ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 484768
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波

袈裟丸山 ヒライデ沢三ノ沢遡行〜本流下降

2014年07月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:23
距離
8.7km
登り
667m
下り
649m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:33
休憩
0:50
合計
7:23
8:34
192
スタート地点
11:46
11:47
10
11:57
12:46
191
15:57
ゴール地点
8:46 折場橋 - 8:51 第四堰堤(入渓) - 9:09 2段6m(二俣 5:1) - 9:36 三俣(0:3:2)右俣へ - 10:42-59 遡行終了 - 11:15 観測所 - 11:17 1607P - 11:44-49 小丸山 - 11:57-12:49 避難小屋 - 13:02-09 遡行開始 - 13:13 ヒライデ沢合流 - 14:28 三俣 - 15:30-48 第4堰堤(遡行終了) - 15:53 折場橋
Total 7:07 休憩 1:39 歩行 5:28 撮影 177枚
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
折場橋周辺に駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
「ウォーターウォーキング2」(WW2)に載っている袈裟丸山のヒライデ沢に行ってみた。ネットで遡行記録を調べてみたが、暑い時期ということもあり、右俣を遡行して、本流を下降することにした。

●WW2グレード W3+(W4で、1級)

まずは、朝7時に桐生駅で、NK氏をピックアップし、折場橋へ。右岸を渡り、第4堰堤より入渓。

今回の足回りは、にゃー隊長が秀岳荘オリジナル、NK氏がモンベルサワーシューズ。ザイルは、8mm×30m、予備に6mm×20mを携行。(懸垂下降3回、肩がらみビレイ1回)

2条6m,6m,2段6mと、それなりの規模の滝が連続して楽しい。WW2では、巻くことを推奨している滝も、NK氏は全部直登した。にゃー隊長は、今回は写真係なので、巻いた(笑)

ナメ滝が続いて、三俣に出た。(涸沢も含めて、三俣とした。)左が本流だが、ネットの情報で、右俣を遡行。

本流より、斜度があるので、細かい滝が連続して楽しい。ハイライトは、3段15mだが、簡単に登ることができた。

やがて、水流が細くなり、ヤブになったところで、遡行終了。ここで、下山靴に履き替える。にゃー隊長は、ガルモントのアプローチシューズだが、NK氏はなんと、チャコのサンダルだった(笑)チャコのサンダルは、ソールにビブラムを使い、濡れたところでも使えるよう、配慮がされている。ただ、さすがに下りはつらかったようだ。

ここで、ヤブの薄いところを登っていくが、右側に引き込まれてしまう。左の1550鞍部に行くと傾斜がゆるくて楽そうなのだが、結局、ヤブの薄いところをたどって、観測所に出る。すぐ近くに1607Pがあるが、展望ないので意味なし。

小丸山に登り返し、避難小屋で昼食。ここで、ルベルソの使い方、ザイルの結び方をレクチャーした。

ここからは、本流まで60m程度、下降しなくてはならない。笹ヤブをこぐが、胸の高さぐらいのヤブだったので、踏み倒せば、特に問題はなかった。

沢筋で、広くなっているところで、沢靴に交換。すぐ、本流と合流し、下降を開始する。さすがに、なだらかで平凡な雰囲気は否めないが、それでも、たまに滝が出てきたりして、懸垂下降も2回ほどやってみた。(基本、すべての滝は高巻きが可能。)

