大川林道 深山橋〜大川峠まで．．．昔バイクで走った場所は今いかに．．．
福島県
栃木県
guil
体力度について
- GPS
- 08:25
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 650m
- 下り
- 642m
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- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:21
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
深山橋ゲートは閉鎖。 途中に有る、雨量観測装置まではほぼ平坦路。 勾配が少々きついが、自転車で走ることも可能（押し上げ覚悟） 実際、路面にはグラベル系のタイヤ跡が有った。 途中路盤が流失し河原を歩く箇所がある。 増水時でなければ特に問題なし。 ヘアピンカーブ手前に崩壊地有り。 落石、浮岩等、不安定な状態に感じられた。 トラバースは慎重に．．． 峠手前はヤブが濃い．．． |
写真
拍手深山橋（橋 ��1）ゲート．．．ゲートが閉まっているのを見るのは今回が初めてだ。
「塩那森林管理署」纏を持ったあまり可愛くないリス．．．
ソランのチャッピーを思い出してしまう。
寸又川、日向林道の起点にもこのリスが描かれた看板が有る。
全国共通の営林署キャラだったのか．．．
纏を持ったあまり可愛くないリス．．．
ソランのチャッピーを思い出してしまう。
寸又川、日向林道の起点にもこのリスが描かれた看板が有る。
全国共通の営林署キャラだったのか．．．
この端を渡った右岸側に雨量観測装置が有る。
左岸側の路盤が一部流失して穴が開いている。
局名等の記載は無かった。
前回来た時は、この看板の前に「通行止」の看板が置かれていた。
クワ沢、通行止。
よく見ると「福島県田島町役場 建設課」となっている。
この場所は栃木県なのだが．．．
橋 ��10と同じ「第十七号橋」と書かれた銘板が付いている。
橋 ��11（第十七号橋の銘板有り）順番から行くと、この橋は「第十八号橋」になるはずだが．．．
赤スプレーで「17■」、「上ウミ沢」と書かれている。
17号なのか18号なのか．．．？
順番から行くと、この橋は「第十八号橋」になるはずだが．．．
赤スプレーで「17■」、「上ウミ沢」と書かれている。
17号なのか18号なのか．．．？
1m以上の真新しい大岩が林道上に転がっている。
当たったら確実にアウト！
大川林道の中で、この部分が一番道幅が有るのではないかと思う。
恐らくここが26年前にバイクで転倒した場所だ。26年前の動画と比較して割り出した。
中央に横たわっている太い倒木の下辺りに、転倒の原因となった轍の付いたコンクリート塊が眠っているはずだ．．．
26年前の動画と比較して割り出した。
中央に横たわっている太い倒木の下辺りに、転倒の原因となった轍の付いたコンクリート塊が眠っているはずだ．．．
崩壊した岩で林道が埋め尽くされている。
ヤブが凄い．．．法面付近を歩くしかない．．．
草むらの隅に古タイヤが2本積まれていた．．．
今回も峠でコーラいただきました。チョットぬるかったけど、美味い！
kaikaireiさんのパクリで、「メガシャキ」を持っていったが、オフィシャル・ドリンクを飲むほど消耗していなかったので、今回はお持ち帰り．．．ということになりました．．．
チョットぬるかったけど、美味い！
kaikaireiさんのパクリで、「メガシャキ」を持っていったが、オフィシャル・ドリンクを飲むほど消耗していなかったので、今回はお持ち帰り．．．ということになりました．．．
帰り際に気付いた．．．「いわな、ヤマメ釣りは、3月1日から9月19日迄です。」だそうです。
もう終わってる。
今回は鈍い私でも、沢山の魚影を見ることが出来た。（深山橋付近）
