ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 477299
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

奥白根山 【五色沼の畔はイワカガミの御花畑】

2014年07月13日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.2km
登り
952m
下り
952m

コースタイム

菅沼登山口05:35 - 07:18弥陀ヶ池07:23 - 07:30ロープウェイ分岐 - 08:32白根山08:37 - 08:47祠 - 09:16樹林帯突入 - 09:33五色沼避難小屋09:42 - 09:55五色沼 - 10:28五色山分岐 - 10:50阿弥陀ヶ池 - 12:10菅沼登山口
天候 霧、時々曇り、その後小雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○往路
22:40pm練馬IC → 00:05am沼田IC → 1:10am菅沼登山口(ETC利用で 2,480円)

沼田から片品村へ向かう国道120号の白沢町〜椎坂峠〜利根町の区間に昨年11月開通した椎坂トンネル(椎坂白沢トンネル+椎坂利根トンネル)により片品村へのアクセスが便利になったように思われます。特に、夜間の運転がとっても楽チンになりました。
http://www.marunuma.jp/tunnel/
http://www.oze-info.com/shiisaka_tunnel/

○菅沼登山口の駐車場
駐車料金1日1,000円。
約40台の車の駐車可能。

1:10amの時点でバイク2台(テン泊)がいらしていました。
早々に仮眠しましたが、気付いてみれば、大寝坊の5:30。
この時点では、11台ほどの車が止まっていました。
この時間には、駐車場の管理人さんがいらしていたので、駐車料金を支払い、山行準備。
下山後、駐車場を見渡しましたところ、満車にはなっていなかった模様。

○復路
12:40pm菅沼登山口 → 15:00pm練馬IC(ETC利用で 2,480円)
コース状況/
危険箇所等
○道の状況
一般的な登山道で、歩き易いが、全般的に動き易い石(浮き石)が多いという印象です。
石を落とさないようにするとともに、動く石に足を取られて、挫かないよう注意して歩いて下さい
なお、山頂直下に岩場がありますが、ここも足場・バランスを確保しながら注意して歩けば、危険度は低いです。
コース上、道標、赤テープ/リボン等の類が多く設置されており、踏み跡もしっかりしているので、道迷いの危険性は低いですが、濃霧が発生した場合、ルートを見失う場合もありますので、ピストンで下りるなど、安全な下山方法を取って下さい。

○避難場所
五色沼避難小屋

○エスケープルート
弥陀ヶ池/五色沼 → 菅沼登山口
白根山 → 日光白根山ロープウェイ山頂駅

○トイレ
登山口にはありません。
登山口の隣の蕎麦屋・売店のトイレを借りました。

五色沼避難小屋にもトイレはありません。
避難小屋には鍬が設置されており、「鍬で掘って埋めろ」との指示書きあり。

・群馬県警
http://www.police.pref.gunma.jp/subindex/tozan.html
群馬県警察本部地域課
〒371-8580 前橋市大手町1-1-1
0272-43-0110

・栃木県警
http://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/info/tozan.html
栃木県警察本部地域課
〒320-8510 宇都宮市塙田1-1-20
0286-21-0110
菅沼登山口の駐車場
車中前泊で大寝坊
気がつけば10台の車が蛻の殻
5
菅沼登山口の駐車場
車中前泊で大寝坊
気がつけば10台の車が蛻の殻
管理人の方がいらしていたので、とりあえず駐車料金を払います
右奥の蕎麦屋/土産物店のトイレを借りて出発です
2
管理人の方がいらしていたので、とりあえず駐車料金を払います
右奥の蕎麦屋/土産物店のトイレを借りて出発です
立派な表札
ハイキングと言うより、なんとなくお参りといった雰囲気
1
ハイキングと言うより、なんとなくお参りといった雰囲気
始めは林道を進んで
2
始めは林道を進んで
ここから登山道
天気がよろしくないけれど
天気がよろしくないけれど
暑くなくてイイです
2
暑くなくてイイです
久しぶりの日光ですが、苔がきれいでした
2
久しぶりの日光ですが、苔がきれいでした
やがて急登が始まります
1
やがて急登が始まります
こんな感じが弥陀ヶ池直前まで続きます
4
こんな感じが弥陀ヶ池直前まで続きます
斜度が緩んで、上空が開けます
斜度が緩んで、上空が開けます
今日初めての花
バイカオウレン?
葉が違うような
4
今日初めての花
バイカオウレン?
葉が違うような
弥陀ヶ池に到着
奥白根山は雲の中
4
奥白根山は雲の中
とりあえず、登っておきましょう
とりあえず、登っておきましょう
イワカガミです
今日は、至る所で見られました
4
イワカガミです
今日は、至る所で見られました
ロープウェイ駅への道を分けて、山頂へ
ロープウェイ駅への道を分けて、山頂へ
木の高さが低くなります
晴れていれば、良い眺めなのでしょう
木の高さが低くなります
晴れていれば、良い眺めなのでしょう
シロバナノヘビイチゴ
2
シロバナノヘビイチゴ
シャクナゲ
今年初めて見ました
4
今年初めて見ました
コメバツガザクラ
盛りはもう少し先

