岩殿山【大月駅→岩殿山→稚児落し→大月東中学校BS】



- GPS
- 04:48
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 624m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 4:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/otsuki/otsuki-shinden_202204.pdf |
写真
感想
今年も笹一酒造の新酒祭りの時期になりました。
早い時間に下山しないと間に合わないので、行程が制約されますね。
■大月駅→岩殿山
中央線の人身事故に巻き込まれて、1時間20分遅れで大月駅に到着しました。
さて電車は遅延、バスは時間合わずでどうしたものか。
当初計画は諦めて、駅から徒歩で登れる岩殿山に計画を変更します。
岩殿山も崩落でルートが制限されているので、稚児落しまで縦走します。
日影行きのバスには時間が合わないので、徒歩で登山口まで移動します。
東側は畑倉ルートのみが山頂まで到達できる唯一のルートになります。
強瀬ルート、岩殿ルートは崩落により山頂までは行けないようです。
畑倉ルートをピストンするか、稚児落しまで縦走するかの2択に。
登山口から程なくして、鬼の岩屋との分岐が現れます。
大月市は桃太郎伝説が残るらしく、鬼の住処として語り継がれているようです。
畑倉ルートは、細かな九十九折で勾配を緩めずに詰めていきます。
足元がザレていて滑りやすいので、下りでの利用は神経を使う印象でした。
高尾山よりやや高い程度の岩殿山は、登山口から40分適度で山頂に到着します。
山頂一帯はやや広いものの、南方に少し下った場所が休憩適地に感じました。
今回は山頂でランチにして、ピストンせずに稚児落しへの縦走路に臨みます。
同日に訪れていたハイカーの多くも、縦走を選んでいるようでした。
■岩殿山→稚児落し→大月東中学校BS
強瀬ルート側へと一旦下りて、指導標に従って稚児落しへと進みます。
岩殿山ふれあいの館へも行けないため、山中にトイレはありません。
明るい樹林帯を、まずは下り基調で築坂まで標高を吐き出します。
低山の縦走路なれど、なかなかのアップダウンが味わえるルートです。
築坂から程なくして、鎖場と巻き道の分岐に出ました。
鎖を手繰らなくても登れる程度の難易度ですが、下り利用は怖そう。
前半は擁壁のような岩肌にはステップが刻まれ、ホールドもそれなりにあります。
後半はアンカー型のタラップからの狭い岩場を攻略していきます。
2番目の鎖場は崩落により通行止めのようで、巻き道利用を余儀なくされます。
巻き道はロープが垂れた滑りやすい急峻な下りで、予期せぬ苦戦を強いられました。
天神山まで登り返したら、進路を北へと変えて暫く歩くと稚児落しに着きます。
断崖絶壁には規制ロープなど張っていないので、身を乗り出すと転落します。
浅利地区への下山路はザレて滑りやすい箇所が多く、足運びに注意が必要です。
最初から最後まで気が抜けないので、距離の割には長く感じました。
集落に着く直前で分岐がありますが、左手に進むと近道になります。
登り利用では指導標が乏しく、民家の玄関脇を登るので事前情報なしでは厳しいか。
まだ電車のダイヤが乱れている可能性があったので、バスで笹一酒造に向かいます。
大月東中学校まで路線バスが乗り入れるので、本日のゴールとしました。
休日はバスの運行本数が少なく、時間帯的にも使いにくいのが難点です。
ただ旧街道の狭隘路を何箇所も通るので、面白い路線ではあります。
笹一酒造の新酒祭りは、今年は試飲がチケット制になり値段も跳ね上がりました。
とは言え試飲グラスが大きくなり90ml入るので、10杯飲んだら立っていられません。
高級路線の日本酒もチケットを複数枚使用して飲めたり、戦略的に楽しめます。
今年も試飲を楽しんで日本酒をしこたま買い込んで、帰路に就きました。
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