峰山高原・黒岩滝・夜鷹山・砥峰高原


- GPS
- 04:54
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 843m
- 下り
- 850m
コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 4:55
天候 | 晴れ時々曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
峰山高原・リラクシアの森〜黒岩滝 あまり歩く人がないようで、道のはっきりしないところやわかりにくいところ、流路ですべりやすいところなどあり、注意が必要。 林道〜夜鷹山 山頂付近でやや道のかわりにくいところがある。 砥峰高原〜峰山高原 おおむね標識もあり道もはっきりしているが、リラクシアの森ではどこでも歩けるようでかえって道のわかりにくいところもある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
アンダーシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
スマートフォン(地形図 ・GPS)
コンパス
ヘッドランプ
時計
ハンカチ
カメラ
双眼鏡
コンロ
コッヘル
ルーペ
|
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感想
涼しい天気が続き、気持ちよく歩けそうだが、最近あまり山に登っていないのでのんびり歩けそうな峰山高原・砥峰高原に出かける。今回も、「はりま山歩き」を手に岩石観察もしたい。
峰山高原駐車場からホテルリラクシアに向かう。左に進みリラクシアの森に入る。ここでは、岩塊流を見ることができる。岩塊流とは、氷河期に氷河周辺の岩石に水がしみ込み、凍り、また融けてと繰り返すうちに割れ目が入り、崩れ、それが列をなして並んでいるような地形だそうだ。周氷河地形と言う。えごの木橋周辺で岩塊流を見た後、黒岩の滝に向かう。水路に沿ってゆるやかな斜面を下っていく。このゆるやかな斜面も化石周氷河斜面といい、周氷河地形のひとつだという。
はじめはわかりやすい道なのだが、しだいに渡渉があったり踏み跡がはっきりしなかったり、すべりやすかったりでやや緊張しながら下っていく。何とか林道に出る。林道にも駐車場があり、ここに車を置いて黒岩の滝に向かうことができるようだ。何台かの車が停められていた。駐車場から少し下ったところに平らな岩のところがあり、テントを張られている方があった。こんなところでのキャンプも気持ちよさそうだなと思いながら横を通る。
黒岩の滝へも一部道がわかりにくいところがあり、また、大きな岩を越えるようなところもあり、やや注意を要する。黒岩の滝に着く。静かで昨日の雨もあり水量も多く見ごたえのある滝である。滝姿を観ながらカップ麺の昼食をとる。しばらくして、若い方が来られ、熱心に植物の観察をし写真を撮っておられた。コハクウンボクやシオジという名前を教えていただいた。何でも、関東から来られ、関西の植物を観察されているそうで、姫路からレンタカーでこられたそうだ。今朝は高御位山に登ってからこちらに来られたということで、なかなかの活動力のある方のようだ。同じペースで滝を引き上げたが、砥峰高原には向かわれないということで、林道手前でお別れした。
ひたすら林道を歩いて、夜鷹山登山口に着く。せっかくなので夜鷹山にも登る。獣柵を開けて山道を登る。けっこう急な斜面で息を切らしながら登る。山頂には展望台がある。以前、氷ノ山・三の丸の展望台が崩れる事故があったので、この展望台ももし崩れたら誰もいない中どうなるだろうとひやひやしながら、足元を確かめながら上る。暁晴山と峰山高原、東には笠形山から千ヶ峰に続く稜線と展望できる。
夜鷹山登山口まで戻り、砥峰高原目指して再び林道を歩く。かなり疲れてきた。砥峰高原入口に辿り着く。かなり時間も押してきている。峰山高原まで戻らなくてはならないので、あまりゆっくりすることもできない。それでも、砥峰高原を一周する。ウメバチソウはたくさん花が咲いていたが、リンドウはとても少なかった。もしかしたら減っているのだろうかと心配になる。他に、ツリガネニンジンやアキノキリンソウが観られた。ススキもあるにはあるが、20年前くらいに来た時の記憶に比べると背丈も低く、数も少なくなっている。もしかしたら、このまま衰退していくのではないだろうか。
峰山高原に向かう。林道峰山口駅から森林を歩き、防火帯を過ぎ、リラクシアの森まで戻ってくる。帰り時にも岩塊流や岩石の様子を観察する。もっとゆっくりとしたいのだが、時間もないのでやや急ぎながら駐車地に向かう。
リラクシアには固定のテントが何張りも張られていて、夕方には焚火をするなど思い思いのキャンプを楽しまれている家族の方がいらっしゃった。高原でのキャンプは気持ち良さそうだと横目で見ながら車に戻ってきた。
今回は初めて黒岩の滝を訪れることができ、また、岩石や植物の観察もでき、充実した山行だった。また、高低差の少ない高原歩きとはいえ、16kmを5時間弱で歩き、いいトレーニングにもなった。
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