コメバツガザクラではなく、コケモモです
csrjc186さんよりご教示頂きました
5
コメバツガザクラ
盛りはもう少し先

コメバツガザクラではなく、コケモモです
csrjc186さんよりご教示頂きました
またイワカガミ
シャクナゲもまだこれからの様です
1
シャクナゲもまだこれからの様です
山頂に近づくに連れて、ガスが濃くなります
1
山頂に近づくに連れて、ガスが濃くなります
それでも・・・
登ります
山頂に近付くと、大きな岩が増えて
1
山頂に近付くと、大きな岩が増えて
鋭い岩峰があちこちに
6
鋭い岩峰があちこちに
山頂付近は、結構強い風が吹いていて、視界が全く無かったり
1
山頂付近は、結構強い風が吹いていて、視界が全く無かったり
ぱっと開けたり
こりゃひどい・・・
1
こりゃひどい・・・
視界が良くなったタイミングで移動
3
視界が良くなったタイミングで移動
山頂ゲット
何も見えません
早々に下山します
2
早々に下山します
またまたイワカガミ
4
またまたイワカガミ
祠で無事の下山を祈願して
2
祠で無事の下山を祈願して
ガスの中を五色沼へ
ガスの中を五色沼へ
振り返ると突然ガスが切れて山頂が見えました
2
振り返ると突然ガスが切れて山頂が見えました
進む方向も一瞬開けて、稜線が見えましたが
2
進む方向も一瞬開けて、稜線が見えましたが
すぐガスの中
道標が心強いです
1
すぐガスの中
道標が心強いです
道を確認しながら進みます
1
道を確認しながら進みます
シロバナノヘビイチゴです
この花もコース上の至る所で群生していました
シロバナノヘビイチゴです
この花もコース上の至る所で群生していました
汚いけど、ミヤマキンバイ?
4
汚いけど、ミヤマキンバイ?
樹林帯に入ります
2
樹林帯に入ります
霧の樹林帯も悪くありません
というか強風が避けられてほっとしました
霧の樹林帯も悪くありません
というか強風が避けられてほっとしました
これは・・・?
キンレイカの様ですが・・・
2
キンレイカの様ですが・・・
これは、バイケイソウですね。
これは、バイケイソウですね。
斜度が緩みました
1
斜度が緩みました
五色沼避難小屋です
1
五色沼避難小屋です
中はキチンとされていました
ネズミが出るそうです
トイレ用の鍬が備えてありました
2
中はキチンとされていました
ネズミが出るそうです
トイレ用の鍬が備えてありました
雪が残っていました
雪が残っていました
五色沼に到着
とっても静か
五色山側の斜面が崩壊しています
3
五色山側の斜面が崩壊しています
足元にはジムカデ
そこここに株があり、沢山の蕾を見ました
盛りはちょっと先ですね
足元にはジムカデ
そこここに株があり、沢山の蕾を見ました
盛りはちょっと先ですね
今は、やっぱりイワカガミ
5
今は、やっぱりイワカガミ
湖畔の至る所で
ニョキニョキ
平地でこんなにたくさんの
1
平地でこんなにたくさんの
イワカガミを見るのは初めてです
イワカガミを見るのは初めてです
十分五色沼を堪能したので、下山します
2
十分五色沼を堪能したので、下山します
奥白根山は相変わらず雲の中
奥白根山は相変わらず雲の中
シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴ
五色山への道を分けて
弥陀ヶ池へ
五色山への道を分けて
弥陀ヶ池へ
振り返って五色沼
1
振り返って五色沼
シロバナノヘビイチゴは至る所で群生
1
シロバナノヘビイチゴは至る所で群生
弥陀ヶ池につきました
5
弥陀ヶ池につきました
遠目にシラネアオイが二輪
遠目にシラネアオイが二輪
つっかえ棒をするのが好きですねぇ
それでは私も
1
つっかえ棒をするのが好きですねぇ
それでは私も
小雨がぱらつき始めましたが、なんとかレインウェアを着ることなく下山できました

