三十人ヶ仙・天狗岩

2014年07月02日(水) [日帰り]

• GPS: 05:13
• 距離: 9.6km
• 登り: 736m
• 下り: 732m

コースタイム

9:55登山口-10:21林道分岐-10:55林道終点11:-11:47稜線分岐点11:55-12:06三十人ヶ仙-12:16稜線分岐点-12:35遠藤越-12:53天狗岩13:16-14:07正面登山口-14:53林道分岐-15:09登山口

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

倉見演習林の手前に広い道があるので数台駐車可能
林道入口にも3台駐車可能。

コース状況／危険箇所等

林道はよく整備されていて歩きやすい。分岐点にも案内板が設置されていて道に迷うとは殆ど無いだろう。登山ポストは無い。
下山後は土日ならば倉見温泉が営業しているので予約すると利用できる。
加茂町のローソンが最後のコンビニなので買い物は早めにした方がいい。

写真

7/3 14:21

林道分岐

7/3 14:21

三十人ヶ仙分岐

7/3 14:22

遠くに見えるのが休憩小屋

7/3 14:22

森林体験

7/3 14:22

休憩小屋

7/3 14:22

林道終点

7/3 14:24

稜線分岐点

7/3 14:23

三十人ヶ仙

7/3 14:24

三十人ヶ仙から

7/3 14:24

天狗岩

7/3 14:24

天狗岩から氷ノ山方向

7/3 14:24

天狗岩から後山方面

7/3 14:25

天狗岩から那岐山方面

7/3 14:25

天狗岩から広戸仙方面

7/3 14:25

天狗岩から矢筈山方面

7/3 14:25

天狗岩から角ヶ仙方面

7/3 14:25

天狗岩から花知ヶ仙方面

7/3 14:25

天狗岩眼下

7/3 14:25

チャレンジコース入り口

7/3 14:25

チャレンジコース終了

7/3 14:26

正面登山口

7/3 14:26

天狗岩案内板

7/3 14:26

静かな植林帯

撮影機器：

iPhone 5 Apple

装備

個人装備

ヘッドランプ(2) 予備電池(1式) ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(3L) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(2) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) レインハット(1)

共同装備

ツェルト(1) ファーストエイドキット(1) 車(1) Garmin GPS(1)

感想

nagayajp

三十人ヶ仙と天狗岩は津山市加茂町倉見にある県立勝間田高校倉見演習林の中にある山です。

標高は三十人ヶ仙が1171.7、天狗岩が1196.6と岡山県としてはかなり高い山の区分に入ります。

岡山県と鳥取県の県境にあるので、津山からでもかなり距離があり、公共交通機関が無いので、車でないと入れないのが難点です。

津山方面からだと加茂町に向かい、黒木ダムを超えて、黒木キャンプ場を超えて、秘湯と呼ばれる倉真温泉（要予約）すらも越えた先にやっと登山口があります。

いわゆる、すごい山奥です。

倉見演習林の宿舎も演習林の林道も車の進入は禁止されていますが、宿舎の手前の広い道と、林道入り口に数台の駐車スペースがあります。

演習林入り口から整備された林道を歩くと右が天狗岩、左が三十人ヶ仙と書かれた立派な看板があります。

三十人ヶ仙方向に曲がってしばらく歩くと登山道と書かれた看板があるので、左に曲がります。

すると最近出来たらしいきれいな休憩小屋があるのでここで一休みします。

この辺りは小学校の森林体験学習の看板がとても多くて、しかも4年生ばかりなのが面白いです。

ここからコバエと格闘しながら40分くらい歩くと林道は終点となり、丸太の階段に変わります。

道は刈り払われていて、歩きやすいんですが、意外と急登で辛いです。

大汗をかいて、40分ほどで稜線分岐点に出れました。ここまで来るとコバエはいなくなりました。

分岐から三十人ヶ仙までは片道15分程度なのでザックをデポして、ハイドレーションの水だけ背負ってピストンすることにしました。

背負っていったオスプレイのエクリプスというザックはハイドレーションシステムだけ取り外して背負えるのでこんな時に便利です。

三十人ヶ仙への道は細かいアップダウンがあるものの、歩きやすくてあっという間に山頂に着きました。

山頂から鳥取県方面の山が見えますが、それほど展望が開けていないので写真だけとってさっさと引き返します。

稜線分岐点に戻って天狗岩を目指すと、いきなりの下り道で、遠藤越のコルまで一気に下がります。

遠藤越はすっかり廃れていて、根曲がり竹のヤブとなっていました。

コルを過ぎると上り道となり、時々気持ちのいい稜線が現れて晴れ晴れします。

最後かなと思われる急登を詰めていくと、目の前にいきなり大きい岩が現れます。

よく見るとこれが天狗岩で、1時間を覚悟してたのに40分ほどでついてしまいました。

天狗岩には高校生の時に遠足という名の修行で一度来たことがあります。

もっと大きいイメージがあったのですが、大きいことは大きいんですが、ちょっと呆気無い感じがしてしまいました。

天気はあいにくの曇りでしたが、岩の上からの展望は素晴らしく、180度のパノラマです。

左から氷ノ山、那岐山、滝山、広戸仙、後山、角ヶ仙、泉山などなど、同定できない多くの山が一望できました。残念ながら大山は樹林に阻まれて確認できませんでした。

意外と体力を使ってしまったので、さっさと下山にとりかかります。

本来の下山路はきた道を少し戻ったところにありますが、岩の下に書かれているチャレンジコースの看板に誘惑されてしまい、戻るのも面倒なのでここを下ることにしました。

これが、すごい急坂で滑りやすくてとても危険なんですが、標高を一気に下げられるのでとても楽しいです。ダブルストックでないと間違いなく転びます。

一気に下っていると、10分くらいで通常の正面登山口からの登山道に合流してしまいました。

呆気無いなと思いつつ、下山を続けますがそこから先の道もかなり急坂でガツガツ標高を下げられます。

あっという間に正面登山口にでてしまい、あとはのんびりと1時間ほど林道を歩いて車に戻りました。

距離　9.5Km
沿面距離　10Km
所要時間　5時間13分
累積標高（+）931.773m
累積標高（-）-886.986m