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Yamareco

記録ID: 47043
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

御嶽山 小坂口

2009年09月17日(木) [日帰り]
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yama-chan その他2人

コースタイム

小坂口登山口5:40-8:30五の池小屋9:00-10:40剣ヶ峰11:30-12:50五の池小屋13:10-15:10小坂口登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
コース状況/
危険箇所等
小坂口からの登山口は学校集団登山でも利用があるので、木道がよく整備されており、特に急登もなく歩き易い道だと思います。
また、長野県側田の原口とは異なり、森林限界より低い所から登るため、樹木を眺めたり植生の移り変わりなど、変化に富んだ景色を楽しめます。
人も少ないので静かな山歩きを楽しめます。
剣が峰のピークハント以外の目的で、ゆっくり登山を楽しめるルートです。

登山ポスト&バイオトイレが登山口に有ります。

水場は登山口奥宮にあるんだけど、水は涸れてました。

下山後の温泉は、市営の露天風呂500円がお勧めです。
(午後4時までの営業です)
登山届を堕して出発!!!
行ってきます
2009年09月17日 05:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 5:38
登山届を堕して出発!!!
行ってきます
蛙岩
他にもジョーズ岩なんてものもあります
2009年09月17日 06:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 6:49
蛙岩
他にもジョーズ岩なんてものもあります
振り返って、乗鞍岳を眺める
2009年09月17日 07:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 7:36
振り返って、乗鞍岳を眺める
五の池小屋まであと少し
天気上々
2009年09月17日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 8:25
五の池小屋まであと少し
天気上々
飛騨頂上到着!!!
まだまだ、元気です
2009年09月17日 08:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 8:31
飛騨頂上到着!!!
まだまだ、元気です
五の池と摩利支天山
2009年09月17日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 8:59
五の池と摩利支天山
四の池と中央アルプス方面
2009年09月17日 09:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 9:06
四の池と中央アルプス方面
北アルプス方面
雲の上なので、くっきり見えます
2009年09月17日 09:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 9:27
北アルプス方面
雲の上なので、くっきり見えます
賽ノ河原
剣が峰も見えます
2009年09月17日 09:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 9:40
賽ノ河原
剣が峰も見えます
石像と北アルプス
2009年09月17日 10:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 10:22
石像と北アルプス
頂上まであと少し
空が青い
2009年09月17日 10:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 10:26
頂上まであと少し
空が青い
この階段を登れば頂上です
何気にしんどい階段です
2009年09月17日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 10:37
この階段を登れば頂上です
何気にしんどい階段です
3人で
撮ってもらいました
2009年09月17日 10:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 10:51
3人で
撮ってもらいました
雲海をバックにパシャリ
2009年09月17日 11:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 11:23
雲海をバックにパシャリ
二ノ池をバックにパシャリ
2009年09月17日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 11:54
二ノ池をバックにパシャリ
この時点で、二人はまだ元気
2009年09月17日 12:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 12:35
この時点で、二人はまだ元気
S手君、スニーカー厳しいっすよ
ザレ場は滑るので尻もち、スッテンころりん
2009年09月17日 13:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 13:17
S手君、スニーカー厳しいっすよ
ザレ場は滑るので尻もち、スッテンころりん
二人ともバテバテ
2009年09月17日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 13:53
二人ともバテバテ
行って来ました
余裕たっぷりでした
2009年09月17日 15:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 15:14
行って来ました
余裕たっぷりでした
市営の露天風呂は4時まで
巨大な池のような露天風呂でした
2009年09月17日 16:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
9/17 16:02
市営の露天風呂は4時まで
巨大な池のような露天風呂でした
撮影機器:

感想

今回の行先は御嶽山、人生2回目です。
1回目は2年前、まだ登山ど素人の頃に最短ルートの長野側田の原口から。
今回は飛騨側小坂口から登ります。
また、今回は単独ではなく高校の同級生と3人で行ってきたのでした。


さかのぼること半年以上前、高校の同級生の二次会に参加した際、久しぶりに今回一緒に行く事になったS手君に再会し、その時いつものようにベロベロに酔ってたんだけど、どうやら一緒に登山に行く約束をしてたみたいです。
そんな事はつゆ忘れていた3週間程前にS手君から電話がかかってきて、行く運びとなりS手君が同じく二次会の時に一緒だったY川君も誘い、メンバーは3人になりました。
ちなみに、S手君もY川君も現在はは東京在住です。
なので、登山しに飛騨まで帰ってくるので御苦労さまなことです。


人生3回目のガイド登山となるので、過去の苦い(富士山・乗鞍)経験を踏まえて事前に、ご両人の登山経験を聞いてみることに。
S手君
10年程前に2週間山小屋バイトの経験あり。(しかし山小屋から逃走)
Y川君
登山は、小学生の頃に西穂高岳・乗鞍岳経験有。
何気に小学生で西穂って凄いような気が・・・。
しかも装備に関しては、ゴアテックスの雨具(羨ましい)にピッケル・アイゼンまで持っているとのこと。完璧すぎる。
何でも実家周辺が豪雪地帯なので、日常に必要だったらしい。


