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Yamareco

記録ID: 475303
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

景信山-小仏城山-紅葉台

2014年07月08日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:42
距離
10.2km
登り
797m
下り
813m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

13:02 景信山登山口
13:24 小下沢分岐
13:38 景信山
14:01 小仏峠
14:20 城山
14:41 一丁平
15:18 もみじ台
16:33 小仏峠登山口
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小仏峠下に数台停められる駐車場があり、少し下の路上にも停められるスペースがあります。
休日は、すぐに満車でしょう。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。
雨続きでかなり泥濘、滑りやすい箇所があります。
車を止めて、景信山へ。ここから登るのは初めてです。
車を止めて、景信山へ。ここから登るのは初めてです。
勝手はよく知ってますが、やっぱり滑りやすい
勝手はよく知ってますが、やっぱり滑りやすい
小下沢への分岐到着。道はつるつる。
小下沢への分岐到着。道はつるつる。
オカトラノオ。あちこちで咲いていました。
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オカトラノオ。あちこちで咲いていました。
さあ木の階段。ここは日射しが厳しいです。
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さあ木の階段。ここは日射しが厳しいです。
景信山頂。木陰で涼みます。
景信山頂。木陰で涼みます。
嗚呼、いい天気。束の間の、梅雨の晴れ間。
嗚呼、いい天気。束の間の、梅雨の晴れ間。
茶店は休業。平日ですし。
茶店は休業。平日ですし。
ひとまず、高尾山方面へ。
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ひとまず、高尾山方面へ。
ホタルブクロ。
裏高尾もいい眺め。
裏高尾もいい眺め。
閑寂な小仏峠。
紫陽花がいい感じ。向こうは相模湖。
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紫陽花がいい感じ。向こうは相模湖。
小仏城山は茶店営業。
小仏城山は茶店営業。
余ったお菓子を頂きました。
余ったお菓子を頂きました。
すっかり木道が整備されています。以前より遥かに、歩きやすくなりました。
すっかり木道が整備されています。以前より遥かに、歩きやすくなりました。
さあ紅葉台。
バイケイソウかと思ったら、オオバギボウシ。
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バイケイソウかと思ったら、オオバギボウシ。
ここにもオオバギボウシ。
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ここにもオオバギボウシ。
笹の葉の上に、イナゴ?
笹の葉の上に、イナゴ?
さて、帰りは小仏城山を巻きます。
さて、帰りは小仏城山を巻きます。
伐採後の草原も、植生がかなり豊かになりましたね。
伐採後の草原も、植生がかなり豊かになりましたね。
遠望も見納めです
遠望も見納めです
小仏峠の茶店は、今日も休業。
小仏峠の茶店は、今日も休業。
峠を降りました。今日もお疲れさまでした。
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峠を降りました。今日もお疲れさまでした。

感想

久しぶりの奥高尾。
梅雨ですから仕方ないですが、それにしても今年は雨が多いですね。
エルニーニョの影響かどうかはわかりませんが、
各地で記録的な降雨が続いていますし、台風も来ています。
今日の合間を逃すと、またしばらく雨続きとなりそうで、
仕事を手早く片付けて、午後から登山を嗜んでみました。

しかし一ヶ月ほど登山していませんでしたから、ちょっと不安でしたけど、
問題なのは暑さだけ。
足の衰えも不調も何も感じず、ひと安心。
数年かけて鍛え上げた足腰は、一月程度のブランクでは衰えないようですね。
積み重ねの結果は、キチンと物になっていると確認できただけでも、
私にとっては貴重な収穫です。

汗だくで景信山へ。
湿度が高いし、気温も厳しい。低山の季節じゃないですね。
しかも、雨続きによる滑りやすさ。
でもまあ、その辺は昨年も存分に体験しています。
連れが雨男ばかりという噂もありますが、どうなんでしょう。

幸い、午後は雲の切れ間も多く、山頂では晴れていました。
景信山はお店も休業。水分も食料も現地調達の軽装なので、
とにかくお店のある小仏城山に急ぎます。

泥濘をクリアして、小仏城山。
ここは営業していました。ひとまずカルピス水。
ベンチで休んでいたら、向かいのおばさんからお菓子の余りを
お裾分け。甘くて、速攻チャージできました(*^^*)
さらに進んで、紅葉台の細田屋さんの冷やしとろろそばを目指します。

