ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 482944
全員に公開
沢登り
中国

中の谷川(泉谷川支流)遡行:笹ヶ平の不動滝〜上流の滝マーク探索

2014年07月24日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
4.8km
登り
214m
下り
214m

コースタイム

駐車地(9:24)〜中の谷川支流に向けて降下開始(9:28)〜中の谷川出合い(9:36)〜笹ヶ平の不動滝(9:45〜9:56)〜不動滝を左から高巻き〜笹ヶ平不動滝の滝口で小休止(10:31〜10:37)〜国土地理院の滝マークの二段滝(11:05〜11:20)〜右側に赤テープ発見、斜面を登っていく(11:51)〜登山道合流(11:54)〜作業道路合流(11:59)〜県道45号(12:05)〜駐車地(12:21)、所要時間2時間57分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道45号線から倉吉市笹ヶ平の脇道へ。中の谷川に沿ってある笹ヶ平雨量観測所の駐車場に停めさせていただく。
コース状況/
危険箇所等
7/26追記:滝マークの滝はさらに上流にあった「流木があった滝」だったようです。

○入渓まで
 東大山大橋の南にある養殖場付近からのびている脇道を東へ進む。1キロほど進むと笹ヶ平雨量観測所があり、横に駐車場があり二台ほど駐車できる(ただしここは公には駐車厳禁かもしれない。駐車禁止の看板などはなし)。
 駐車地から東へ少し歩いたところにテープがあり、そこから降下する。かなりの斜度があり、場合によってはロープなどが必要かもしれない。踏み跡はある。数分下ると中の谷川に降り立つ。

○中の谷川遡行〜笹ヶ平の不動滝まで
 距離にして200メートルほどなのですぐに着く。危険箇所は特になし。ルートを見極めたら水に浸からず到達可能。

○笹ヶ平の不動滝の高巻き
 二段目の滝壺目当てなら右から高巻くのがよさげだが、滝口までいくなら左から高巻くのがよさそう(まったくの私感)。左から登り、二段目の滝壺に降りたとうとしたが、樹木のはりだしがものすごくまったく歯がたたなかった。ちくちくした草が多くあり、傾斜もかなりのものなので滑落、転落の危険がある。

○笹ヶ平の不動滝滝口〜滝マークの滝まで
 沢登りとしては楽かもしれないが、水に浸からず遡行するのは困難。しばらく詰めるとゴルジュになり、腰まで潜りそうな水量があった。ここは壁をへつった。そのあとは平易な沢が続くが、終盤巨岩が出現し、簡単な岩登りをするようになる。その先には流木にまぎれた5メートルほどの滝がある。これが滝マークの滝らしい。右側から巻いていった。

○滝マークの滝から登山道、作業道、県道45号、駐車地まで
 右側に赤テープがみえるのでナビに従って斜面を登ると明確な登山道に合流する。高度をあげると作業道に変わり、少し歩くと県道に出る。そこからは忠実に舗装道路を歩いて戻る。
ここから降下。
2014年07月24日 09:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 9:27
ここから降下。
不動滝は遠望することができる。
2014年07月24日 09:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 9:27
不動滝は遠望することができる。
慎重に下る。数年前はこんなに明瞭な道ではなかった。
2014年07月24日 09:28撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 9:28
慎重に下る。数年前はこんなに明瞭な道ではなかった。
2014年07月24日 09:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 9:33
中の谷川に降り立つ。奥が下流。手前が上流。奥には倒木が通せんぼしてて行きづらくなっている。
2014年07月24日 09:36撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 9:36
中の谷川に降り立つ。奥が下流。手前が上流。奥には倒木が通せんぼしてて行きづらくなっている。
晴れ間が差していて気持ちが良い。町では最高気温が34度とも35度ともいっているのに沢歩きとはぜいたくだね。
2014年07月24日 09:37撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/24 9:37
晴れ間が差していて気持ちが良い。町では最高気温が34度とも35度ともいっているのに沢歩きとはぜいたくだね。
笹ヶ平の不動滝とペア撮影。もう人が入り込みすぎて秘境の滝とはいえなくなったね。
2014年07月24日 09:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/24 9:51
笹ヶ平の不動滝とペア撮影。もう人が入り込みすぎて秘境の滝とはいえなくなったね。
左から高巻くが余裕がなく道中の写真は撮れず。ちょっと滝に近づきすぎた。もう少しまわるべきだった。ちくちくする草が多く、パンツも何か重ねるべきだった。写真は不動滝先の沢を眼下に望んでいるところ。
2014年07月24日 15:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 15:46
左から高巻くが余裕がなく道中の写真は撮れず。ちょっと滝に近づきすぎた。もう少しまわるべきだった。ちくちくする草が多く、パンツも何か重ねるべきだった。写真は不動滝先の沢を眼下に望んでいるところ。
川に降り立つ。
2014年07月24日 10:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:27
川に降り立つ。
不動滝の滝口。
2014年07月24日 10:31撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:31
不動滝の滝口。
2014年07月24日 10:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:39
整った沢だ。暑いことが予想されたので沢靴ではなくトレッキングシューズでちゃぷちゃぷ。防滑性もなかなかの靴(トレイルウォーカー:モンベル)なので、苔むした石もさほど心配なく踏める。
2014年07月24日 10:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:40
整った沢だ。暑いことが予想されたので沢靴ではなくトレッキングシューズでちゃぷちゃぷ。防滑性もなかなかの靴(トレイルウォーカー:モンベル)なので、苔むした石もさほど心配なく踏める。
谷がせばまってくる。
2014年07月24日 15:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 15:46
谷がせばまってくる。
2014年07月24日 10:45撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:45
ゴルジュ。思い切って飛び込んでもいいが、先が多少心配なのでまだその勇気はでず。できる限り壁をへつっていく。それにしても水が澄んで綺麗だね。
2014年07月24日 10:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/24 10:46
ゴルジュ。思い切って飛び込んでもいいが、先が多少心配なのでまだその勇気はでず。できる限り壁をへつっていく。それにしても水が澄んで綺麗だね。
2014年07月24日 10:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:47
再び平易な沢歩き。
2014年07月24日 10:50撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:50
再び平易な沢歩き。
2014年07月24日 10:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:51
2014年07月24日 10:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:52
緑が映えている。
2014年07月24日 10:53撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/24 10:53
緑が映えている。
名前は分からず。
2014年07月24日 10:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:54
名前は分からず。
2014年07月24日 10:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:57
2014年07月24日 11:01撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:01
奥に淵のようなものが見える。
2014年07月24日 11:04撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:04
奥に淵のようなものが見える。
7/29追記:これは滝マークの滝ではないらしい。

