石尾根と六ッ石山

2022年10月21日(金) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,403m
• 下り: 1,224m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:07

7:36 奥多摩駅
9:27 9:27 三ノ木戸山林道終点
10:52 11:10 三ノ木戸林道分岐
12:00 12:00 六ツ石山分岐
12:07 13:18 六ツ石山
13:34 13:34 生首
13:39 13:40 長尾ノ頭
13:44 13:44 棒ノ木尾山
13:56 13:59 トオノクボ
14:29 14:30 風の神土
15:28 15:28 水根バス停
15:32 15:42 奥多摩湖バス停
15:43 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

石尾根は、JR奥多摩駅に直結しており、バスの時刻を気にすることなくすぐ電車に乗れることから、下山によく歩かれる。今回はその石尾根を登りで歩いてみた。

コース状況／危険箇所等

三ノ木戸山の南を回るコースは、登山地図で積極的に推奨されていないが、現地に最低限の案内表示はあるようだ。

写真

10/21 7:36

奥多摩駅に午前7時30分到着。

10/21 7:36

奥多摩駅付近は標高約340m。今日はこの駅の向かい側の山に入る。

10/21 7:38

日原川に架かる氷川大橋を渡る。木々の紅葉が始まっている。

10/21 7:43

日原街道に入ってすぐ、左手の階段を上がる。小学生の通学時間帯で、おはようございます、と挨拶。歩道を登りきると林道に出合う。これから先、ヒノキ材の案内板が石尾根へと案内してくれる。

10/21 7:44

急傾斜地に造られた家並みなので、このように道路の上にも道路が通る。

10/21 7:46

この林道出合地点を左折し、林道を登る。快晴の下、木々の緑が美しい。

10/21 7:50

林道の上を歩道が立体交差する地点。

10/21 7:50

「六ッ石山・鷹ノ巣山・雲取山」の方向に少し直進してしまったが、林道をショートカットするために、右手の神社の参道の方に入らないといけない。

10/21 8:08

羽黒三田神社に至り、右奥に登る。

10/21 8:25

行き止りの車道を経て林道に出合う。普通はここを右折だが、今日は、この地点をもって、三ノ木戸山の北回りと南回りの分岐点とする。標高約540m。左折して奥多摩駅の方向に少し進み、林道をショートカットする山道への入口を探す。

10/21 8:27

林道の右側、電柱のあるこの個所からよじ登ると、

10/21 8:33

どうにか、山道がついているのを見つけ、進む。国土地理院の地図に書かれている道だ。

10/21 8:34

しかし、すぐに、正しい入口はもう少し先にあったらしいことが分かる。行き止りの方向から歩いてきてしまった。(・_・);;