天候は良くありませんでしたが、楽しかったです
3
小雨がぱらつき始めましたが、なんとかレインウェアを着ることなく下山できました

天候は良くありませんでしたが、楽しかったです

感想

生憎の天気でした。
朝から曇り空、登るに連れて霧が深くなります。
山頂は、強い風により時折霧が飛ばされて視界が開けることもありましたが、眺めは皆無。
奥白根山は登頂しただけになってしまいました。
山頂の眺望を得るために、必ずや再び、訪れるつもりです。

眺めは皆無でしたが、五色沼は、いい雰囲気でした。
天候が悪いせいか、この五色沼の周辺でハイカーに会うことはなく、沼の上に靄がかかり、静寂につつまれていました。
時折晴れて、五色山や前白根が姿を現しますが、雲が低く垂れこみ落ち着いた初夏の佇まい。
そして五色沼の畔には、至る所にイワカガミが群れをなして咲いています。
正に、今が盛り。
山中の岩に貼り付いているイワカガミはよく見られますが、平地の草原に群れをなして咲いているイワカガミを見るのは初めてです。
このイワカガミの御花畑を独り占めにして、静寂と雲の流れを楽しみつつ、ランチを取りました。
今回の山行のハイライトは、この五色沼でした。
山頂の眺めはありませんでしたが、この五色沼で最高の寛いだ時間を過ごすことができました。

なお、この五色沼の畔は、ジムカデが盛りを迎えるべく、準備中でした。
もうじき盛りを迎えることでしょう。
またルート上では、コメバツガザクラ、シロバナノヘビイチゴ、ミヤマキンバイ、シャクナゲ、キンレイカ、オウレンを見ることができました。
残念ながら、シラネアオイは、盛りを終えていました。しかし、2輪だけでも遠目で見ることができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:858人

コメント

こんにちは♪
奥白根山にいらしてたんですね
お天気があっちゃー って感じですけど、tackerqさん、お花をよくご存じでいらっしゃるからお天気悪くても楽しめますね
うちは去年の5月に奥白根山、同じコースで登ったんですが、
浮石はみんな雪の下だったので、かえって歩きやすかったかもしれないです。
(その代わり踏み抜き地獄がありましたが)
梅雨明けはまだ先みたいですが、そろそろアルプスシーズンですね
今年はどの辺りに行かれる予定ですか?
うちはもう妄想だらけですが、お休みをどこまでgetできるかに勝負がかかってます
2014/7/16 13:46
Re: こんにちは♪
SOULdCATさん、こんばんは

まいどコメントありがとうございます。
寝坊して起きたらヤレヤレな天気で、とにかく高度依存症だけを満たすべく登ることに。
SOULdCATさんが登られた雪山シーズンにも登りたいと思っていまして、今回の山行は夏道の確認の意味もあったのですが、このヤレヤレ天気ではヤレヤレでした。
しかしまぁ、靄が立ち込める五色沼の雰囲気が素晴らしく、イワカガミも沢山見られましたので、 な山行でした。

今日のニュースで梅雨明けは来週月曜日とのこと。来ましたね 夏山シーズンが
行きたいところは沢山ありますが、まずはパートナーご所望の槍といきたいところですが・・・
2014/7/16 23:36
まちがっていたならごめん
コメバツガザクラとは?
見た事がないのではっきりと言えませんが
コケモモではないかと思いますが   違いますか?
2014/7/16 21:01
Re: まちがっていたならごめん
csrjc186さん、はじめまして。

コメントどうもありがとうございます
ご指摘の通り、コケモモの様です
コメバツガザクラは、枝先につく花の数が3つ。コケモモは2〜8とのこと。
調べ直して勉強になりました
どうもありがとうございました。

これからも宜しくお願い致します
2014/7/16 23:43
あ〜またぁ。
また生憎の天気でしたね。
2500も登っておいて眺望なしは寂しいですね

次はいよいよ槍ですか⁉
まさかまたお天気が・・・
2014/7/16 21:31
Re: あ〜またぁ。
LEONIさん、こんばんは!

コメントどうもありがとうございます。

昨年もそうですが、夏山登山は殆どが眺望ゼロ。
雨中登頂もありました。
休みがなかなか取れないので、今年も懲りずに雨でも登ると思います。
しかし、今度の週末は、風があって槍はちょっと・・・
2014/7/16 23:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら