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記録ID: 4853450
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ハイキング
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【廃道化確認】木曽川源流・奥木曽大橋から鉢盛山木祖村コース登山口往復(鉢盛山敗退)

2022年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:32
距離
28.7km
登り
1,226m
下り
1,230m

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:29
合計
6:32
5:39
3
奥木曽大橋
5:42
5:42
6
ゲート
5:48
5:48
21
鷹廻りトンネル南口
6:09
6:09
12
薮原林道標識
6:21
6:21
16
池の沢林道分岐
6:37
6:37
20
尾頭沢
6:57
6:57
27
木曽川本流の橋
7:24
7:24
21
ヒル久保
7:45
7:45
18
味噌川枯尾林道分岐
8:03
8:03
7
土砂崩れ(南側)
8:10
8:10
35
8:45
9:10
38
9:48
9:48
6
9:54
9:58
17
土砂崩れ(南側)
10:15
10:15
19
味噌川枯尾林道分岐
10:34
10:34
23
ヒル久保
10:57
10:57
18
木曽川本流の橋
11:15
11:15
16
尾頭沢
11:31
11:31
13
池の沢林道分岐
11:44
11:44
19
薮原林道標識
12:03
12:03
5
鷹廻りトンネル南口
12:08
12:08
3
ゲート
12:11
奥木曽大橋
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥木曽大橋西詰の広場に駐車
コース状況/
危険箇所等
「木曽川源流」碑の手前で林道が土砂崩れで寸断されており、その先の林道はクルマが入れないため荒れている。
 登山道をメンテするための人員や機器類のアクセス困難のためか、木祖村コースは廃道状態。
未明の奥木曽大橋を出発!
2022年10月30日 05:39撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 5:39
未明の奥木曽大橋を出発!
林道ゲート。一般車両は通行禁止です。
2022年10月30日 05:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/30 5:42
林道ゲート。一般車両は通行禁止です。
鷹廻りトンネルです。
2022年10月30日 05:48撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 5:48
鷹廻りトンネルです。
送電塔が目印になります。
2022年10月30日 06:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:02
送電塔が目印になります。
ここで木曽川本流を渡って、すぐにまた渡り返します(苦笑)。
2022年10月30日 06:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:09
ここで木曽川本流を渡って、すぐにまた渡り返します(苦笑)。
作業小屋のようです。
2022年10月30日 06:14撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:14
作業小屋のようです。
池の沢林道が分岐します。
2022年10月30日 06:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:21
池の沢林道が分岐します。
尾頭沢橋
2022年10月30日 06:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:37
尾頭沢橋
こんなところに大山祇神社
2022年10月30日 06:40撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:40
こんなところに大山祇神社
廃道サイト『山さいがねが』のヨッキれんに渡ってほしい廃橋(苦笑)。
2022年10月30日 06:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:47
廃道サイト『山さいがねが』のヨッキれんに渡ってほしい廃橋(苦笑)。
斜めに傾いてるので、フツウのひとは渡るのは無理でしょう。
2022年10月30日 06:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:47
斜めに傾いてるので、フツウのひとは渡るのは無理でしょう。
木曽川本流を渡ります。
2022年10月30日 06:56撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 6:56
木曽川本流を渡ります。
伐採の作業現場です。日曜なのにお仕事ご苦労様です。
2022年10月30日 07:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 7:06
伐採の作業現場です。日曜なのにお仕事ご苦労様です。
ヒル久保に架かる橋。昭和44年長野営林局の銘が入ってました。
2022年10月30日 07:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/30 7:24
ヒル久保に架かる橋。昭和44年長野営林局の銘が入ってました。
作業小屋…というか、プレハブ小屋です。
2022年10月30日 07:27撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 7:27
作業小屋…というか、プレハブ小屋です。
味噌川枯見林道が分岐していきます。
2022年10月30日 07:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 7:45