「いわな、ヤマメ釣りは、3月1日から9月19日迄です。」だそうです。
もう終わってる。
今回は鈍い私でも、沢山の魚影を見ることが出来た。（深山橋付近）
山火事用心の看板を比較してみた。 左側が2021年に撮影した日向林道起点に有るもの。
右側が今回大川林道で撮影したもの。
日向林道：「山火事注意」「あなたです 山を守るも 火を出すも」
大川林道：「山火事用心」「山火事は 自然をこわす にくいやつ」
リスの絵も微妙に違っている．．．可愛くないのは同じだが．．．
左側が2021年に撮影した日向林道起点に有るもの。
右側が今回大川林道で撮影したもの。
日向林道：「山火事注意」「あなたです 山を守るも 火を出すも」
大川林道：「山火事用心」「山火事は 自然をこわす にくいやつ」
リスの絵も微妙に違っている．．．可愛くないのは同じだが．．．
装備
| MYアイテム |
guil
重量：-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
クマよけスプレー
ナタ
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
感想
「なに書いてんだ！」．．．
と、怒られるかもしれないが、私はKawasaki党だ！
バイクにハマったきっかけは、人造人間キカイダー．．．
サイドマシンの500SS、白いカラスの750SS．．．
バイクはカワサキしか無い．．．と、思わせるに十分な個性的なバイク達であった。
なぜだかオフロードバイクに乗るようになったのだが、カワサキ党に変わりは無かった。
KL250、KLR250、KMX200、KDX200SR、KDX250SR、KLX250SRと乗り継いだ。
西俣を走ったのはKDX250SRであった。
本題に入るが、初めて大川林道を走った時のバイクはKMX200だったと思う。
1987年発売だから、80年代終盤だったのだろう．．．
下半分はフラットダートでカッ飛び、上半分は河床のような岩ゴロゴロのガレ場で、1本で2度美味しい林道であった。
この林道は栃木側から入るのが殆どで、福島側から入ったのは1回か2回しか無い。
この林道を走る時必ずセットになっていたのが「甲子林道」だった。
最後に大川林道を走ったのが1996年。（KLX250SR）
その後バイクから離れ、大川林道は記憶の中だけのものになってしまった。
数年前「zuruzuru4」さんのブログで大川林道の現状を知った。
ほぼ廃道状態．．．MTBで再訪を企てたが、実現には至らなかった。
もしかしたら、もう2度と行かないかも知れない．．．と思いかけていた大川林道に今回徒歩でチャレンジすることが出来た。
行ってみたいと思うようになった大きな要因は、寸又川左岸林道、西俣林道への山行だろう。
前日の昼過ぎに家を出て、下道だけを使って3時間チョイで深山ダムに着いた。
ダム駐車場で車中泊．．．駐車場にトイレは有るが、建屋に照明がない．．．
発電所が近くに有るのだから照明くらい付けてくれても良いんじゃないの．．．と勝手なことを思っていた。
翌朝、深山橋ゲート手前まで車で移動し、26年ぶりの大川林道に足を踏み入れた。
この林道は谷が狭い．．．川面と林道の標高差があまりない．．．日光もあまり差し込まない．．．
日当たりの良い林道で良く目にする、トゲトゲのオニアザミは全く無いが、代わりにシダや笹が群生している。
日当たりが悪いので湿気が多い．．．出発前に靴とズボンに「ヒル下がりのジョニー」を大量にスプレーした。
深山橋を渡ってすぐ目に入ってくるのが「山火事用心」の看板だ。
YouTubeにアップしたバイク動画にもしっかり映っている。
左端に纏を持ったリスがいる．．．可愛くないリスだ．．．宇宙少年ソランのチャッピーを思い出してしまう。
「どこかで見たことが有るような．．．」
寸又川左岸林道の日向林道起点にも同じ絵の描かれた看板が有った。
