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記録ID: 4882711
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ハイキング
富士・御坂

笹子峠・竜門峡

2022年11月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:46
距離
24.7km
登り
1,062m
下り
1,425m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
1:41
合計
8:19
距離 24.7km 登り 1,084m 下り 1,436m
9:05
44
9:49
9:51
6
9:57
10:02
46
10:48
11:07
21
11:28
11:31
1
11:32
11:36
79
12:55
13:01
38
13:39
14:28
0
14:28
14:30
41
15:11
15:12
50
16:02
16:05
2
16:12
31
16:43
16:49
29
17:18
17:19
4
17:23
1
17:24
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR笹子/甲斐大和駅利用。途中の日影〜天目間は甲州市民バスで移動。
まずは甲州街道を辿って行こう。行く手に待つ旧国道の笹子隧道に向かう前に、明治生まれかつ現役バリバリな割には注目されない中央線の笹子トンネルも、ついでながらその姿を拝んでおく。
2022年11月05日 09:41撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
4
11/5 9:41
まずは甲州街道を辿って行こう。行く手に待つ旧国道の笹子隧道に向かう前に、明治生まれかつ現役バリバリな割には注目されない中央線の笹子トンネルも、ついでながらその姿を拝んでおく。
黒野田の町は峠を控えた旧宿場街、追分の路傍にはレンガ造りの屋敷祠なども見つけた。どちらかのトンネル工事の余剰物で作られたのだろうか、などと想像を巡らせたりする。
2022年11月05日 09:49撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
4
11/5 9:49
黒野田の町は峠を控えた旧宿場街、追分の路傍にはレンガ造りの屋敷祠なども見つけた。どちらかのトンネル工事の余剰物で作られたのだろうか、などと想像を巡らせたりする。
旧街道の遊歩道を通って、常緑樹の威厳を周囲に見せつけている矢立の大杉に到着。備え付けの案内スピーカーから、誰かが掛けっぱなしにしていった杉良太郎の歌が谷間を渡って消えていった。
2022年11月05日 10:49撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
4
11/5 10:49
旧街道の遊歩道を通って、常緑樹の威厳を周囲に見せつけている矢立の大杉に到着。備え付けの案内スピーカーから、誰かが掛けっぱなしにしていった杉良太郎の歌が谷間を渡って消えていった。
この先も名前は遊歩道のままだが、両側を堰堤に挟まれた細尾根みたいな場所を渡ってゆく。そこそこの急登でもあり、体を温めるのに丁度いいかな・・・と思ったらわりとすぐ車道に合流してしまった。
2022年11月05日 11:12撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
4
11/5 11:12
この先も名前は遊歩道のままだが、両側を堰堤に挟まれた細尾根みたいな場所を渡ってゆく。そこそこの急登でもあり、体を温めるのに丁度いいかな・・・と思ったらわりとすぐ車道に合流してしまった。
いかにもここを乗越すぞ、というわかりやすい地形が残る笹子峠。道標の差す行く先の多さから交通の要衝であったことは伺い知れるが、今は人影もなく寒々しい風だけが通過していった。
2022年11月05日 11:34撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
11/5 11:34
いかにもここを乗越すぞ、というわかりやすい地形が残る笹子峠。道標の差す行く先の多さから交通の要衝であったことは伺い知れるが、今は人影もなく寒々しい風だけが通過していった。
稜線を諦め、笹子隧道の日影側坑門に降りてきた。笹子側と違って装飾もなく普段はあまり目立たないようだが、その分季節限定で紅葉が映えるのがチャームポイントになる。
2022年11月05日 11:44撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
6
11/5 11:44
稜線を諦め、笹子隧道の日影側坑門に降りてきた。笹子側と違って装飾もなく普段はあまり目立たないようだが、その分季節限定で紅葉が映えるのがチャームポイントになる。