10/21 8:35

ともかくも、林道をショートカットして三ノ木戸山の南側を回るコースに入った。植林帯を進む。

10/21 8:37

10/21 8:38

2つの涸れ沢を渡るが、いずれも堰堤がある。

10/21 9:01

手入れされた植林帯。

10/21 9:09

民家のある場所を登り切り、ようやく林道に再度出合う。ここの奥多摩駅への入口の案内板は、×印で止められているようだ。

10/21 9:20

林道から、御前山を望む。

10/21 9:26

三ノ木戸（サヌキド）、林道終点、約760m。ここから本格的に山道に入る。

10/21 9:29

林業用モノレールと一緒に進む。

10/21 9:50

三ノ木戸山の南側を回るこのコースは、ここまで長く林道で緩やかに上がってきたので、ここからの山道区間で一気に高度を上げる必要がある。急坂が続き、ジグザグの急登も。

10/21 9:53

森林再生間伐事業の成果か。

10/21 10:01

トリカブト

10/21 10:03

10/21 10:52

三ノ木戸山の南を回り切り、最後の登りで、北回りの道と合流。約1170m地点。

10/21 10:53

ようやく、本格的に石尾根に乗ったというのに、ここまででだいぶエネルギーを使い果たしてしまい、脚にも疲れが溜まった。ここで座り込み、行動食でエネルギー補給。

10/21 11:24

気持ちの良い石尾根の登り。しかし脚に溜まった疲れは、少し休んだだけでは取れない。

10/21 11:40

後続の男性に追い抜いてもらった。

10/21 12:00

六ッ石山への分岐。

10/21 12:02

脚が限界に達し、最後の力で六ッ石山の急坂を登る。マルバダケブキの今。

10/21 13:18

六ッ石山山頂、1478m、ほぼ12時。広々として気持ちが良い。

10/21 13:18

先程石尾根で追い抜いてもらった男性や、水根から直登してきた男性と、登山談義をしながら昼食。1時間もゆっくりした。

10/21 13:19

山頂は木立に囲まれているが、鷹ノ巣山が近い。その左、大菩薩嶺との間に南アルプスも望めた。

10/21 13:21

脚が限界に達しこれ以上は登れないが、下りは使う筋肉が違うから大丈夫と、午後1時20分、水根への急坂を下山する。

10/21 13:33

防火帯の気持ちの良い尾根を下り、小ピーク（約1410m）の左を巻く。

10/21 13:36

マルバダケブキ。こちら側も大群落だったか。

10/21 13:37

トリカブト

10/21 13:42

1364mピーク。地図には地名がないが、現地の表示で「榛ノ木尾山」と。近くで「ハンノ木尾根」が派生することが山と高原地図に書かれているので、ここも「ハンノキオ山」と読むのかな。

10/21 13:48

奇麗な紅葉の始まり。

10/21 13:52

大岳山

10/21 13:56

山と高原地図で「トオノクボ」とされている地点、約1280m。国土地理院の地図ではここから境橋に至る道が引かれており、それが「ハンノ木尾根」らしいが、現地ではその道が案内されていない。

10/21 14:05

急坂の尾根筋をジグザグに下る。

10/21 14:24

植林帯に変わり、急坂が続く。

10/21 14:29

祠、約1030m地点。山と高原地図で似たような場所に「風ノ神土」神社とあるが、もしかしてこれが？

10/21 14:32

989m付近は平坦地で一安心するが、また急坂になる。

10/21 15:00

急坂の中、産土（うぶすな）神社、約720m地点。

10/21 15:10

民家の脇を通り車道に出た。奥多摩湖のダムと水面が見える。

10/21 15:22

水根バス停付近は、このような案内板で六ッ石山、むかし道、奥多摩湖が案内されている。

10/21 15:27

青梅街道、そして水根バス停に到着、約530m。ほぼ3時半、バス時刻まで10分余りあるので、奥多摩湖を一目見てくることにする。

10/21 15:32

奥多摩湖、小河内ダム、御前山。水根に戻らず、そのままここからバスに乗車。奥多摩駅でも、5分程の時間で電車に乗れた。

撮影機器：

LUMIX DMC-LX7 パナソニック

感想

kuu

奥多摩駅から石尾根で六ッ石山に登り、山頂で爽やかな秋の日をゆったり過ごし、水根に下山しました。久しぶりの2日続きの晴れで、平日の金曜日でしたが、朝の青梅線電車から登山者が多く、山頂でも5人ほどの登山者と出会い、帰りの奥多摩駅行きのバスもほぼ満員になりました。

次のような経緯がありました。
紅葉が始まり、榧ノ木尾根の辺りではカラマツの黄葉が奇麗なのでは、と思った。石尾根は過去2回、鷹ノ巣山から下山で歩いており、一度奥多摩駅から登ってみたいと思った。また、過去2回は三ノ木戸（さぬきど）山の北側を下山したので、南側を歩いてみたいと思った（いつか三ノ木戸山の山頂も訪れてみたい）。
以上から、計画としては、奥多摩駅から三ノ木戸山の南を回って石尾根で六ッ石山・鷹ノ巣山に登り、榧ノ木尾根で倉戸口に降りる。コースタイム8時間と長く、青梅線の1番電車で早出する。
これは、相当欲張った計画で、無理があった。
結果は、家を出るのが遅れ青梅線の2番電車で奥多摩駅に7時半に着いた。三ノ木戸林道から石尾根への道は、下りと登りでは大違いと言うべきか、予想外に疲労が大きく、時間もかかった。自分の体力への過信もあった。六ッ石山で計画変更し、ゆっくり過ごして水根に下山した。
馴染みのある石尾根と六ッ石山だったが、細かい分岐を確認したり、初めての区間を歩いたりし、天気も良く、満足の一日だった。