モン・チェティフ・・・モン・ブランの展望台(クールマイユール/イタリア)

2002年07月23日(火) [日帰り]

• GPS: 03:15
• 距離: 4.8km
• 登り: 491m
• 下り: 707m

コースタイム

シャモニー(ロープウェイ)エギーユ・デュ・ミディ(ゴンドラ)エルブロンネ(ロープウェイ)アントレーヴ(バス)クールマイユール(徒歩10分+ロープウェイ+リフト)コル・シュクレイ12:30→14:00モン・チェティフ山頂(昼)15:00→15:45プラン・シュクレイ(ロープウェイ)クールマイユール(バス)シャモニー
歩行時間:約2時間15分

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

・シャモニーからモンチェティフのハイキングだけなら、モンブラントンネル経由のバスが安くて速いです。
・エギーユ・デュ・ミディ行きのロープウェイは通常1時間待ちです。
　我々は朝一番に行ったにもかかわらず、チケットを買うだけで1時間並びました。
　　(通常午前中はもっと待たされるとのこと)
・プラン・シュクレイからロープウェイを使わずにクールマイユールまで歩けます。
・シャモニーの観光案内所に、日本語を話せるベルナデットさん(女性です。以前NHK・BSにも出演したことがあります)が
　時間限定ですが色々教えてくれます(2002年7月現在)。
　我々もホテルやおいしいレストラン(教えてもらった店は英語(Red wine)が通じませんでしたが、おいしかった。
　隣に座っていたアメリカ人観光客に助けてもらいました)を詳しく紹介してもらいました。
・シャモニーから入る場合、国境を越えるので、パスポートは必携です。

※このコースは「シャモニ周辺を歩く―モン・ブラン山群の特選コース23 (ヨーロッパアルプス・ハイキングガイド)」
　に掲載されています。
　http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%A2%E3%83%8B%E5%91%A8%E8%BE%BA%E3%82%92%E6%AD%A9%E3%81%8F%E2%80%95%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%B1%B1%E7%BE%A4%E3%81%AE%E7%89%B9%E9%81%B8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B923-%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E5%B0%8F%E5%B7%9D-%E6%B8%85%E7%BE%8E/dp/4635536122/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1287642075&sr=8-1#noop

写真

10/3 1:45

エギーユ・デュ・ミディよりモン・ブラン

10/3 1:38

グランド・ジョラス

10/3 1:40

ヴェルト針峰とドリュ

10/3 16:23

エギーユ・デュ・ミディ〜エルブロンネ間のゴンドラ

10/3 1:41

エルブロンネ展望台よりモン・ブラン

10/3 17:09

クールマイユールの街が見える
右中の黒い山がモン・チェティフ

10/3 1:41

アントレーヴにて
ここからクールマイユールまでバスで移動

10/3 17:03

背後の岩山 モン・チェティフに登ります。

10/3 1:42

イタリア側の山名は「モンテ・ビアンコ」
コルより

10/3 1:42

モン・チェティフよりグランド・ジョラス

10/3 17:04

モン・ブランをバックに

10/3 17:06

山頂付近は台地状
バックは伊仏国境のセイニュのコル

10/3 17:07

モン・チェティフ山頂はモン・ブラン山群の最高の展望台です。

10/3 17:10

モン・チェティフ山頂
後のピークにマリア像があります。

6/18 16:12

ダン・デュ・ジェアン(左)とグランド・ジョラス

10/3 1:44

モン・チェティフよりモン・ブラン

10/3 17:03

プラン・シュクレイに向かいロープウェイでクールマイユールに戻ります。

感想

Akaneko

今から確か10年ほど前かと思いますが、NHK-BSで女優の石田えりがトゥ-ル・デュ・モン・ブランのコースのうち
半分を歩くという番組が放映され、その最終地点がこの「モン・チェティフ」でした。
(上記のベルナデットさんが案内人として同行)
夜明け前に山小屋を出発し、ヘッドランプを点けながら登り、山頂でモルゲンロートのモン・ブランを拝むシーンは、
バックにフィリッパ・ジョルダーノの歌声が流れ、感動的でした。

その後この山に登る機会を得、シャモニーよりバスで入るのが最も速かったのですが、
まだエギーユ・デュ・ミディに行ったことがなかったので、こちらからエルブロンネ展望台経由でイタリア側に入るコースを選択。
但し、シャモニーでは最も人気のある展望台なので、かなり待たされます。
ロープウェイ乗車口に6時前には着きましたが、それでも1時間ほど並びました。
いくつかのロープウェイやゴンドラを乗り継ぐため、かなりの時間を消費するので、
モン・チェティフを目指すのであれば、エギーユ・デュ・ミディ行きと別の日にした方が間違いありません。
我々も実際にクールマイユールに下りるロープウェイの最終にギリギリ乗車でした。

モン・チェティフの登山道については、コルに出るまでのツメの登路がかなりの急坂のザレた道で、特に下りが要注意です。
あとは特に問題なく歩けるはずです。
急坂を登りつめたコルからはモン・ブランが壁のように聳え立ち、シャモニー側から見た温厚な姿とは違い、圧巻です。
こちらのコースはそれほどハイカーもいないので、ゆったりとしたハイキングを楽しめると思います。