鍋鎗山 佐久市−佐久穂町の気持ちいい境界尾根


- GPS
- 08:13
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 96m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:14
( 5分単位に丸めています )
蓼科スカイラインの駐車地_ 06:30
1872.9m三角点山頂_ 07:00
1556m標高点_____ 09:10
1417m標高点_____ 09:55
1322m標高点_____ 10:10
鍋鎗山__________ 10:55 〜 11:20
峠の車道_________ 12:20
千曲川・南佐久大橋____ 14:15
佐久穂町児童館駐車場___ 14:25
国道141号のローソン__ 14:40
天候 | 曇り のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
仙境都市に廃業のガソリンスタンドがあります。 その50mほど先に車を停めました。 千曲川からここに戻るにはタクシーしか方法はなく1万1千円ほどかかりました。 ちなみに前夜車でここまで上がったのですが、蓼科スカイラインには母子の鹿と狸ファミリーが何回も出てきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・1872.9m三角点までは薮漕ぎはほとんど無しで出られました。 その下降開始すぐに20m程の垂直の露岩があるので慣れていないと素手では降りられません。 ・標高1550mぐらいまでは笹が膝からお腹ぐらいまでの高さで茂っています。 時には胸の高さまでもありましたが、さほどきつい薮漕ぎとは感じません。 その先で笹から解放されると広くてなだらかで実に気持ちのいい尾根歩きをさせてもらえます。 そのなだらかな尾根歩きの解放感と支尾根に入り込まないようにGPS、地図、磁石を使って歩く緊張感とのバランスが絶妙です。 |
その他周辺情報 | 北八ガ岳松原湖温泉 八峰の湯(ヤッホーのゆ) お薦めはしません。 設備はいいですが混んでいます。 |
写真
感想
頚城山塊で離れていた赤線も前回の山でやっと繋ぐことができました。
今回からは糸魚川梶屋敷から延びる赤線を気分よく先へ先へと延ばしていけます。
ただ、7月末に蓼科山から到達できた 佐久市−佐久穂町の境界尾根 の電波中継塔周辺は背丈を超える笹で覆われていました。
今は 笹薮=熊の巣窟 のトラウマ状態なので稜線上ではなく少し手前の植林で笹が刈られた斜面から先へ入らせてもらいました。
ありがたいことに下から来た林道が1872.9m三角点ピークにまで続いていたので利用させてもらいました。
そのすぐ先は20m程の垂直の露岩で右の土の斜面を巻いて降りましたがかなり厳しく感じる斜面でした。
最大の理由は、今日は夏のトレランシューズをやめて最も軽量と言われたサロモンのミッドカットシューズだったからかもしれません。
この靴は靴底が全く信用できないチキンな靴なので土でもアスファルトでも暖傾斜しか安心して歩けません。
露岩の先は尾根も広くなり傾斜もゆるくなりますが、膝ぐらいの笹が続きます。
たまには笹の高さはお腹ぐらいになったり、時には胸までになったりしますが前進が困難というところは全くなくJAXAの宇宙アンテナが見えるころには完全に笹から解放され実に歩きやすい気持ちのいい尾根が 佐久リゾートGC まで続きます。
こんなに気持ちのいい尾根なのに登山としては誰も歩いていないので、ハイキングコースとして整備しに戻ってきたい程のコースでした。
もっともハイキングコースとして整備しても見晴らしがいいとか何か特典がないと誰も歩かないでしょうけど・・・
JAXAの宇宙アンテナと組み合わせればいかがでしょう?
佐久リゾートGCから先へは進めないので車道を降りてきました。
その途中ではるか彼方に金峰の五丈岩?と思える山が見えるのですが、方向もちょっと違う気がするし近すぎるのでどうだろうとピーク先生に聞いてみたところ、先生もデータ収集中と出て何回やっても教えてもらえませんでした。
中部横断自動車道をくぐり、国道141号を渡ると次は 千曲川 です。
4年前の11月10日に川中島で千曲川を右岸から左岸へと移りましたが、今日でやっと千曲川右岸へと戻ってきました。
頚城山塊の山々は素晴らしい山々に囲まれていますが、それを突破するというのは並々ならぬ力が要ります。
でもそれを突破しないと「海岸線から一番遠い地点」とそこから一番近い海岸線の 糸魚川・梶屋敷 とは線をつなぐことはできません。
千曲川左岸の山々とはそんな厳しい山々ですが、なんとか無事に左岸の山々を終え、今日、無事に千曲川右岸に戻ってこれてホッとしています。
【 くくり罠 に掛かってしまった 】
とうとう今回、私が くくり罠 にかかってしまった。
踏み跡というか鹿道というかに仕掛けられていたのでわからなかった。
当然 罠は目立たないように落ち葉で隠してある。
全く気が付かないで くくられてしまった。
かかった瞬間は痛くはない。枝に足が引っ掛かった程度にしか感じなかった。
その枝を掃うようにして足を前に出そうとしても外れない。
で、見てみたら 罠にかかっている 「ギャーっ」 と初めてびっくりした。
前かがみになって外そうとするがザックを担いだままではやりにくいのでザックは外した。
仕掛けは常に絞めようとするバネの力がかかっているので外すのは多少手間だった。
特に道具がいるわけではない。
外した罠をまた元の状態にしたいとは思ったけれど罠に仕掛けを知らないので元に戻せずそのまま放置してきた。
☆ 今後 罠にかからないために
1.親鹿の体重は5〜60kgはある。それを担いでは降りられないので必ず近くに車道がある。
車道がない山奥にはくくり罠は無い。
が、残念ながら登山者にはどこまで車道が伸びているかは分からない。
2.仕掛けた猟師の名前入り紙札が仕掛けた樹に取り付けられている。
(今回、この紙札は5〜6m離れた樹に付いていたので気が付かなかった)
3.掛かった鹿が逃げていかないように罠はしっかりした樹に括り付けられている。
直径2〜30cmの樹の根元にワイヤーがくくられているのでかなり目立つ。
その樹の1m以内に罠は隠されている。
自分が進もうとする3〜5m先の樹の根元にこの罠がくくられていないか見て行けば良いので今後はもう くくり罠 にかからずに歩けるでしょう(ホント かな? 笑)
【 蓼科仙境都市電波中継塔 − 佐久穂町児童館駐車場 18.4 km 】
【 糸魚川・梶屋敷海岸 − 佐久穂町児童館駐車場 284.0 km 】
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