記録ID: 4829656
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無雪期ピークハント／縦走
飯豊山
【薮山レコ】銀明ノ池（アゴク峰）
2022年10月21日(金) [日帰り]
noraneko964
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,108m
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日帰り
- 山行
- 10:08
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:27
6:06
6:09
199分
足ノ松沢渡渉
9:28
9:33
80分
1250ｍ丘
10:53
11:53
75分
銀明ノ池（散策）
13:08
13:15
173分
1250ｍ丘
16:08
16:10
10分
足ノ松沢渡渉
16:20
16:22
25分
足の松尾根登山口
16:47
・北飯豊の秘境、銀明の池の様子を見ようと紅葉の時期に登ってみた。
・水場は基本的に足の松沢以外になし。アゴク沢源頭部に残る雨水の水たまりを利用するか、標高1130m付近まで沢を下降すれば水流あり。
・アゴク峰南西尾根の末端部は椿の密薮で踏み跡なし。尾根形状がはっきりする標高580mあたりから踏み跡が現れる。しかし1100mあたりから潅木薮がうるさく踏み跡不明瞭。
・標高1310mあたりからアゴク沢源頭の溝地形を利用してトラバース気味に銀明の池を目指す。溝は地形図に存在せず地形も複雑なため経験が頼り。
・緩やかな窪地に存在する銀明の池は紅葉が鮮やか。黒々と輝く池塘の周辺は黄金色の草紅葉に囲まれ朳差岳と鉾立峰が背景となり絵画的な美しさ。北飯豊の秘境。
・アゴク峰南西尾根は登りよりも下りの方が道迷いのリスクが高い。踏み跡が不明瞭になっても登りであれば高みを目指せば良いが、下りでは薮が足元を隠し尾根の分岐で思わぬ方向へ進む恐れがある。（標高1180m、1060m、980mでは要注意）
・水場は基本的に足の松沢以外になし。アゴク沢源頭部に残る雨水の水たまりを利用するか、標高1130m付近まで沢を下降すれば水流あり。
・アゴク峰南西尾根の末端部は椿の密薮で踏み跡なし。尾根形状がはっきりする標高580mあたりから踏み跡が現れる。しかし1100mあたりから潅木薮がうるさく踏み跡不明瞭。
・標高1310mあたりからアゴク沢源頭の溝地形を利用してトラバース気味に銀明の池を目指す。溝は地形図に存在せず地形も複雑なため経験が頼り。
・緩やかな窪地に存在する銀明の池は紅葉が鮮やか。黒々と輝く池塘の周辺は黄金色の草紅葉に囲まれ朳差岳と鉾立峰が背景となり絵画的な美しさ。北飯豊の秘境。
・アゴク峰南西尾根は登りよりも下りの方が道迷いのリスクが高い。踏み跡が不明瞭になっても登りであれば高みを目指せば良いが、下りでは薮が足元を隠し尾根の分岐で思わぬ方向へ進む恐れがある。（標高1180m、1060m、980mでは要注意）
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ルートに利用したアゴク峰南西尾根は登山道のない薮尾根（一部区間踏み跡あり） |
写真
御用平の段丘から降りる所は急崖。トラロープがあってもステップが浸食されかなりヤバイ。
足の松沢の渡渉地点。靴を脱いでも膝下ほど。辛うじてジャンプして飛び石で越える。
100m近く登り尾根がはっきりしてくると踏み跡が現れる。以前と変わらぬ程度の踏み跡。定期的に誰かが入山しているようだ。
地形図の775m付近のヤセ尾根地点。以前より崩落が進んでいるようだ。標高800mあたりまの尾根下部で猿の気配が多い。
ガレ場を過ぎるとシンボル的な大きな御影石が立ちはだかる。立派なブナ林が多い。
1300m付近の登りでたまたま目にしたピンクテープ（ピンテ）。踏み跡は途切れ途切れで辿るのは困難。少しでも薮の薄い場所を進むのみ。
1320m付近で左へ下る溝地形が横切っており左へ下降。その後、矢印のイメージで溝をつないで、銀明の池への距離を縮める。
途中、木に登り日本海方面の展望（右上は佐渡、中央は風倉山、右奥は櫛形山脈）
【銀明の池 配置図】大小合わせて4つの池塘が点在。
配置図の池番号は以下の写真に対応しています。
配置図の池番号は以下の写真に対応しています。
ふかふかの草紅葉を通って池塘��から池塘�△悄〜陲硫爾麓消呂嚢�を降ろすと濡れる。
下降途中で目指す1320m丘をロックオン。地形が複雑で直線的には進めないが。
尾根の頂稜を通らず右の谷側斜面に付けられた踏み跡。人間臭い踏み跡の付け方。
二ツ峰を拡大（元サイズ）※ヤマレコを拝見すると同じ日に胎内尾根を縦走している登山者（chee2005さん）がおられたようです！壮絶な薮こぎ縦走に脱帽です。（14：38撮影なので二ツ峰あたりかな？）
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二ツ峰を拡大（元サイズ）
※ヤマレコを拝見すると同じ日に胎内尾根を縦走している登山者（chee2005さん）がおられたようです！壮絶な薮こぎ縦走に脱帽です。（14：38撮影なので二ツ峰あたりかな？）
※ヤマレコを拝見すると同じ日に胎内尾根を縦走している登山者（chee2005さん）がおられたようです！壮絶な薮こぎ縦走に脱帽です。（14：38撮影なので二ツ峰あたりかな？）
足の松尾根登山口に到着。既に登山者の気配はない。あとは頬に風を切って自転車で下るのみ。
感想
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14:38に撮影されたというお写真、まさかと思って大きくして見てみましたが、その頃私は一ノ峰ピークに向かい、到底頭も出ない藪の中でもがいておりました…写っているわけがありませんね(笑)
銀明ノ池も、憧れの場所のひとつです。アゴクには残雪の頃訪れましたので、その時は池塘はもちろん雪の下。雪のない時にきっと訪れたいと思ってはや数年が経ってしまいました。やはり紅葉の頃が美しいですね。思いは募るばかりです。
noraneko964さんのご活躍をこれからも楽しみにしております…♪
コメントありがとうございます。いつも美しい写真とバイタリティー溢れる山行、楽しみに拝見しております。年々薮化が進む胎内尾根を踏破された記録は貴重で心を打たれます。二ツ峰から撮った赤門内と影二ツ峰の写真は「KITA IIDE」の写真集を見ているかのようで感動しました。
銀明の池は胎内尾根に比べると距離も短く一部踏み跡もありますのでchee2005さんなら問題ないと思います。以東岳北方稜線の池塘群と共に一度はご訪問をお勧めします。当方は年々の体力低下に見合ったショート山行が今後もメインになっています(^^;)
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