紅葉台到着は15時過ぎ。閉店しかけたところに飛び込んでしまいました。
でも快くお作り頂けて助かりました。
冷たくて美味しいとろろが、お腹を満たします。

さて下山ですが、車は小仏峠。
まあ大したことはない、戻ればいいことです。
巻き道もあるし、そんなに急な坂もないですし。
数年前、登山を始めた頃ならうんざりしたかもですね。
これは心境の変化もありますが、何より体を磨いた結果でしょう。
景信山も小仏城山も、最早コンビニに買い物にいくようなものです(笑)
それだけ成長したということですね。

まあ昨年などは、富士山の前にも、北岳の前にも、
ウォームアップと称して高尾山でした。
高尾山は月に一度程度の頻度で日々のトレーニングに利用させてもらっていましたが、
そうした傾向も、未だ続いているようです。
低山はこの時期だと暑すぎるので、少しでも高い山には行きたいですが、
気候がそれをなかなか許してくれません。
以前は車がないという理由でしたけど、
山のご機嫌とは本来、天候によるものだったかと、改めて感じました。
懐具合や、気分、予定など忙しさなんかは、専ら個人の都合です。
機嫌なんかじゃなくて、山が人を選ぶ「ふるい」なのか、どうなのか。

単独行で北岳を制した初年。天気はともかく、
山はひたすら我が身を受け入れてくれました。
俄に、予定を組むのが難しく感じたのは車が無かった頃ですが、
それでも電車利用に拘れば、何ら問題はありませんでした。
山の予定を立て辛くなったのは、同行者が増えてから。
何故でしょうね。
そんな昨今でも、単独行なら相変わらず、難なく帰ってきています。
何となくですが、
もしかして「山が人を選んでいる?」とふと思いました。
明確な根拠はありません。ただ、頂上にたどり着けるか否か、
或いは登山に向かえるのかどうかさえも、
心を見透かすような意思を、意識してしまいました。
一人一人の人間に、そう大差があるとも思えませんし、
技術的にも、装備的にも、過不足はないはずなんですが。
しかしそれでも、どうにも運に恵まれない人はいるし、
私のように何ら憚ることなく、登りたい山にどんどん登れる人間もいます。

装備以上に必要なのが体力ですが、それ以上に「心」も磨く必要が、あるような。

山に楽しみを全く見出だせないなら、つらいだけです。
楽しみを享受するには、体力よりも知識です。
もちろん、体力的な楽しみもありますし、それを否定はしませんが、
鳥や動物、草花だって山の面白さですね、生物学。
岩や土といった、地質学。史跡や古い名称などの、歴史。
夜になれば満点の星、天文学。
山の面白さを紐解くには、こうした「引き出し」が必要だったんだと、
今日改めて思いました。
そうした引き出しがなければ、残念ながら
草は草でしかない。石も木も鳥も、石や木や鳥でしかない。
行き着くところ、坂は坂でしかないし、山は山でしかない。

幾度となく、山に登り、
少ないながらも積み重ねた標高や距離、日数。
それらは単なる数字でなく、
自分が積み重ねた人生そのものなんだと、ふと思った奥高尾でした。

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コメント

土に
はじめて、コメントさせていただきます
じわりじわり、しみてしまいました。感動しました
歩くことがまだ生きる一部、細胞とかしていません
土にひかれるので、いずれ、山に受け入れてもらえる妄想をいだいてみます。
土を研究してみたいです。すみません。またお邪魔致します
2014/7/11 21:44
はじめまして
Yuminosukeさんこんにちは(*^^*)
コメントありがとうございます。

山の土も趣深いですね。
火山だったり海の底だったり、
山が生きていると一番感じられるのが土かもしれませんね。

山は、自分達とは比較にならない桁違いの尺度で
いろんな事を教えてくれるから、面白いですね。
何か面白い発見がありましたら、ぜひ教えてくださいね(^^)/
2014/7/14 8:56
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