見事な淵がある二段滝。間違いない。これが滝マークの滝だ。一段目の淵は底が見えないが3メートルくらいの深さかな。
2014年07月24日 15:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/24 15:46
7/29追記:これは滝マークの滝ではないらしい。

見事な淵がある二段滝。間違いない。これが滝マークの滝だ。一段目の淵は底が見えないが3メートルくらいの深さかな。
再びラーメン屋店主のごとく腕を組んでセルフ撮影。水場に浸かることが何度もあったが、寒さは感じなかった。
2014年07月24日 11:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/24 11:17
再びラーメン屋店主のごとく腕を組んでセルフ撮影。水場に浸かることが何度もあったが、寒さは感じなかった。
右側からへつって一段目の滝口へ。形のいい淵だね。
2014年07月24日 11:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:21
右側からへつって一段目の滝口へ。形のいい淵だね。
二段目。ここにも綺麗な淵がある。
2014年07月24日 11:22撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/24 11:22
二段目。ここにも綺麗な淵がある。
滝を越えるとまた平易な沢歩き。
2014年07月24日 11:25撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:25
滝を越えるとまた平易な沢歩き。
大きな石(岩)が目立ち始める。
2014年07月24日 15:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 15:47
大きな石(岩)が目立ち始める。
この先に大きな滝があるんじゃないかと思わせられる流れ。
2014年07月24日 15:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 15:47
この先に大きな滝があるんじゃないかと思わせられる流れ。
7/29追記:これが滝マークの滝らしい。

が、流木混じりの5メートル滝だった。
2014年07月24日 11:31撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:31
7/29追記:これが滝マークの滝らしい。

が、流木混じりの5メートル滝だった。
崩落した跡かな。
2014年07月24日 11:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:40
崩落した跡かな。
2014年07月24日 11:43撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:43
右側に赤テープあり。
2014年07月24日 11:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:51
右側に赤テープあり。
忠実にテープを追っていく。
2014年07月24日 11:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:52
忠実にテープを追っていく。
登山道に合流。
2014年07月24日 11:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:54
登山道に合流。
左からやってきた。手前へと進む。
2014年07月24日 11:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 11:59
左からやってきた。手前へと進む。
この案内によると遡行してきた川は泉谷川支流だけど、中の谷川という名前があるらしい。
2014年07月24日 15:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 15:48
この案内によると遡行してきた川は泉谷川支流だけど、中の谷川という名前があるらしい。
県道にでる。
2014年07月24日 15:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 15:48
県道にでる。
ドクダミ。滝マークの滝からは往復するつもりが、欲がでて先に進んでしまった。下調べ不足だったが、結果的には周回できた。うーん、幸運だ。
2014年07月24日 12:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 12:17
ドクダミ。滝マークの滝からは往復するつもりが、欲がでて先に進んでしまった。下調べ不足だったが、結果的には周回できた。うーん、幸運だ。
駐車地着。誕生日の日にいい沢歩きができた。また一年山に精をだすとするか。
2014年07月24日 12:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/24 12:21
駐車地着。誕生日の日にいい沢歩きができた。また一年山に精をだすとするか。

感想

 いろいろな事情が重なり、倉吉市にあるまだ未踏の滝を目指すことになった。あらかじめ友人が不動滝を訪問し、巻いたときのレポートを見て臨んだが、楽観視しており困難な高巻きになってしまった。ザックに取り付けていたピッケルが何度も草や枝に絡み、急斜面で一人躍起になる場面があり。
 笹ヶ平の不動滝より先の沢は想像したより綺麗で平穏な沢だった。目的の滝は少々期待はずれでもあったが、有名になってない段階で大きな滝ではないとわかっていたことなのかもしれない。
 わざわざ高度感のある急斜面を登ることなく周回できることがわかったのはよかった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2228人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら