*谷川岳 一ノ倉沢 烏帽子岩 南陵* それぞれの想い
天候 | 曇り〜晴れ〜ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
初の一ノ倉沢!
滝谷と違って、濡れた蛇紋岩にて苦戦した・・・
しかし、意外とホールドは多く基本を守ればしっかりと登れます。。
ただし、決して安易な気持ちと浅はかな考えで立ち入らない様に!!
去年、師匠から谷川へ行こうと思っていると聞かされていました。その日がいよいよ訪れました。
天候が怪しく師匠から明日決行!の連絡が入ったのはお昼頃。
土曜も仕事だった師匠とヤマちゃんと谷川ロープーウェイの駐車場に到着したのは既に11時半を回っていた。
外は残念なことに土砂降りの雨(T_T)谷川の岩は濡れるとズルズル滑る蛇紋岩。明日快晴になって岩肌が渇くことはありえない。その時点で明日は無理だと諦め途中コンビニで購入してきたお酒で酒盛り♪
一応最初の予定通りに3時半に目覚ましが鳴るも誰も起きない。
それでも谷川イベント日だったので朝4時半から駐車場内に音楽が流れ出し寝ていられない。
空は相変わらずどんよりだけれど、一瞬雲が切れるところも・・・
せっかく谷川に来たのだから次回登る為に南稜テラスあたりまで偵察に行こうということになった。
実際南稜テラスまで行くと、山屋の二人が御馳走を目の前に我慢できるはずもなく
天候も回復してきたので結局偵察のつもりが南稜へ繰り出していきました。
さっきまで昨夜のお酒が残りまくりだったグロッキーなヤマちゃんも水を得た魚のようにリードで登っていく。
濡れたチムニーは難易度高く、ヤマちゃんすごーいって拍手しちゃいました。
馬ノ背リッジは噂通りとても気持ちよくて最高!ってキャーキャー言いながら登りました。
最後の核心部はやはり濡れていてとても怖かった・・・
本当はそのまま一ノ倉岳へ抜ける予定でしたが、草付からその先がとても悪く、またガスに巻かれてルートも不明瞭。
なので再び登攀終了点まで戻り懸垂下降して降りていくことに...
途中危険なトラバースのところもあったり最後まで気が抜けない下りでした。
師匠、ヤマちゃんはこの先のルートを考えているようです。
彼等をこれから先ずっと応援したいです。
今回師匠にとって初めての谷川は楽しめたようで良かった(#^^#)
ヤマちゃんは今回オールリードで「やっぱ楽しい!」を連発していました。
私はというと...
谷川が大好きで大好きで・・でもこんな壁は登ることなんて一生ないと思っていた。
それが今、しっかりとこの足で登ってきたんだって。いつも見ていたあの場所へ...
何だかジーンときちゃいました。今もなお充実感に包まれながら幸せな余韻に浸っています。
それぞれの谷川。近くて良い山です。
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