止別岳（パンケヌーシ川〜西尾根）

2022年10月27日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 30.0km
• 登り: 986m
• 下り: 974m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:29
• 休憩: 0:24
• 合計: 9:53

6:07 パンケヌーシ林道ゲート
8:32 0:00 北電取水施設
12:31 12:45 止別岳
14:55 15:05 北電取水施設
16:00 パンケヌーシ林道ゲート

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

パンケヌーシ林道は8月の大雨で通行止め、路体流出・崩落等が多数あり
ゲート〜北電取水施設まで約12kmは自転車使用

※ゲート〜二ノ沢分岐までの状況は10月6日の春別岳にも書いてます
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4760948.html

写真

パンケヌーシ林道のゲートから自転車で出発。
気温−2℃

わずかに残った路面はそのまま。前回の春別岳の時から変わっていなくて良かった。

日陰の路面は霜で真っ白だった（走行には支障なし）

チロロ岳も上部が真っ白で冬山の装い。

二ノ沢の北電管理道の分岐を通過。
大雨の影響でこの先の区間がどうなっているか心配だった。

案の定、すぐに道が無くなってしまう。
対岸の林道に行くには2回渡渉しないといけない。

寒いので水に浸からずに渡渉できる所を探す。
倒木を使ってみるも、自転車同伴だと難しい。

結局、この場所は渡渉せずにそのまま右岸を進めば林道に復帰できた。
無駄に時間を費やしてしまった・・・

曲り沢のチロロ岳登山口を通過。

北電取水施設で自転車デポ。
再びここまで車で入れるようになるのは当分先になりそうな予感・・・。

取水施設を過ぎると林道は消失。枝の隙間を縫って進む。

ここは渡渉して右岸を進むのが容易だが、今回は左岸の斜面を30mほど登って高巻きして進んでみた。

五ノ沢橋を渡ると止別岳の尾根はすぐそこ。

林道はその先も崩れていて、霜（雪？）の付いた微妙なトラバースを強いられそう。
もう面倒なので尾根に取り付くことにした。

・989までは膝丈くらいの笹の急斜面を登る。

・989で明瞭な尾根に乗ると、枝がうるさいものの藪はそこまで濃くない。

新雪で笹が寝ていると藪漕ぎもだいぶ楽だ。

部分的に背丈くらいの笹藪もあったが密度的には歩けないほどでもない。

1280mで北西からの尾根と合流するとわずかに藪が薄くなった。

止別岳（1381m）到着！
苔に覆われた三等三角点「止別」
読みは「ヤムベツ」と点の記に記載があった。

雪盛山と芽室岳の眺望がなかなか良い。

芽室岳をアップで
上部が少し白くなっている程度で、雪(？)はまだ少ないように見える。

ペンケヌーシ岳方向。

木々に遮られているけど、未踏のルベシベ山。
この山は積雪期に十勝側から行くかな〜

再び笹藪を漕いで尾根を下った。

長い林道走行の途中、チロロ岳を振り返る

感想

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チロロ岳、ペンケヌーシ岳、雪盛山、春別岳、雲知来内岳など、ここ数年でパンケヌーシ川周辺の山をいくつか登った。そうこうしているうちに残りの未踏峰も含めて全部登ってやろうという気持ちが湧いてきたので、今回は尾根から行けそうな止別岳へ。

パンケヌーシ林道は8月の大雨の影響で通行止めになっている。北電取水施設までは自転車で、その先は徒歩でアプローチした。自転車を担いでゴーロ歩きをしたり、渡渉を避けるために急斜面を高巻きしたりと面倒だった。今回のルートは尾根取り付きまでの長い林道が核心だったかもしれない。

五ノ沢を渡った先で尾根に取り付く。尾根の中盤は笹藪が濃かったものの、新雪で笹が寝ている所も多いのでそこまでキツくはなかった。藪漕ぎよりも雪で足が冷たいのが辛い。この時期に沢靴で行ったのは間違いだったような気がする…。

止別岳の頂上は苔生した三角点とピンテが1本結ばれただけ。笹藪と木々に覆われていたが、主稜線の方向は開けていて眺望も意外と楽しめた。


この辺りで未踏で残ってしまったのがルベシベ山。今年はもう沢から登るのは厳しそうなので、敢えて積雪期に美生ダムからのルートで行ってみようと思う。