ニセイカウシュッペ山

2012年07月14日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.7km
• 登り: 760m
• 下り: 744m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:05

10:22 ニセイカウシュッぺ山登山口
12:18 12:33 展望台
13:58 14:15 ニセイカウシュッペ山
14:33 15:00 大槍分岐手前
15:57 15:57 展望台
17:27 ニセイカウシュッぺ山登山口

10:22登山口ー12:18見晴台ー13:27アンギラス分岐ー13:58ニセイカウシュッペ山／14:15−14:33大槍分岐手前（晴れ間広がり大休）／15:00−15:57見晴台ー17:27登山口

天候

曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌（道央道／上川紋別道）→上川層雲峡IC→（国道273号／古川林道）登山口

登山口までは約13km林道を走る。途中に施錠されたゲートがあるので、事前に上川中部森林管理署に問い合わせてナンバー錠の番号を教えてもらう必要がある。

コース状況／危険箇所等

登山道は歩きやすく、危険な箇所はとくにない。

その他周辺情報

下山後は比布温泉「遊湯ぴっぷ」へ立ち寄る。

写真

7/14 10:26

登山口

7/14 10:58

ずっとガスの中を登る

7/14 11:04

1kmごとに表示板がある

7/14 12:06

エゾウサギギク

7/14 12:08

アカモノ

7/14 16:00

マルバシモツケ

7/14 12:22

見晴らしは得られなかった

7/14 12:36

ハイオトギリ

7/14 12:36

シナノキンバイ（エゾキンバイソウ）

7/14 12:37

クルマユリ

7/14 12:37

ゼンジュガンピ？

7/14 12:55

7/14 12:55

ウコンウツギ

7/14 12:58

チングルマ

7/14 12:59

ハクサンチドリ

7/14 13:00

ミヤマリンドウ

7/14 13:02

7/14 13:02

7/14 13:03

7/14 13:03

7/14 13:04

7/14 13:07

エゾコザクラ

7/14 13:07

ハクサンイチゲ

7/14 13:08

イワブクロ

7/14 13:18

チシマフウロ

7/14 13:17

7/14 13:22

ヨツバシオガマ

7/14 13:23

エゾツツジ

7/14 13:36

ゴゼンタチバナ

7/14 13:56

チシマギキョウ

7/14 14:05

山頂

7/14 14:15

雲海に浮かぶ表大雪の山並み

7/14 14:16

7/14 14:41

通称「アンギラス」1840m峰

7/14 14:43

通称「大槍」

7/14 14:43

大槍の向こうに大雪山連峰

7/14 14:50

7/14 15:11

7/14 15:12

7/14 15:21

7/14 15:22

トウゲブキ（エゾタカラコウ）

7/14 15:18

シナノキンバイだらけ

7/14 15:26

7/14 15:24

7/14 16:06

7/14 16:06

「小槍」。穂先が鋭い

7/14 16:49

7/14 17:32

登山口にエゾシカがいた

撮影機器：

PowerShot G9 CANON

感想

apukashi

登山の楽しみを教えてもらった職場の先輩に「ニセイカウシュッペはとてもいい山だよ」と聞かされたのは、もう30数年も前のこと。
当時は登りに5時間以上もかかる健脚向きの山だったが、いつか行ってみたいと思っていた。
その遠い山も15年ほど前に一般登山者に林道の通行が許されるようになり、比較的短時間で登れるようになった。

実際に登って、本当に魅力ある山であることを実感した。
まず、花がすばらしい。ちょうど真っ盛りの時期を迎えていて、シナノキンバイ、チングルマ、チシマフウロをはじめとする多彩な花々が登山道の両脇に咲き乱れ、斜面には大お花畑が形成されていた。

次に景観、展望がすばらしい。尾根上に「大槍、小槍」などのダイナミックな岩峰を有し、山頂に近くなると東の方向に通称「アンギラス」と呼ばれる山頂部にいくつもの岩塔をもつ特異な山容の無名峰が見られる。
そして、南側には層雲峡の谷を挟んで大雪の山々が一望できる。

今回、天気は曇りで、登りのときは展望が得られなかった。それでも山頂では雲海の上に大雪山連峰が頭を出していて、幻想的な景色を楽しめた。
下山をはじめて間もなく、晴れ間が広がった。
前方に「大槍」が現れ、その向こうに大雪の峰々が浮かび上がる。東に位置する「アンギラス」その背後には比麻良山、平山もクリアに見えるようになった。
その場所で30分近くとどまって眺望を楽しんだ