最後、15m段瀑を下降すると、三俣に合流。この先も、肩がらみ1回、懸垂下降を1回して、第4堰堤で遡行終了。折場橋まで、戻った。

時間が押してしまったので、NK氏をそうり駅で降ろし、日光の「やしおの湯」へ向かった。
折場橋から、堰堤が3つ見える。
1
折場橋から、堰堤が3つ見える。
水は、きれい♪
第四堰堤
第四堰堤を降りて、遡行開始。
1
第四堰堤を降りて、遡行開始。
直登するんだにゃー♪(にゃー隊長は、応援のみ。右側から巻いた。)
1
直登するんだにゃー♪(にゃー隊長は、応援のみ。右側から巻いた。)
左手をつっぱって登れば、普通に登れるとのこと。
1
左手をつっぱって登れば、普通に登れるとのこと。
直登していないんだにゃー(怒)というツッコミはなしで・・・・(汗)
3
直登していないんだにゃー(怒)というツッコミはなしで・・・・(汗)
どうして、そんなに泳ぐかにゃー(汗)(にゃー隊長は、冷たいのはきらい。)
3
どうして、そんなに泳ぐかにゃー(汗)(にゃー隊長は、冷たいのはきらい。)
直登するんだにゃー♪(にゃー隊長は、応援のみ。左側から巻いた。)
2
直登するんだにゃー♪(にゃー隊長は、応援のみ。左側から巻いた。)
2段目は、二股に分かれている。右俣も、遡行価値はありそう。
2
2段目は、二股に分かれている。右俣も、遡行価値はありそう。
とにかく、釜があると、飛び込むNK氏。
2
とにかく、釜があると、飛び込むNK氏。
トイ状6m
ネコバランスだにゃ♪
3
ネコバランスだにゃ♪
段々ナメが気持ちいいにゃ♪
1
段々ナメが気持ちいいにゃ♪
草原が見えてきた。
2
草原が見えてきた。
開けてきた。
三俣の中央。多段15m。これが、本流。帰りは、これを下る予定。
1
三俣の中央。多段15m。これが、本流。帰りは、これを下る予定。
苔むした右俣を遡行する。
苔むした右俣を遡行する。
小滝が連続して、なかなか楽しい♪
3
小滝が連続して、なかなか楽しい♪
3段10mが右俣のハイライト。
2
3段10mが右俣のハイライト。
周囲の笹原もきれい♪
周囲の笹原もきれい♪
ここで、遡行終了。下山靴に履き替える。
ここで、遡行終了。下山靴に履き替える。
沢の右手の方がヤブが薄い。
沢の右手の方がヤブが薄い。
観測所に出た。1607Pは、展望なしなので、意味なし。
1
観測所に出た。1607Pは、展望なしなので、意味なし。
快適な稜線歩き。
快適な稜線歩き。
袈裟丸らしい笹原。
袈裟丸らしい笹原。
小丸山を望む。
避難小屋に着いた。
1
避難小屋に着いた。
まあ、本当に避難するぐらいなら・・・・・・。
1
まあ、本当に避難するぐらいなら・・・・・・。
トイレがあるのは嬉しいが、下流の汚染は気になるところ。
トイレがあるのは嬉しいが、下流の汚染は気になるところ。
ダケカンバの林は美しい。
ダケカンバの林は美しい。
本流に合流すべく、ヤブ漕ぎ開始!
1
本流に合流すべく、ヤブ漕ぎ開始!
ここで、沢靴に履き替える。
1
ここで、沢靴に履き替える。
ほどなく、本流に合流。
1
ほどなく、本流に合流。
懸垂下降してみる。(たまには、やらないと・・・・。)
3
懸垂下降してみる。(たまには、やらないと・・・・。)
3段6mを無事、下降。
2
3段6mを無事、下降。
ここも懸垂下降。
4
ここも懸垂下降。
4mを無事、下降。
1
4mを無事、下降。
ザイルをたたむのは、NK氏担当。
2
ザイルをたたむのは、NK氏担当。
途中で拾ったシカの角。これを持ち帰り、妻のご機嫌をとるという、NK氏の作戦(笑)
4
途中で拾ったシカの角。これを持ち帰り、妻のご機嫌をとるという、NK氏の作戦(笑)
1mナメ滝
段々15m。降りたところが三俣。
段々15m。降りたところが三俣。
意を決して、にゃー隊長も釜に突っ込む。
1
意を決して、にゃー隊長も釜に突っ込む。
冷たいんだにゃー!←そんなに冷たくない。にゃー隊長が寒がりなだけ。
冷たいんだにゃー!←そんなに冷たくない。にゃー隊長が寒がりなだけ。
猫かきぐらいは、できるんだにゃー♪
1
猫かきぐらいは、できるんだにゃー♪
この辺は、快適に下降できる。
この辺は、快適に下降できる。
どうして、そこまでするかにゃー(汗)2段6mの二股で登りにトライするNK氏。
4
どうして、そこまでするかにゃー(汗)2段6mの二股で登りにトライするNK氏。
水圧が強すぎて、無理。
1
水圧が強すぎて、無理。
2段4m。にゃー隊長が肩がらみにて、ビレイ。
3
2段4m。にゃー隊長が肩がらみにて、ビレイ。
結局、手掛かりはあるので、下るのは楽だったらしい。むしろ、登る方が足がかりがなくて、難しいらしい。
結局、手掛かりはあるので、下るのは楽だったらしい。むしろ、登る方が足がかりがなくて、難しいらしい。
2段4mを無事下降。
1
2段4mを無事下降。
角度を変えてみる。右側のチムニーから登攀可能。
1
角度を変えてみる。右側のチムニーから登攀可能。
6mも懸垂下降。
登りは、行けるがやはり下りは、懸垂下降にするのが無難。
登りは、行けるがやはり下りは、懸垂下降にするのが無難。
2条6m。懸垂支点を取るのが、難しそう。左側を巻く。
1
2条6m。懸垂支点を取るのが、難しそう。左側を巻く。
第四堰堤にて、遡行終了。
1
第四堰堤にて、遡行終了。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1662人

