十石山 見上げたら熊が!!
- GPS
- 08:27
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口は白骨温泉「白船荘 新宅旅館」入口隣の旧料金所から1kmくらい先の林道脇から入山です。 車は登山口手前の中部電力白骨無線局横に数台停めることができます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口さえわかれば危険な個所もわかりづらい箇所もありません (2か所だけ標識が出てくるので最初の標識は「スーパー林道」方面へ) 登山道は歩きやすくしっかりしていますが、熊に注意を! 熊鈴に慣れっこになっているらしいのでどのように注意すれば良いのでしょう・・・ |
その他周辺情報 | 白骨温泉公共野天風呂(¥510)に入りました。車は案内所隣に停めることができます。シャンプー、石鹸は有りません。沢音と野草に囲まれて心身ともに寛げる素朴な温泉らしい温泉です。 |
写真
感想
山も温泉も大満足でした! ということだけで終えるはずの一日でしたがあまりにもいろいろと有り過ぎて何から書けばよいのかと・・・
先ずは数年前から気持ちのどこかに引っかかっていた十石山にやっと登ることが出来、ヤマレコに情報をお寄せいただいた皆さんのおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。行き交う人も少なくて静寂を存分に楽しめました。本当に嬉しかった。ありがとうございました。
ただいつものことですが天気予報とにらめっこの末、急に決めた山行だったので下調べが中途半端でした。
登山口が見つからず林の中を一人でウロウロと探していました。そして何気なく目の前に立ちふさがる木を見上げたらふわふわした大きな黒い物体が私を見ているのです。
エッ!!これって熊だ!! と気づいた瞬間には熊に背を向け逃げはじめました。走ったら追いかけてくるような気がして早足で逃げました。本当は後ずさりした方が良いのではとか本などで学んだことが瞬時に頭をよぎりましたが振り向く勇気など全くありませんでした。
逃げる途中の林道で出会った地元の男性が「この辺りには熊が多いですよ。顔をひっかく熊が多いから気を付けるように。熊鈴には慣れっこになっていてあまり効果を期待しないように」と忠告くださって・・・
同行の二人の待つところに戻り、熊に出会ったことを伝えると二人ともこのまま十石山に登山することには不安を感じ始めてしまいました。伝えたことを少しばかり後悔しましたが引き返したり、登山する山を変更する気持ちにはなれませんでしたから「今はどこの山に行こうと熊は森の中に潜んでいるのだから鈴をにぎやかに鳴らして行こう」とほぼ強要。
勘違いと思い込みで登山口探しに1時間余を費やし、遅めの登山開始となってしまった上での熊騒動でしたが不思議に私の気持ちはめげていませんでした。登りたかった山に登れることの嬉しさでいっぱいでした。
途中、Tさんの両足が攣ってしまった時には下山を考えましたが花々に励まされて彼女も頑張ってくれて登頂できました。
結果的には同行の二人ともが満足してくれてめでたし、めでたし。
山頂からの展望!避難小屋周辺の花たち!
心底から入ってよかったと思えた温泉!
そして私が森の中に入ることを許してくれた熊さん!
幸せな一日をありがとう。
<覚書>登山道には大好きなイワナシの株がいっぱい。好天の花の時期に十石山に登り、花と山頂から残雪の山々の展望の両方を満喫しながらの避難小屋泊も素敵かも。
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