旧街道の日影側は水害の復旧工事が進行中で、ところどころルートが分かりづらくなっていた。まだ真新しい堰堤を横目に、土石流の跡を強引に横切って復帰する。
2022年11月05日 11:52撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
1
11/5 11:52
旧街道の日影側は水害の復旧工事が進行中で、ところどころルートが分かりづらくなっていた。まだ真新しい堰堤を横目に、土石流の跡を強引に横切って復帰する。
旧駒飼宿こと日影集落に到着。いかにも甲州っぽい突き出し屋根の民家がちらほらと見受けられた。笹子越えの道はこれにて終了、この後13:15発のバスに乗って天目BSまでの登り返しを省略。
2022年11月05日 12:56撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
11/5 12:56
旧駒飼宿こと日影集落に到着。いかにも甲州っぽい突き出し屋根の民家がちらほらと見受けられた。笹子越えの道はこれにて終了、この後13:15発のバスに乗って天目BSまでの登り返しを省略。
バスを下りたらまずは棲雲寺に参拝。禅寺の石庭というイメージよりはだいぶワイルドな空間が広がっている。ここの坐禅会は屋外でやるのが習いらしく、庭園を一周してきたら参加者が銘々その辺の岩に座って瞑想を始めていた。
2022年11月05日 14:10撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
5
11/5 14:10
バスを下りたらまずは棲雲寺に参拝。禅寺の石庭というイメージよりはだいぶワイルドな空間が広がっている。ここの坐禅会は屋外でやるのが習いらしく、庭園を一周してきたら参加者が銘々その辺の岩に座って瞑想を始めていた。
途中頼りなさげな丸太橋や桟道を渡り、竜門峡まで下って来た。待ち構えるのは堅牢かつ天険の石門、潜り抜けた先はすっかり景勝地の趣きですれ違う人も徐々に増え出した。
2022年11月05日 14:59撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
11/5 14:59
途中頼りなさげな丸太橋や桟道を渡り、竜門峡まで下って来た。待ち構えるのは堅牢かつ天険の石門、潜り抜けた先はすっかり景勝地の趣きですれ違う人も徐々に増え出した。
この渓谷を代表する竜門の滝は、崩落の影響でこちら側からは見えなくなっているらしい。それを補うように名の知れぬいくつもの小滝や早瀬が、息付く間もなく次々と現れて充分に目を楽しませてくれる。
2022年11月05日 15:16撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/5 15:16
この渓谷を代表する竜門の滝は、崩落の影響でこちら側からは見えなくなっているらしい。それを補うように名の知れぬいくつもの小滝や早瀬が、息付く間もなく次々と現れて充分に目を楽しませてくれる。
最後に訪れたのは景徳院、山梨県民の誇る武田氏もここに絶える運命の地。鉛色の空の下、紅葉も心なしか濡れたように鈍い色合い。西の山の端に月が上る前におしまいとしよう。お疲れ様でした。
2022年11月05日 16:36撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
5
11/5 16:36
最後に訪れたのは景徳院、山梨県民の誇る武田氏もここに絶える運命の地。鉛色の空の下、紅葉も心なしか濡れたように鈍い色合い。西の山の端に月が上る前におしまいとしよう。お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

週末の朝、中央線に乗り込んだものの車窓から見る郡内の山々には、思いの外どんよりと低い雲が垂れ込めていました。さてどうしたものか、とりあえず歩きながら考えようと笹子駅を出発します。旧甲州街道は矢立の杉などの旧跡はあるものの、箱根や日光のような旧道風情はあまり残っていないようです。ようやく笹子峠まで辿り着いたところで、今日は展望が期待できなさそうな笹子雁ヶ腹摺山方面はパスしようと踏ん切りが付きました。バスを使って天目山へワープ、古刹二寺とその間を繋ぐ竜門峡をそぞろ歩いてから甲斐大和駅に戻ります。なんだか天気も自分も煮えきらず、盛りの紅葉だけが慰めとなる道程でした。

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ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
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技術レベル
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体力レベル
2/5

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