コメント

ありがとうございました。
気持ちよかったですね。また,よろしくお願い致します。
2014/7/28 7:14
こちらこそ
また、すぐに行きたいにゃーcatsweat01

ああ、白毛門沢、米子沢に行きたい! その時は、よろしくです

ところで、ゴルジュハンマーを注文しました。これがあれば、もっと、強気に行けるはず
2014/7/28 7:19
水量多くて沢らしいです
記録をみていただいたgankoyaです。

僕らの遡行はシーズンラストで、
水量も「蛍の光♪」みたいでした。

こんなにも沢らしい沢だったのかと、ビックリしてます。
緊張せずに楽しめて、使い方では練習にもなって、手頃な沢ですよね。

それと、
白毛門沢を遡行したいとの事ですが、きっと喜んでもらえると思います。
2014/7/28 15:09
Re: 水量多くて沢らしいです
いやあ、これはNK氏の活躍によるものです(笑)まあ、適度な水量で、かなり楽しめたと思います。

右俣の手前にも、もう一本、右俣に沢がありますが、賽ノ河原から連瀑が見えるらしいので、こちらも期待できそうな気がしています。

白毛門沢は、楽しみです
2014/7/28 19:31
沢を登る姿、恰好イイです
catもバランスが良いようで(^^♪
袈裟丸の沢登りの様子が写真から、気分だけでも沢気分になれそいうです。
ただ私にはかなりハードル高そう?と感じてしまいました。
2014/7/29 20:38
それほどでも
それほどでもないんだにゃーcatsweat01

NK氏は、全部の滝を直登しましたが、私は2つ巻きました。まあ、沢にしては、かなり簡単な方だし、表妙義の稜線を歩ける人なら、ビレイすれば、確実に登れると思います。あと、高巻きも容易だし
2014/7/29 21:08
楽しそうですね
滝と釜が連続して沢らしいですね
それにしてもKさん相変わらずですね。
あの水圧を跳ね返すのだから大したものです
私もこちらに行けばよかったかな ^^;
小丸山の避難小屋は昨年袈裟丸縦走で覗いてみました。
懐かしいです。
2014/7/29 22:15
楽しいんだにゃー♪
まあ、滝の規模は小さいですが、連続して出てくるので、結構いい感じです。

沢筋も読みやすいし、ヤブ漕ぎもひどくないので、周回にはいいルートでした
2014/7/29 22:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら