ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4877160
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

二観別岳〜本二観別岳

2022年10月31日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.7km
登り
918m
下り
902m

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
0:35
合計
7:58
6:18
49
林道通行止め地点
7:07
0:00
163
・359二股
9:50
10:05
95
二観別岳(1005m)
11:40
12:00
110
本二観別岳(1009m)
13:50
0:00
26
・359二股
14:16
林道通行止め地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
ニカンベツ川沿いの林道は・108分岐の1.2km先で通行止めの看板あり
コース状況/
危険箇所等
沢登り的なルートではあるが、渡渉は全て飛び石でOK
靴を濡らす場所は無いので登山靴で問題無し
・108のポンニカンベツ線分岐の1.2km先に通行禁止の看板が立っていたので、ここから自転車で出発。
・108のポンニカンベツ線分岐の1.2km先に通行禁止の看板が立っていたので、ここから自転車で出発。
橋を渡ったすぐ後に洗掘されているところがあったが、その先は路面状況は悪くない。
橋を渡ったすぐ後に洗掘されているところがあったが、その先は路面状況は悪くない。
2か所ほど倒木が道を塞いでいた。
2か所ほど倒木が道を塞いでいた。
・359二股の1km手前で崩落あり。この辺から荒れてきたので自転車はデポした。
・359二股の1km手前で崩落あり。この辺から荒れてきたので自転車はデポした。
藪化した林道を進む。
藪化した林道を進む。
・359二股に到着。右に続く林道跡をたどっていく。
・359二股に到着。右に続く林道跡をたどっていく。
地形図ではまだまだ実線が続いているものの、道は原型を留めていなく、部分的に酷い藪に覆われていた。
何度か渡渉しながら適当に進む。
地形図ではまだまだ実線が続いているものの、道は原型を留めていなく、部分的に酷い藪に覆われていた。
何度か渡渉しながら適当に進む。
450mで林道跡を離れ、北側に分岐する枯れ沢に入る。
450mで林道跡を離れ、北側に分岐する枯れ沢に入る。
歩きやすいゴーロがしばらく続く。
1
歩きやすいゴーロがしばらく続く。
途中からチョロチョロ程度の水が流れてきたが、靴を濡らすほどの水量は無い。
稜線に向かって快調に標高を上げていく。
途中からチョロチョロ程度の水が流れてきたが、靴を濡らすほどの水量は無い。
稜線に向かって快調に標高を上げていく。
770mあたりで水流は無くなった。
770mあたりで水流は無くなった。
沢形を抜けると草地のような薄ヤブの斜面が広がる。
沢形を抜けると草地のような薄ヤブの斜面が広がる。
最後の100mは笹藪を漕いで稜線へ。
腰上〜背丈くらいで濃い目の笹藪だったが、すぐそこに稜線が見えているので気は楽だった。
最後の100mは笹藪を漕いで稜線へ。
腰上〜背丈くらいで濃い目の笹藪だったが、すぐそこに稜線が見えているので気は楽だった。
稜線に上がった。二観別岳はすぐそこ。
稜線に上がった。二観別岳はすぐそこ。
二観別岳(1005m)到着。
三等三角点「奴多布」
3
二観別岳(1005m)到着。
三等三角点「奴多布」
山頂は木々に覆われていて、そこまで眺望は開けない。
東側には美幌岳からピタタヌンケの海に続く稜線が見えた。
2
山頂は木々に覆われていて、そこまで眺望は開けない。
東側には美幌岳からピタタヌンケの海に続く稜線が見えた。
・1009の本二観別岳へ向かって縦走開始。