とまあ、S手君は素人同然ですなあ。
やもんで事前に最低限、雨具と登山靴を準備して、あとユニクロので十分だから吸湿速乾のシャツは着てきてなとお願いしときました。
この時期、寒いかもしれんで寒さ対策も万全にっと。
下手したら死ぬよって、おどしたりして。
一応どれ位の体力が32になった今、最高峰剣が峰を目指すけど最悪飛騨頂上がゴールでもいいかなあと対応できるスケジュールを計画しました。
事前にスケジュールもメールしたし、服装のアドバイスもしたし俺ができることは全部やったはず。
あとは、当日晴れるのを祈るのみです。




当日は4時集合。やもんで3時半には起きて、準備します。
相変わらず、趣味の為なら早起きです。
いよいよ、ご両人と二次会ぶりのご対面、久しぶりですなあ。
しかし、S手君の姿をみてびっくり。
靴も普通のス二ーカやし、格好もでーれ普通です。ザック小さいし。
本人に聞いたところ、何でも東京の12月に耐えれる格好で来たとのこと。
ザックも持ってこなかったもんで、Y川君に借りたとのこと。
大丈夫大丈夫って言ってますが・・・。
舐め過ぎです。ていうか、俺のアドバイス、全然聞いてないし・・・。
一瞬、頭がクラクラしました。
しかも、前日から風邪気味で体調はいまいちとのこと。
一方のY川君はゴアテックスを身にまとい寒さ対策は完璧です。
ただし、ザックが異様に重いのが気になります。
一抹の不安を抱えながら、いまさらどうにもならんので向かう事とします。
小坂口は意外と高山から遠く、朝から1時間半ほどのドライブです。

5時40分
登山届を出して出発です。
こちらの登山道は、地元の中学生が学校登山でも使うので木道等、非常によく整備されており急登もなく歩きやすい道で、気に入りました。
また、100m毎にナンバリングがしてあるので目安が立てやすいです。
途中、ジョーズ岩・蛙岩などなど面白いモノも眺めれます。
S手君は顔色悪いし、Y川君はでーれー汗かいとるもんで休み休み、ゆっくり歩きます。山ちゃんはでーれ余裕です。
ちなみに、Y川君の異様に重いザックの中身のほとんどは着替えでした。S手君の分も入っているので重いはずです。
シャツが6枚、セーターが2枚、ジャケットが1枚てな感じでたくさん入っていました。
あれほど、吸湿速乾のシャツ着てきてなって言ったのに・・・。
まあ、しゃーないっす。
やもんで、途中に服を置いて先に進みます。
しばらくは山ちゃんがペースを作っていたんだけど、
突如S手君が、俺は先に行くと言い出し、黙々と進み出してしまいました。
歩き方が山の歩き方じゃないさーって言っても、全く聞く耳をもってくれません。彼は一度、経験しないと納得してくれないみたいです。
そう言えば、高校の時からあの人はマイペースの人やったなあって事を、ふと思い出してしまった。やっぱ、登山は性格が出ますなあ。
うさぎと亀みたいな感じで1人で先を行くS手君を2人で追います。
もちろん、途中で追いついて抜きますが。
2時間位歩いた所で、森林限界を超えたみたいで振り返って景色を見てみると、雲海から頭を出す乗鞍岳や雲の下の高山の街、遠くには白山も見えました。
いい天気になって良かったー!!!
さすがに朝は寒く、登山道には霜柱もあったけど、どうやら今日はいい天気の1日になりそうです。日頃の行いやな
あと少しで、飛騨頂上です。

8時30分
飛騨頂上到着。予定よりも1時間早く着いたし、2人ともやる気たっぷりなので迷わず最高峰剣ヶ峰に進むことに決定します。
ここからは、眺望が開けます。天気が良いので北・中央・南アルプスの姿、遠くには富士山もくっきり見えます。
何回も言うけど、ホントいい天気で良かった。
天気が良ければ8割方、成功したようなもんです。
それにしても、御嶽山は巨大な山です。ピークがいくつもあります。以前、田の原から登った時は、石がゴロゴロした道を黙々と歩いただけの印象があったけど、
飛騨側から登ると水を満々と湛えた池の姿や、賽ノ河原の姿など色々と変化に富んだ景色を堪能できます。
すっかり、このコース気に入ってしまいました。
青い空青い空青い空蒼井そら(おっさん、おっさん・・・)
と雲海と赤茶けた山の姿、素敵です。
2人とも,やっとでペースを掴めたみたいで休み休み順調に登れます。
やっぱ、眺望が開けると元気がでるのかな。
また、御嶽山は信仰の山でもあるので、様々な宗教的なものもあります。
独特な雰囲気を醸し出す山です。
写真をパシャリパシャリ撮りながら進みます。
剣ヶ峰まであと少し。
この階段を登りきれば山頂です。