このリス、全国区なのか？
川面に近い位置の道を少しづつ登っていく。
所々倒木や落石、小さい崩壊が有るが通行に支障は無い。
スタート地点が左岸．．．深山橋を渡って右岸．．．いくつかの橋を渡って最終的に大川峠は左岸側に有る。
深山橋を含めて5番目の橋で右岸に渡ると雨量観測装置が設置されている。
昔は金網のフェンスで囲まれていたが、現在は柱しか残っていない．．．
入り込む人が少ないので、フェンスが無くても問題ないようだ。
この雨量観測装置を過ぎたあたりから、少しずつ道が荒れてくる。
約500m上流の沢に掛かる橋の上流側の路盤が流失していて河原を歩くことになる。
増水していなければ特に問題ない。
6番目の橋で左岸に渡る。
これ以降は峠まで左岸を歩くことになる。
このあたりから林道上に水たまりが多くなり、路面に草が多くなる。
ほとんど人が入り込んでいないのが良く分かる。
所々に動物が路面を掘り返した跡が見られた。
イノシシが地面を掘り返して餌を取るらしいが、イノシシではない。
足跡を見ると肉球系だ．．．それも結構大きい．．．
多分クマであろう．．．
ほじくり返して何を食べているのか分からないが、ビビリーな私はザックから熊避けスプレーを取り出し、すぐにでも発射できる体制で林道を歩いた。
6番目の橋の上流．．．左岸側の沢に掛かるいくつかの橋がある。
番号が振られているのだが、何故か17号橋が2つ有るのだ．．．
銘板の付け間違いか．．．
峠の1kmほど手前にヘアピンカーブが有るのだが、そこに至る手前に崩壊地が有った。
見た感じ、まだ新しい様に思えた。
崩壊の規模は大きくないが、ひとつひとつの岩が結構大きく、浮岩状態になっているものが多い。
下の岩を崩すと支えがなくなり上の岩が落ちてくる．．．そんな感じだった。
滑落より落石が怖い．．．こんな岩に当たったら即御陀仏であろう．．．
ヘアピンカーブを過ぎ、GPSがアラームを発した。
26年前に立ち転けした場所が近付いてきたのだ．．．が、当時の面影は全く無く、目印にしていた轍の付いたコンクリート塊も確認できなかった。
（帰宅後に新旧の動画を見比べて、ほぼ場所の特定ができた。）
峠が近付くにつれヤブが濃くなって来る。
（MTBで再訪．．．なんて思っていた時期があったが、やらなくて良かった。）
この藪の先に峠が待っていた．．．
峠に行ったら是非見たかったのが、放置されている白い車．．．
26年前には、まだ放置されていなかったようなのだ。
狭い峠なのすぐに分かると思っていたのだが．．．無い．．．
ウロウロしたが無い．．．
撤去されたのか？
田島側も林道は崩れていて通行は難しいと聞いていた．．．
一体どこに．．．結局分からずじまいだった。
どこに放置されていたのか教えて欲しい．．．
早めの昼飯を食べ、ドローンで大川峠上空の360度画像を撮影し峠を下った。
上りで4時間、下りで3時間半．．．
バイクの時はコケた時間を差し引いて、深山橋から峠まで21分で着いていた。
平均時速．．．11.5km/(21/60)h＝33km/h．．．結構早い！！！
バイクで来た時は路面とコーナー出口しか見ていなかった。
今回、今まで自分の記憶の中に有った大川林道とは別モノの大川林道を知ることが出来たように思う．．．
それにしても、峠に有るはずの白い放置自動車はどこに行ってしまったのだろうか．．．
p.s.
私は寒さに非常に弱い．．．
今回、日の出とともにスタート．．．と計画していたが、朝の寒さにやられて（8℃なので大した事ないと思われるだろうが．．．咳が止まらなくなってしまった。）1時間ほど出発が遅れてしまった。
私の中では今回の山行でシーズンは終わった．．．
これから8ヶ月間の「ヨガの眠り」に入ります．．．
ストリートビュー：大川峠
https://bit.ly/3dZ0mH9
こっそり拍手
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