12時間運転後にひとときの憩い。剣山(四国遠征①)
- GPS
- 02:23
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 297m
- 下り
- 603m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山72座目、そして四国遠征シリーズ1座目は剣山。
【いきさつ】
今年も10月に入り、寒くなってきた。無雪期の百名山にトライするのはこの10月中旬の3連休が最後だと思い、1ヶ月前から計画を練り始める。目標は四国にある百名山の剣山と石鎚山の連続登頂。しかし四国は遠いし「酷道」と呼ばれるほど狭くてクネクネした国道があるらしい。なので、前の職場の先輩に連絡し、付き合っていただくことになった。お城に詳しいoさんとの旅は3年連続で、一昨年の福島遠征の時は会津若松城、昨年の中国遠征の時は備中松山城も一緒に見てまわり、とても楽しかった。今年のリクエストを聞いたところ、現存12天守の一つである丸亀城が候補にあがり、それも組み入れることにした。
【苦労した二泊三日の計画づくり】
9月中旬に話がまとまり、計画を練り始めるが、石鎚山の宿の手配に苦労した。最初は登山口に近い国民宿舎石鎚に電話するが、すでに満員。近くのペンションも含めて何件か電話をかけるが、この時期は紅葉の季節と重なるらしく、どこもとれない。最終的に登山口近くの宿は諦め、登山口から40km以上離れた久万高原町の民宿を何とかとることができた。しかしながらここで新たな問題が発生する。民宿からの順路にあたる石鎚スカイラインは7時までゲートが閉まっているらしい。早朝登山ができないという制約を考えると、初日に丸亀城、2日目に石鎚山、3日目に剣山が一番無理がない計画になる。幸い、剣山登山口近くの民宿はとれたのでホッとした。ところが、登山数日前に天気予報が悪化し、特に3日目はかなり荒れるという予報がでる。天候不順の場合は民宿の前日キャンセルが効くという約束だったので、全てをキャンセルするか悩みに悩んだ。でも2日目までは天気がもちそうなので、前日に計画を組み替え、初日に剣山、2日目に石鎚山と丸亀城に変更した。
【実際に登ってみて】
8日0時40分に横浜を出発する。途中何回か渋滞があったので、予定より1時間遅れて13時過ぎに剣山登山口近くの「民宿まつうら」に到着する。当初はリフトを使わない予定だったが、仮眠1時間30分で12時間以上車を運転した後であり、天候もすぐれなかったので、行きはリフトを使用した。(片道1050円で15分)
西島駅を降りると、車を運転してきた山並みや次郎笈に続く稜線がよく見える。この後ガスに包まれて何も見えなくなってしまったので、リフトのおかげでギリギリ間に合って本当によかった。登山道は緩やかで木道も整備されていて歩きやすい。山頂付近は笹の草原に木道が伸び、気持ちいい景色が楽しめた。歩行時間は2時間20分だが、運転時間を含めると15時間超。ある意味北海道幌尻岳なみのハードな山行となった。
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