阿蘇山(高岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 781m
- 下り
- 761m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バカ尾根は斜度が急ですが、足場はしっかりしており浮き石も少なく、困難を感じませんでした。一方、高岳から火口東展望所までは砂地もあり浮き石も多く、やや歩きにくかったです。火口東展望所から駐車場までの下りは整備はされているものの、アスファルトと階段、岩を敷いた道が続き、疲れた足にはこたえました。 |
その他周辺情報 | 阿蘇駅前の夢の湯阿蘇は400円(JAF割引では300円)とお手頃で気持ちよかったです。隣の道の駅の混雑ぶりと異なり、静かにのんびり湯に浸かれました。 |
写真
感想
先週末に博多で開催された2夜連続のライブに行くついでに、10年前に九重山・祖母山と一緒に登る予定だったものの、当日雨で断念した阿蘇山に登ってきました。
今年9月の2度の3連休は、台風などで天気に恵まれなかったものの、最後の25日は好天に恵まれ、気持ちよい登山を楽しむことができました。
4寺に起きて5時前に博多駅前を出発し、眠気を我慢して運転し、7時半前に仙酔峡に到着しました。絶好の登山日和なのに、駐車場には車は20台ほどしか駐まっていなかったのが意外でした。
ルートはバカ尾根からの時計回りにしましたが、これが正解。ここのところ登り始めで飛ばしすぎて途中で気持ちが悪くなることが多かったので、今回は登り初めはゆっくり歩き、調子がつかめてきてからいつもの調子で登ってみたところ、快調に歩くことができました。
バカ尾根は足下もしっかりしており、斜度ほどにはきつくなく、写真を撮るとき以外は休むこともなく登り切ってしまいました。
分岐に到着して目の前に広がる光景に思わず歓声を上げました。残念ながら九州の山には疎いので、前方はるか遠くに見える山々の名前がわかりません。また、眼下には高岳の火口が広がり、左右には気持ちの良い稜線が広がっています。阿蘇山にこんな場所があるとは知りませんでした。
最初に東峰まで歩きました。ミヤマキリシマの群落はここにもあり、5月末にはさぞかしきれいだろうと思いました。
東峰からは目の前に根子岳、その向こうに遠く祖母山が眺められました。北東には遠く九重連山が聳えています。祖母山も九重山も悪天候の中登ったので思い出深いです。
東峰から山頂へ向かいます。山頂までの稜線歩きは本当に気持ちが良かったです。山頂にはあっけなく到着したものの、山頂には何と私一人。少し待ってやって来た人にようやく写真を撮ってもらえました。
それにしても雄大な眺めです。阿蘇山の外輪山とその中に広がる阿蘇盆地、阿蘇五岳、中岳の噴火口、草千里浜、そして九重連山や祖母山、名前を知らない熊本の山々が連なっているのが一望できます。特に阿蘇カルデラの光景は、こうした光景は日本ではここでしか見られないものなので良い経験ができました。
高岳から中岳、火口東展望所へのルートは、これまでと打って変わって砂礫と岩場が続き、浮き石も多くとても歩きにくかったです。
火口東展望所では眼下に中岳の火口を眺め下ろしました。26年前に来たときは火口の縁まで行けたのに、現在では噴火があったために近くから眺めることができなくなってしまいました。火口の周辺がそこだけ火山灰で一面灰色になっていることにも、噴火の恐ろしさを見せつけられた感じがしました。
火口東展望所から駐車場までは、アスファルト道や階段、大きな石を並べた歩きにくい道が続き、疲れた足にはこたえました。
今年は未踏の百名山には一つも登れないのではないかと危惧していましたが、何とか一つ登ることができました。残る8座はいずれも難関ばかり。来年は1つくらい登れるかなあと不安も感じています。
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