想定外の長い鎖場を楽しむ。石鎚山(四国遠征②)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 575m
- 下り
- 591m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
百名山73座目、そして四国遠征シリーズ2座目は石鎚山。
【前日の剣山から土小屋駐車場】
四国遠征初日は12時間以上の運転と剣山登山で疲労困憊。こうなることは予想していたので、剣山登山口近くの民宿まつうらに宿をとり宿泊する。一泊夕食付きで6000円は良心的な値段。翌朝はゆっくり寝ていたいところだが、石鎚山の土小屋登山口までは一般道で155kmもある。石鎚スカイラインのゲートが開き、多くの車が駐車場に集まる7時前には到着していたい。逆算すると2時30分起床で3時に出発することになる。眠い目をこすりながら出発するが、国道439号線はまさに「酷道」で、狭くてクネクネした道が延々と続く。最初の1時間半は特にキツかった。幸い深夜の出発だったので対向車が少なく、来たとしてもライトでわかるので、すれ違いに苦労しなかったのがせめてもの救いだった。この国道以上にキツかったのが最後に通った県道40号線。更に細くカーブの多い道のりが20km以上続く。3時間半以上かけて、やっとの思いで土小屋駐車場に辿り着く。
【実際に登ってみて】
二の鎖小屋までは緩い斜面で問題なく歩ける。行きはガスに包まれていて西条市方面の景色しか見えなかったが、帰りはガスがなくなり久万高原町方面の景色も良く見えた。二の鎖小屋から山頂までは二の鎖、三の鎖と60mを超える長い鎖場が2回連続で続く。二泊三日の全体計画にばかり気をとられて、石鎚山の登山道をあまり調べていなかったので、想定外の鎖場に驚いた。せっかくの記念なのでトライしたが、登山客の大渋滞で時間がかかったので三の鎖は諦めて迂回路を使った。迂回路の方が登りやすく、時間もかからないので、こだわりがないなら迂回路の方がおすすめである。山頂はあいにくのガスで天狗岳は見えなかったが、迂回路からみる瀬戸内海と西条市の平野がとても綺麗だった。
【土小屋駐車場から丸亀城】
帰りはUFOラインを通って西条市方面に移動する。UFOラインは瓶ヶ森林道の通称で「雄大な峰」が続くことから「雄峰(UFO)ライン」となったらしい。道は狭いがその名の通り、景色が素晴らしく気持ちいいドライブを楽しめた。丸亀城は小高い丘の上にあり、瀬戸大橋や飯野山などパノラマの景色をみることができた。その後は瀬戸大橋四国健康村で仮眠をとり横浜に帰る。このスーパー銭湯は深夜2時まで2000円で広い仮眠室が使えるのでコスパがいい。深夜2時過ぎに四国を出発し、13時に横浜に着き、走行距離1744kmの長い旅が終わった。
【最後に】
当初の二泊三日をフルに使った余裕ある計画を実質二日で登山と観光を終える計画に変更したので睡眠時間も短く、超ハードな山行となった。晴天には恵まれなかったが四国の山奥の雰囲気を感じることができた。登山よりも圧倒的に移動時間が長く、睡魔にも襲われたが、oさんが常に横にいてくれたので何とか乗り越えることができた。同行してくれたoさんに感謝。「ありがとうございます」
長距離運転お疲れさまでした。
私も以前、剣山の後、石鎚山を登るため土小屋へ車で向かいました。
私も予想外のクネクネ「酷道」に悩まされたのを思い出しました。
まさかこれ程の道路とは、驚きました。
コメントありがとうございます。7日に仕事を終え、自宅で2時間、車中で1.5時間の仮眠での四国への運転はかなりキツかったです。酷道439号線はある程度覚悟していたのですが、ラスト30kmの県道40号線の1時間走行は想像を超えていました。行程に余裕があるなら、少し遠回りしても石鎚スカイラインの利用がいいと思いました。ただ、帰りのUFOラインの景色はとてもよかったです。道は狭く側溝もありますが・・・
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