展望と花の山・南アルプス烏帽子岳

2022年09月16日(金) [日帰り]

• GPS: 09:37
• 距離: 16.7km
• 登り: 2,331m
• 下り: 2,368m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:36
• 合計: 9:37

6:32 スタート地点
6:59 7:13 鳥倉林道登山口
8:21 8:21 豊口山のコル
9:12 9:12 ほとけの清水
9:37 9:46 塩川・鳥倉ルート合流点
10:04 10:06 三伏峠小屋
11:25 11:59 烏帽子岳
12:40 12:54 三伏峠小屋
13:04 13:13 塩川・鳥倉ルート合流点
13:30 13:34 ほとけの清水
14:21 14:24 豊口山のコル
15:16 15:23 鳥倉林道登山口
16:09 鳥倉林道ゲート（駐車場）

GPS機能が20分ほど遅れて始まったけど、駐車場を出たのは、6時過ぎでした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大鹿村・鳥倉林道のゲート前に30台ほどの駐車場あり。6時に4台分の空きがあり、駐車。トイレあり。
手前の夕立神駐車場にもトイレあり。

コース状況／危険箇所等

鳥倉登山口からしばらくの間、小岩交じりの登山道が荒れている。
尾根に乗ったあと、古い桟が出てくる。特に下りには要注意。

その他周辺情報

道の駅「歌舞伎の里大鹿」にレストランもあるけど、午後２：３０までなので、下山後というのは無理。
他に、おみやげや野菜、大粒のブルーベリー。火曜日休み。

写真

9/16 6:06

鳥倉林道のゲート前のPに駐車できて、出発！
林道にも花が沢山咲いていると聞いているので楽しみです。

9/16 6:11

畑にあれば厄介者のナギナタコウジュ。

9/16 6:14

ノコンギク。野菊。

9/16 6:19

シラネセンキュウ。

9/16 6:30

こちらは葉の先が長いので、ミヤマセンキュウ。

9/16 6:31

フジアザミ。

9/16 6:31

ヤクシソウ。
この花を見ると、秋ですね。

9/16 6:42

トモエシオガマ。

9/16 6:50

ハナイカリ。

9/16 15:17

鳥倉登山口到着。
自転車が沢山おいてあります。
簡易トイレあり。

9/16 7:08

滑りやすい急な道を少し歩くと、ユモトマムシグサの赤い実が。

9/16 7:10

サラシナショウマ。

9/16 14:51

コウシンヤマハッカの深い青い花。

9/16 7:11

群生して、斜面が青い世界！

9/16 7:21

コフウロ。

9/16 7:53

タニソバ。

9/16 8:14

セリバシオガマ。頑張ってます。

9/16 8:15

シラヤマギク。

9/16 8:17

尾根に出ました。

9/16 8:18

シラビソやオオシラビソの樹林帯。

9/16 8:27

スギゴケ、かな。

9/16 8:35

カニコウモリ。

9/16 8:37

オサバグサの葉が沢山。

9/16 8:45

こんな、古びた細い木を組んだ桟が続きます。
下りには気を使いました。

9/16 8:47

センジョウアザミ。

9/16 9:07

クロクモソウ。
他の株は、実になってました。

9/16 9:34

塩川小屋分岐。

9/16 9:50

タカネヒゴタイ。

9/16 9:51

北の方向に、仙丈岳・甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰が見えた！

9/16 9:52

天狗岩と塩見岳もニョッコリ登場。

9/16 9:58

「あと200歩で三伏峠小屋です」の標識がありました。小屋が見えてきました。

9/16 10:01

13日まで、新型コロナ感染者が出て、休んでました。

9/16 10:02

三伏峠の標識。

9/16 10:04

テン場。
手前の軽そうなテントが気になります。
（下山時、テント主がかたずけていたので聞くと、ネットで4千円で買ったそうです。1.5キロ。熟練してるから、使いこなしているんですね。）