意外と藪は濃く、歩きやすい踏み跡はあまりなかった。
・1009の本二観別岳へ向かって縦走開始。
意外と藪は濃く、歩きやすい踏み跡はあまりなかった。
楽古岳から北は雲に覆われてはっきりしないけど、北に続く稜線を見ることができて良かった。
2
楽古岳から北は雲に覆われてはっきりしないけど、北に続く稜線を見ることができて良かった。
本二観別岳から美幌岳の北の1068JPまで縦走するならこんな感じになるのか?
名のあるピークも無く、標高も低くてかなり地味な稜線。
1
本二観別岳から美幌岳の北の1068JPまで縦走するならこんな感じになるのか?
名のあるピークも無く、標高も低くてかなり地味な稜線。
本二観別岳へは3つほどポコを越えていく。
最初の1000mポコから振り返る二観別岳。
本二観別岳へは3つほどポコを越えていく。
最初の1000mポコから振り返る二観別岳。
豊似岳へ続く稜線。
1
豊似岳へ続く稜線。
海とアポイ岳の山並みをバックにそびえる本二観別岳が美しい。
1
海とアポイ岳の山並みをバックにそびえる本二観別岳が美しい。
この辺の稜線で無雪期に長い縦走をするのは流石に厳しいかもな〜と思った。
1
この辺の稜線で無雪期に長い縦走をするのは流石に厳しいかもな〜と思った。
歩きやすい鹿道はごく一部だけ。
歩きやすい鹿道はごく一部だけ。
翌日に登ることになる左の袴腰山(872m)と右奥の天狗岳(666m)。
1
翌日に登ることになる左の袴腰山(872m)と右奥の天狗岳(666m)。
本二観別岳(1009m)到着。
ここは南西側が開けていて開放感のあるピークだった。
2
本二観別岳(1009m)到着。
ここは南西側が開けていて開放感のあるピークだった。
アポイ岳〜吉田岳〜ピンネシリ。
1
アポイ岳〜吉田岳〜ピンネシリ。
二観別岳と雲に覆われつつある豊似岳を振り返る。
二観別岳と雲に覆われつつある豊似岳を振り返る。
本二観別岳から稜線を少し下ってコルから沢に降りる。
ここは背丈くらいの笹藪がかなり濃い。
本二観別岳から稜線を少し下ってコルから沢に降りる。
ここは背丈くらいの笹藪がかなり濃い。
登りで使った沢よりも上部の笹藪は長く続き、笹が足に絡まって歩きづらい。
ここから登るのは辛そう。
登りで使った沢よりも上部の笹藪は長く続き、笹が足に絡まって歩きづらい。
ここから登るのは辛そう。
笹藪を抜けてガレ沢へ。この沢も水量は少ない。
下っていくと450mあたりから林道跡が出てきた。
笹藪を抜けてガレ沢へ。この沢も水量は少ない。
下っていくと450mあたりから林道跡が出てきた。
・359二股で渡渉して往路のルートに戻る。
途中からデポしておいた自転車で一気に林道を下った。
1
・359二股で渡渉して往路のルートに戻る。
途中からデポしておいた自転車で一気に林道を下った。

感想

二観別岳と本二観別岳は地形図には山名が表記されていない山だが、ニカンベツ川の上流部にあることから通称名が定着しているらしい。

今後、日高縦走を進めて行く上で広尾岳(美幌岳)〜豊似岳の間を積雪期に繋いで歩きたい。この辺りの稜線の雰囲気やアプローチの状況などを把握するべく、下見的な意味でこの2座に登ってみた。


美幌岳の北の・1068JPから本二観別岳に続く稜線は600m台まで標高を落としていて、名のあるピークも無く、主稜線と呼ぶにはかなり地味な感じ。一方で二観別岳から豊似岳までは900m前後を保っていて、最南端の1000m超峰である豊似岳の存在感が大きく見えた。美幌岳からピタタヌンケの海に続く稜線よりも、豊似岳に続く稜線の方が縦走し甲斐があって面白そうだ。

二観別岳〜本二観別岳の2座をピークハントできた達成感もあったけど、それ以上に今後の縦走のイメージが少し掴めたのが今回の山行の収穫だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:160人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら