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記録ID: 476792
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ハイキング
四国

【過去の記録】 寒風の佐多岬を巡る

2007年12月30日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.0km
登り
257m
下り
257m

コースタイム

12:17 駐車場から歩き始める。
12:29 佐多岬灯台
13:26 駐車場に戻る
天候 寒風吹きすさぶ中であった。
過去天気図(気象庁) 2007年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(情報が古くて正確性に欠けるかもしれません)
佐多岬公園駐車場 駐車料金500円 農家の方がいらっしゃって500円以上分のみかんを買えば無料で停めさせてくれる。それにしてもこんな年の瀬にやっているもんだなあ。
コース状況/
危険箇所等
 基本的には歩道があり、そこを歩いていくハイキングである。
 夏であればキラキラした光の中を歩くような歩行になるであろう。しかし、この年の瀬、寒風吹きすさぶ中で歩いているのは私一人という状況だった。
 駐車場からの歩き始めです。いかにも冬の海って感じですね。
2007年12月29日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:17
 駐車場からの歩き始めです。いかにも冬の海って感じですね。
 しかし南国に近いなあと思うような雰囲気も感じることができました。
2007年12月29日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:18
 しかし南国に近いなあと思うような雰囲気も感じることができました。
 こんな12月にもエメラルドグリーンの海があるんですね。
2007年12月29日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:19
 こんな12月にもエメラルドグリーンの海があるんですね。
 どんどん歩いていきます。
2007年12月29日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:19
 どんどん歩いていきます。
 九州の方でしょうか。
2007年12月29日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:19
 九州の方でしょうか。
 佐多岬が一気に海に落ち込むところですね。私の地元で言えば襟裳岬に似た厳しさを感じます。
2007年12月29日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:19
 佐多岬が一気に海に落ち込むところですね。私の地元で言えば襟裳岬に似た厳しさを感じます。
 少し陽光が出て来たみたいですね。
2007年12月29日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:19
 少し陽光が出て来たみたいですね。
 佐多岬灯台、豊予海峡から豊後水道は船舶がひしめき合う海運の要所であります。当然しっかりとした灯台が必要ですね。
2007年12月29日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:29
 佐多岬灯台、豊予海峡から豊後水道は船舶がひしめき合う海運の要所であります。当然しっかりとした灯台が必要ですね。
 日本の灯台50選にも選ばれている。もともとは江戸時代に各国と条約を結んだ時に開設が決まったという歴史のある灯台なのだそうです。
2007年12月29日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:29
 日本の灯台50選にも選ばれている。もともとは江戸時代に各国と条約を結んだ時に開設が決まったという歴史のある灯台なのだそうです。
 灯台から、今来た道を見ていくとこんな感じです。
2007年12月29日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:30
 灯台から、今来た道を見ていくとこんな感じです。
 この一面は佐多岬展望公園として整備されています。夏になったら活気づくんでしょうな。
2007年12月29日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:30
 この一面は佐多岬展望公園として整備されています。夏になったら活気づくんでしょうな。
 岩に窓がたくさんありますね(扉かも)、歴史を感じさせるような作りですね。
2007年12月29日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:30
 岩に窓がたくさんありますね(扉かも)、歴史を感じさせるような作りですね。
 漁船が操業しています。明日の大晦日に市場に並ぶ魚を取っているのでしょうね。大晦日から正月にかけて四国の人の口に入るわけですね。
2007年12月29日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:33
 漁船が操業しています。明日の大晦日に市場に並ぶ魚を取っているのでしょうね。大晦日から正月にかけて四国の人の口に入るわけですね。
 展望テラスがありますが、風が強いので行きませんでした。
2007年12月29日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:33
 展望テラスがありますが、風が強いので行きませんでした。
 またもや、岩を撮影。なんかいいんですよね。
2007年12月29日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:34
 またもや、岩を撮影。なんかいいんですよね。
 「海人体験広場 佐多岬SEA」と書かれています。どんな体験ができるのでしょうかね。海女さん体験でしょうか?まさかの、じぇじぇじぇ!?
2007年12月29日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:35
 「海人体験広場 佐多岬SEA」と書かれています。どんな体験ができるのでしょうかね。海女さん体験でしょうか?まさかの、じぇじぇじぇ!?
 こういうショット好きなんですよね。奥行きがあって・・・。
2007年12月29日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:39
 こういうショット好きなんですよね。奥行きがあって・・・。
 波打ち際の様子、これだけで波が立っているのがよくわかります。
2007年12月29日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:44
 波打ち際の様子、これだけで波が立っているのがよくわかります。
 沖を行く漁船の様子。操業中でしょうか?港に戻るのでしょうか?何が獲れたのでしょうか?
2007年12月29日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 12:47
 沖を行く漁船の様子。操業中でしょうか?港に戻るのでしょうか?何が獲れたのでしょうか?
 沖を行く「国道九四フェリー」の雄姿。四国から九州に渡るにはこれが一案安くて良いです。佐多岬ドライブも楽しめますし。
2007年12月29日 13:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
12/29 13:26
 沖を行く「国道九四フェリー」の雄姿。四国から九州に渡るにはこれが一案安くて良いです。佐多岬ドライブも楽しめますし。
撮影機器:

感想

 2007年12月21日、仕事が一段落してから私は車で九州の方に出かけて行った。しかし高速道路は一切乗らずフェリーで四国に渡り、小豆島へフェリーで往復し、さらに九州に渡り長島ー天草のフェリーにも乗り、四国に渡り、また本州に渡った。伊良湖ー鳥羽もフェリーを使ったので計8回もフェリーに乗る旅となった。

 そんな中九州から国道九四フェリーに乗り佐多岬にある三崎という港に着いた。八幡浜方面に向かう前に佐多岬観光をしようと思い、ここにやってきた。
 私は最初この国道九四フェリーは、国道94号線の会場区間とばかり思っていたのだが、どうも違うらしい。国道197号線の海上区間であるらしい。そして9は九州、4は四国なので国道九四フェリーといういうことらしい。まぎらわしい・・・。とはいえ、私は四国から九州に渡りたい時には値段の安さと1時間半に1本ある安心感からこのフェリーを使うことが多い、乗り遅れてしまっても最悪両方ともに道の駅が近くにあるので次の日まで安心して待つことができる。

 それはさておき、本来ならば仕事始めは1月7日なので1月5日ぐらいまで旅に出ていてもよいのだが、寒波が来るということで夏タイヤの私は急いで帰ってきてしまったのである。次の日には和歌山で雪がちらちら、潮岬経由で帰ってきたわけだ・・・。

 閑話休題

 佐多岬展望公園にやってきた私は、おばちゃんからみかんを買い車を停めさせていただき歩き出す。岩と海、冬の陽光、空は黒い雲、いかにも年末のあわただしさと無常さを醸し出している。ほとんどの家庭では買い物や掃除など次の年を迎えるための準備に暇がない。私はひとり者なので、このような地球の息吹、森羅万象が織りなす世界の中に一人でどっぷりとつかりながらただただとぼとぼと先を目指す。冬の間は使われていないキャンプ場、海人体験施設、ただただ無常である。冬の日本を旅しているとさまざまな無常に出会う。この感覚がたまらないのだ。

 ただただとぼとぼと歩いていると佐多岬灯台にたどり着く。非常に歴史ある灯台だ。豊予海峡・豊後水道、海運の大動脈である。豊予海峡は豊後水道の中で水路が最も狭い部分で、伊予灘との境界にあたる。海峡幅は約14km、最大水深は約195m。日本最大の断層である中央構造線が走る。
 外海から瀬戸内海に入るためには、必ず海峡を通らなければならない。鳴門海峡のように渦潮ができたり関門海峡のようにまるで川のように流れている所よりは安全に航海しやすいと思われる。また、海峡なのでそれに逆らって魚が泳ぐため身がしまり、関アジ関サバのように美味になるものもある。
 そのような場所だからこそ、灯台を早くから導入したと思われる。
 灯台から四方を見渡す。沖に見えるのは高島、そして3時間前にいた佐賀関が見える。それ以外は岩と海、光、カモメ・・・。首にはEOS40Dをぶら下げ、コートの中に両手を入れ、ただただ佇んでいた。

 何かのきっかけでふと歩きだし、来た道を戻り始める。そんな中、海で操業している漁船を発見、写真を撮る。ああっ、人の営みだ・・・。きっとあの魚は明日の市場に並べられたくさんの人の口に入るのであろう。私も次の目的地に向かおうと足を速め駐車場に戻ることにした。
 車まで戻った私は残り2日の旅程のために気を引き締め、八幡浜から松山の方に車を走らせたのである。
 

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