10時40分
無事に剣ヶ峰到着。やったー!!!
2人とも初めてやもんで、頂上に着いた達成感と頂上からの景色に、大満足です。
しかも予定よりも1時間早い到着、32歳の体力も、なかなかあなどれません。
景色を堪能し、写真を撮り、昼食です。もちろんカップラーメンです。
水がちょっと足りなかったので、スポーツ飲料を入れてごまかすとします。
山頂には小1時間程滞在し、大満喫したので下山開始です。
山頂から五ノ池小屋までは、ほとんど下りなので余裕です。
ただし午後になるとガスってきたので、景色は今一です。
五ノ池小屋でチャイを飲んで、一服します。

13時10分
これ以上、一服してると帰りたくなくなりそうだったので、五ノ池小屋から下山開始。
あとは、全部下りです。
山ちゃんは慣れとるもんで楽勝なんやけど、登山の下りは結構しんどいです。
登りは心肺機能がえらいけど、下りはもろ足にきます。
やもんで、慣れていない2人には徐々にボデーブローのように効いてきたみたいで、S手君は何回もしりもち付いて転びます。
スニーカーやでだしかんのやさーって言ったら、やっとで納得してくれました。
やっぱ経験論みたいです。
Y川君は徐々に、歩くペースがゆっくり目になってきました。
下りは、ひどい時は10分置き位に休憩しました。
2人ともかなりしんどそう。バテバテですなあ。
山ちゃんは、そんな2人をニヤニヤ見守ります。
後から聞いたんだけどS手君はこの時、風邪の状態がかなりしんどかったらしく、何も考られない状態だったみたいです。
最初は愚痴を言いながら歩いていましたが、途中からは何もしゃべらずフラフラになりながら黙々と歩いています。
そんな後姿は、まるで酔っ払いのおっさんみたいです。
しかし、意外と歩くのは早いのでY川君とは、距離がどんどん離れていきます。
やもんでS手君・山ちゃん・Y川君の隊列で、俺は真ん中に入って2人を見ながら下る事とします。
下りの最後の方は、2人には苦行になってたっぽいですが、なんとかなんとか

15時10分
登山口到着。
お疲れ様でしたー、行ってきました。
S手君死にかけです。
Y川君は余裕有です。
S手君はかなり体調悪いらしく、水水水って言ってます。
S手君は水を求めて、山ちゃんとY川君は癒しを求めて、市営の露天風呂に向かいます。
ここの露天風呂は初めて入ったけど、池みたいな巨大な露天風呂でした。
あと豆知識ですが、濁河温泉は通年自家用車でたどり着ける日本最高所の温泉です。
S手君も水を得てなんとか生き返り、山ちゃんとY川君は温泉で癒され、高山に帰るとします。
帰りの車中は、2人ともくたばっていました。

高山到着後、S手君は体調が悪かったもんで行かなかったけど
(後で聞いたら熱が39度あったそうです、その状態で登山したS手君の体力って一体・・・、さすがです)
山ちゃんとY川君は疲れた体は肉とビールで癒すという理由を付けて
「当り矢」に行って、ビールと肉を喰らってきたのでした。

今回の山行きもは天気と仲間に恵まれ、非常に楽しいものになりましたー!!!
2人とも、また登山行こうっと、どうやら登山も好きになってくれたみたいなので、何よりです。

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コメント

御岳行きて〜
なめこじるです。山ちゃんの山行記Sランクになってますね〜スゲー。私はいつもBらんくです。
御岳にも行きたいのですが何処の登山口から登るか迷っています。小坂口が加賀からは一番近いのですが、道が
恐そうな感じですが大丈夫ですか?チャオ御岳スキー場経由で山ちゃんは、行ったのですか?
濁河温泉に行く一番いいルートを教えてください。
2009/9/25 23:49
こんばんはー
なめこじるさん、こんばんはー。

ホントだ
Sランクになってますね。
多分、いたずらに長い文章を書いてるからじゃないですかねえ・・・。

御嶽登るなら、僕が登った飛騨側小坂口は、お勧めですよ。
そうそう、地図で見ると道が怖いんです。
僕は、チャオ経由で行きましたー。
石川県からだったら、高山ICで高速下りて41号線経由361号線で高根まで行って、チャオ経由です。
チャオまでの道は、走りやすいです。
高根のダム沿いだけが、ちょっと道狭いけど知れてます。
チャオから先は、道狭くなるけど、そんなに長い距離では無いです。
他の道の方が、怖いところあります。

高山から、だいたい1時間30分です。
もし御嶽山行かれる時は、事前に連絡下さいよ。
詳細をご案内しますので。
2009/9/26 18:28
ありがとう
ありがとうございました。
たいへん参考になりました。
御岳に行く時は連絡しますのでよろしくおねがいします。
2009/9/27 11:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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