味噌川枯見林道が分岐していきます。
峯越林道起点
2022年10月30日 07:56撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 7:56
峯越林道起点
鉢盛山頂上のアンテナ類がみえてます。この時点ではまだあそこまで登る気で居ました。
2022年10月30日 08:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:02
鉢盛山頂上のアンテナ類がみえてます。この時点ではまだあそこまで登る気で居ました。
鉢盛山の頂上のアンテナらしきモノがみえました。
2022年10月30日 07:52撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 7:52
鉢盛山の頂上のアンテナらしきモノがみえました。
土砂崩れで、林道が寸断されてます…(汗)。
2022年10月30日 08:03撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
10/30 8:03
土砂崩れで、林道が寸断されてます…(汗)。
なんとか土砂崩れ区間を通過しました。
2022年10月30日 08:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:07
なんとか土砂崩れ区間を通過しました。
ようやく水源の標識がみえてきました。
2022年10月30日 08:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:09
ようやく水源の標識がみえてきました。
木曽川源流標と、ワサビ沢の流れ。
2022年10月30日 08:10撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:10
木曽川源流標と、ワサビ沢の流れ。
母なる川、ここに生まるる
2022年10月30日 09:48撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 9:48
母なる川、ここに生まるる
由緒が書かれています。
2022年10月30日 08:10撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:10
由緒が書かれています。
木曽駒ヶ岳方面がみえています。
2022年10月30日 08:15撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:15
木曽駒ヶ岳方面がみえています。
クルマが通らないと、林道はこんなに荒れるようです。雑草天国。
2022年10月30日 08:27撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:27
クルマが通らないと、林道はこんなに荒れるようです。雑草天国。
3時間の歩きで、ようやく木祖村コース登山に到着しました。
2022年10月30日 08:44撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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10/30 8:44
3時間の歩きで、ようやく木祖村コース登山に到着しました。
登山口の階段を構成していた木片。これをみた時点でヤヴァイ!と思いました。この先は踏み跡すら不明な笹薮…。撤退することにします…。
2022年10月30日 08:54撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 8:54
登山口の階段を構成していた木片。これをみた時点でヤヴァイ!と思いました。この先は踏み跡すら不明な笹薮…。撤退することにします…。
どこに道があるのか、全く分かりません。
2022年10月30日 09:01撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 9:01
どこに道があるのか、全く分かりません。
殉職慰霊碑。何があったんでしょうか?
2022年10月30日 11:12撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 11:12
殉職慰霊碑。何があったんでしょうか?
ここにも廃橋が…。
2022年10月30日 11:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 11:38
ここにも廃橋が…。
鷹廻りトンネルまで戻りました。
2022年10月30日 11:57撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 11:57
鷹廻りトンネルまで戻りました。
ゲートに戻りました。
2022年10月30日 12:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 12:09
ゲートに戻りました。
奥木曽大橋
2022年10月30日 12:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 12:09
奥木曽大橋
奥木曽大橋から、下流側。
2022年10月30日 12:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 12:09
奥木曽大橋から、下流側。
奥木曽大橋から、上流側の眺め。
2022年10月30日 12:10撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 12:10
奥木曽大橋から、上流側の眺め。
クルマに戻りました。朝には暗くて気づかなかった碑。
2022年10月30日 12:11撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
10/30 12:11
クルマに戻りました。朝には暗くて気づかなかった碑。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ 半袖シャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ サングラス

