浦賀道（戸塚宿〜浦賀奉行所）

2022年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 51.4km
• 登り: 451m
• 下り: 448m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:37

8:50 戸塚駅
9:11 9:11 南谷戸の大わらじ
9:53 9:53 北鎌倉駅
10:06 10:07 円応寺
10:16 10:17 鶴岡八幡宮
10:29 10:29 延命寺
10:32 10:32 安養院
10:47 10:49 名越切通し
14:05 14:07 京急大津駅
14:18 14:33 馬堀海岸駅
14:46 14:49 ヴェルニーの水
14:52 14:52 破崎緑地（展望デッキ）
15:24 15:24 馬堀自然教育園
15:31 15:32 馬堀海岸駅
15:45 15:45 浦賀駅
15:57 15:57 浦賀の渡し（西渡船場）
16:27 京急久里浜駅

天候

8:57　戸塚駅　晴れ　25℃
12:00　葉山町　晴れ　27℃
16:44　久里浜駅　晴れ　27℃

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

ほぼ舗装道路歩き。
名越切通と走水神社〜防衛大学校に未舗装区間ある。

その他周辺情報

【参考にしたホームページ】
　日本の街道地図と走り歩き旅　http://kaidourun.livedoor.blog/

写真

9/17 9:33

9:33
横浜市栄区
旧笠間村の出入口にあたる場所に残る庚申塚。1680年〜1860年にかけて建てられたとみられるの4つの石塔が並んでる。

9/17 10:16

10:16
鎌倉市
相模国一宮の鶴岡八幡宮とその参道を通過。北鎌倉駅〜鶴岡八幡宮〜鎌倉駅にかけては観光客だらけ。

9/17 10:45

10:45
鎌倉市
国指定史跡の名越切通。古くから鎌倉と三浦半島とを結ぶ交通路とされてきた。この区間は未舗装のハイキングコースをゆく。

9/17 11:09

11:09
逗子市
浦賀道で最も長い橋、富士見橋を渡る。長いこと渡し舟でここを渡っていたらしい。この橋の案内板に道中初めて「浦賀みち」の名前が出てきた。

9/17 11:22

11:22
葉山町
石橋山合戦後、この地を治めていた三浦党がここで旗を立てて気勢を挙げたことから名付けられたという旗立山(25m)より。相模湾と江ノ島の展望台。

9/17 11:54

11:54
葉山町
一色の旧道に残る庚申塚。

9/17 12:46

12:46
葉山町
町指定重要文化財の高祖坂の庚申塔。右はこんなにかわいいのは初めてと思った青面金剛。

9/17 13:23

13:23
横須賀市
公郷町の庚申塔群。8基並ぶ市内最古の庚申塔とのこと。

9/17 14:05

14:05
横須賀市
京急大津駅近くの龍馬とお龍の恋文ポスト。手前にある信楽寺には坂本龍馬の妻・龍子の墓があり、その繋がりらしい。ちなみにお龍は龍馬の死後に再婚して西村ツルと名乗ってたとのことだった（お墓は「坂本龍馬之妻龍子之墓」となってる）。

9/17 14:47

14:47
横須賀市
走水水源地ヴェルニーの水。ミネラル豊富な水を汲みに来る人たち。走水は昔から湧水地で枯れた記録がないそう。

9/17 14:56

14:56
御所ヶ崎
日本武尊がここから上総に渡ったといわれ、荒れた海を鎮めるため弟橘媛が海に飛び込んだという伝説の場所。仮の御所を設け、軍旗を立てたことから御所ヶ崎、旗山崎と呼ばれたらしい。江戸期の走水番所、明治期の走水低砲台跡の史跡が残る。

9/17 15:03

15:03
横須賀市
日本武尊と弟橘媛を祀る走水神社。日本武尊より賜った冠の上に社殿を建てて日本武尊を祀ったことが始まりという古社。

9/17 16:06

16:06
横須賀市
開国の舞台、浦賀奉行所跡。享保5年(1720年)に下田から移設された奉行所。地方の役所としての役割の他、船荷や船乗りの検査を行う船改めもしていたとのこと。

感想

higashino9

台風接近中につき午後から雨の予報。先週のヤブ山で転んでこさえた膝の具合もいまいちということもあってどうしたものか。ハイキングなら天気や膝の調子によってはすぐに帰れるから良いかと考えて、気になっていた浦賀道を歩いてきた(時々走る)。
江戸時代は戸塚宿と浦賀奉行所を結ぶ脇往還であったというこの道。当時にぎわってた道には庚申塔が多いがこの道も然り。葉山町から横須賀市は特によく残ってた。
西浦賀道の鎌倉から走水まで一部は古代の東海道だったみたい。日本武尊は古代東海道を東進して走水から船で房総半島へ渡ったという。東京湾を望む走水にはその伝説に関わる史跡があるというので寄り道しながら浦賀の奉行所を目指したもの。
浦賀道には保土ヶ谷から十三峠を越えて奉行所を目指すもうひとつの道がある。西の道よりやや短いけど厳しい道らしい。こちらもそのうちやろうと思う。