9/16 10:06

塩見岳との分岐。
右に行きます。

9/16 10:18

崩落が進んでる。
展望が開けた。

9/16 10:19

赤石岳・百間平の奥に聖岳、兎岳・中盛丸山・大沢岳。

9/16 10:46

もう少し右に奥茶臼山と前茶臼山。

9/16 10:24

イワインチンが二株。
鹿は食べない？

9/16 10:45

山の間、雲の上に、中央アルプスが浮かんでいた。

9/16 10:46

南部。空木岳〜南駒ヶ岳〜仙崖嶺〜越百山・南越百山。
7月に歩いたんだよ。

9/16 10:46

北部。宝剣岳〜木曽駒ケ岳本岳〜将棋の頭山。

9/16 10:56

そして、大きな富士山。

9/16 10:56

あの三角が烏帽子岳。登るの大変そう。
ここでやめようか・・とついつい思ってしまった。

9/16 10:56

前小河内岳と小河内岳の間に、悪沢岳・荒川岳。

9/16 10:58

そして、富士山。
透明な雲もきれい。

9/16 10:59

仙丈岳、甲斐駒、アサヨ峰、北岳・・。
烏帽子岳に登らないと、展望開けないよ。
登らなくっちゃ。

9/16 10:59

アップで。

9/16 10:59

左奥に北岳、右の山は間ノ岳。

9/16 11:00

槍・穂高岳は雲の向こう。ぼんやり。

9/16 11:11

やっと、烏帽子岳山頂に到着。
塩見岳が端正な姿で。
先着は首都圏から来た同年配の女性おひとり。

9/16 11:12

北俣岳と蝙蝠岳。徳右衛門岳には行ったことがないな。
奥に富士山。

9/16 11:12

塩見岳・北俣岳・蝙蝠岳。

9/16 11:12

そして、富士山！

9/16 11:14

仙丈・鋸・甲斐駒・アサヨ峰。

9/16 11:15

山頂の岩場にイワツメグサ。

9/16 11:17

あれっ？
これはシコタンソウの咲き終わりじゃあない？

9/16 11:18

こっちはシコタンハコベ。
今年は会えないと思っていたのに、ありがとうね！

9/16 11:22

富士山にもあえて、ありがとうね！

9/16 11:23

最高の眺めですね。

9/16 11:24

9/16 11:24

アップで。
北岳・間ノ岳・少し農鳥岳。

9/16 11:24

灰色の仙丈、赤い鋸、白い甲斐駒と摩利支天。

9/16 11:47

そして高さ日本一の山。

9/16 11:49

小河内岳の避難小屋の奥に、赤石岳がのぞいてる。

9/16 11:49

アップで。

9/16 11:51

中央アルプスが雲の中に消えていく。
そろそろ下りますか。

9/16 10:22

身長3センチのタカネマツムシソウ。
鹿に食べられても、花を咲かせる。
涙ぐましい生き方に、一本！！！

9/16 12:23

キバナノコマノツメはわずか。

9/16 12:25

コバノコゴメグサもわずか。

9/16 12:57

ヤマハハコもわずか。

9/16 13:27

ほとけの清水まで下ってきました。

9/16 13:41

怖いんですけど・・。

9/16 13:44

一株だけ、アズマレイジンソウ。

9/16 13:54

オクヤマコウモリ。

9/16 15:03

登山口近くでツルキケマン。

9/16 15:16

登山口でスグリ。
初めてみました。おいしいフサスグリしか知らなかった。
まだ固かったけど、甘くなるのかな。

9/16 15:19

登山口付近は、石灰岩地です。
南アスーパー林道の白岩の石灰岩（秩父帯）がここまで続いています。

9/16 15:32

だから、トダイハハコが咲いています。
他の石灰岩地の花も、咲くんでしょうね。

9/16 15:31

アザミとアサギマダラ。
10頭くらい、止まってました。

9/16 15:35

アサギマダラの食草・イケマも実になってました。

9/16 16:58

ヒキオコシ。
コウシンヤマハッカの花の、五分の一くらいの小さい花です。
弘法大師が、病で倒れた人に、この葉を食べさせたら、病が治って、立ち上がれたので、この名前がついたんだとか。苦いそうですよ。「延命草」という生薬だそう。
オシベが飛び出ているのが特徴。初見。
帰りの林道歩きはつらかった！
お疲れ様でした。

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

snowheaven1

お気に入りさんのヤマレコを見て、登れそうかな、ということで、頑張ってきました。
展望が最高、花も多くて、大正解でした！
でも、最後の山頂までの急な道が辛かった。
山頂でお会いした女性は、三伏峠小屋に泊まる予定で、のんびりされてました。この日の宿泊者は彼女一人だそうでした。
花や山の話を沢山しました。中央アルプスにはまだ来たことないというので、強くお勧めしましたよ。
鹿害が多い山だし、9月なので、花は少ないかと思ってましたが、林道にも花が多く、峠から上でも、わずか数本、数センチ、というような花が、なんとか頑張って、咲いてました。
なんとかできないものか・・網で囲まれた場所も、花がほとんど無くて、どこかから鹿が入ってますね。