感想

 木曽川源流の山・鉢盛山は多くの登山者が朝日村側から登っているけど、「木曽川源流の山」と呼ばれるのに、木曽側から登った記録は殆ど無い。信濃毎日新聞社から出てる中嶋 豊氏の『信州山歩き地図IV里山編(中信南信)』には木祖村コースが紹介されている一方、昭文社の『山と高原地図』では「通行不能」と描かれている。木祖村コースの実態をみに、10月30日に現地に行って来た。
 一般車が入れる最奥の地、味噌川ダムの奥木曽湖に架かる奥木曽大橋の西詰には5時半頃に到着。ナポリタン喰ってる間に空が白み始め、5:49に出発。林道歩きが長いので、ジョキングシューズを履き、トレッキングシューズはザックのなかに入れてる。奥木曽大橋を渡り、通行止めのゲートをくぐる。すぐに鷹廻りトンネルに出くわす。真っ直ぐなトンネルで出口から薄明かりが射し込んでるので、無灯火でトンネルを通過。トンネルを通過したら、夜が明けた…って感じ。トンネルを抜けたらしばらくは下りに転じる。味噌川ダム完成前からある林道と、ダム建設にあたり新設された林道をつなぐ必要があるから、この下りは仕方が無い。日曜の早朝だというのに、作業車が数台横を通過してく。勿論、「乗せてあげようか」といった声掛けは、無い(苦笑)。
 「薮原林道」の標識が立ってるあたりで木曽川本流を短い橋で渡って、すぐに渡り返すけど、舗装があるのはこのあたりまで。あとは未舗装。木祖村コースを歩いた記録が少ないのは、林道歩きが片道12 km/3時間あるせいだ…と勝手に認識してる。村民登山大会や、NPO「木曽川水の始発駅」主催の登山会に参加しないとクルマでは林道を通れない。肝心のNPO「木曽川水の始発駅」もCOVID-19以降を活動停止してるようで、木祖村コースを歩きたい場合は自力で歩くしか無い…と思って今回挑んでる。親柱の銘版が欠損し、橋の名前が不明の橋で木曽川を渡る。上ゾコツ沢を廻りこんで橋で渡った先で伐採作業をやってるようで、作業員が5名ほど焚き火で暖を取ってた。
 ずっと木曽川の流れに沿った緩やかな上りで、なかなか標高は上がっていかなかったけど、木曽川を渡ってから急に傾斜が付いて来て、いつしか標高が1,600 m台になってる。向かう先の山のてっぺんに鉢盛山頂上のアンテナ類ようなモノがみえ始める。木曽川水源地はもう少しだ!…と意気揚々になったのを挫くかのように、目の前に土砂崩れ現場が出現…(汗)。ジョギングシューズのまま現場を通過したけど、この現場はいつからこの状態なんだろう? 信州といえば新幹線基地が水没した2019年の台風19号被害がまず頭に浮かぶけど…。
 土砂崩れで車両の往来が途絶え、林道に雑草が繁茂し始めてる。雑草に下りてた霜が陽に溶けてジョギングシューズを濡らす。8:44に木祖村コース登山口に到着。登山口の標柱の前でジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替えて、さぁ登ろうか…と登山口に足を踏み入れようとする。そしたら、かつて階段状に整備されてただろう木片が目に入る。「この状態、ヤヴァくね?」 そしたら不安が的中し、かつてひとが歩いた痕跡が全く無いほどササが茂ってる。無理矢理ササヤブ漕いでもイイけど、計画してたとおり時間までの下山は困難で、そうなると弟子(妻)が騒ぐだろう。登山口に戻り、今度は林道で鉢盛峠を抜けて朝日村コースに行けないか試してみる。しかし、木祖村コース登山口より先の林道の状態はさらに酷く、セイタカアワダチソウ畑のような塩梅。長らくクルマが通った気配無し。「この道通って朝日村コースに出るくらいなら、最初から朝日村コースから登り直したほうがよくね?」と冷静に判断し、撤退を決断。9:10に木祖村コース登山口を出発し、また3時間かけて奥木曽大橋まで戻った。奥木曽湖には紅葉狩りの観光客がそれなりに居た。
 現場検証の結果、鉢盛山木祖村コースは廃道状態だった。林道の土砂崩れでメンテのクルマが入れないまま背丈を越えるほどササが伸びてしまったことが原因、と推察。林道の土砂崩れをなんとかしないと肝心の「木曽川源流」の碑にもクルマではアクセス出来ないので、いずれ修復はすると思うけど、その頃には登山道は再生不能になってるだろうな…。

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