまずのお天気の中、燧ケ岳をぐるっと一回り。今回も長〜い日帰り散歩になりました。

御池5:30発の一番バスで沼山峠バス停に向います。風が強くて、さすがにこの時期になると寒く感じます。
沼山峠バス停から沼山峠まではゆるい登り。峠からは尾瀬沼が少し見えます。少し下ると大江湿原の入口に到着。ここからは平坦な木道歩きです。
草が茶色く染まっています。よくよく見てみると、草の根元から先に向けて微妙な色のグラデーション。今は陽が当たっていないので見渡しても全体的に茶色い景色ですが、日が差せばいい色に輝くはずです。
尾瀬沼のビジターセンターでちょっと休憩してから、尾瀬沼北岸を通って沼尻を目指します。沼尻の休憩舎ではオニギリ休憩。尾瀬沼の水がいつもより少ない気がします。また、ここからは燧ケ岳が目の前に姿を見せるのですが、今日は山頂は雲の中です。

沼尻から見晴までの間にある白砂湿原では池塘が印象的。空を見上げるとだんだん青空の占める割合が大きくなってきています。見晴までは樹林帯の中をいく所が多く、紅葉しはじめたブナやウルシの葉に光が当たって輝いています。

見晴へ出ると、草紅葉の尾瀬ヶ原越しに至仏山が見えます。こんな天気なら、三条ノ滝を見て御池へ戻るより、尾瀬ヶ原でしょ！ってということで、コースタイム1時間40分の竜宮、ヨッピ橋、東電小屋を廻るルートで草紅葉を堪能します。特に竜宮十字路付近の池塘のヒツジクサの紅葉が印象に残りました。
温泉小屋で休憩してから段吉新道・燧裏林道経由で御池へ戻ります。
段吉新道はブナなどの林の中を行く道。紅葉にはまだ早いですが、気持ちの良い道です。

三条ノ滝からの道を合わせてシボ沢にかかる橋まで来れば、やがて湿原が次々と現れるようになります。
その中で最大の上田代の湿原で最後のプチ休憩。陽が少し西に傾いて、柔らかな夕方の光になりかかっています。草紅葉の色がオレンジ色に見えます。燧ケ岳もようやく姿を見せてくれました。
上田代からひとくだりで御池田代。そこを抜ければ御池駐車場に到着。

やっぱり尾瀬はいつ来ても気持ちがいいです。