記録ID: 4911925
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アルパインクライミング
甲信越
御神楽岳、本名穴沢(右俣経由)〜湯沢の頭
2022年11月12日(土) [日帰り]
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 11:24
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 12:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 アプローチ 御神楽岳蝉ヶ平登山口より登山道を湯沢出合いまで進み、そこから広谷川左岸の踏み跡を辿り広谷川に降りる、広谷川は川原を遡行して行くとゴルジュに出合うがこれは左岸の巻道を使って高巻き笠倉沢出合い辺りに降りる、川原を少し歩くと本名穴沢出合いである。 本名穴沢 出合いは貧弱、出合いから小滝が連続しやがて沢が開けて20mのスラブ滝、左岸の灌木とのコンタクトラインを登る、ゴーロを少し進むと滝で左俣が出合う、右の本流に進む。 滝を数本越えると右俣が出合う、本流の左に進み滝を一つ越えると80m2段の滝、下段は左岸の小尾根から高巻きバンドをトラバースして二段目の下に行くが登るのは困難なのでバンドを戻り右上する灌木のルンゼを登るが壁が立っておりそこから直上も落ち口に向かって左にトラバースも困難そうなので右にトラバースして右俣に入る。 右俣は流水は無くスラブ状の滝になっているが傾斜が強く左岸の灌木とのコンタクトラインを登り傾斜が緩くなった所で沢に戻り右岸にトラバース、小尾根を越えると灌木の緩斜面が本名穴沢本流に向かって広がおりこれを下って本流に復帰する。 ゴーロと滝を数本越えると山伏尾根ドームから連なる断壁帯で沢が開け40m滝下に着く、滝はバンドを使って登れそうだが左岸から簡単に高巻き滝上に上がる、このうえはカール上のスラブが広がっている。どこでも登れそうだが右の深いルンゼから上に広がるスラブを登る、頭上に見えるピークを目指し登って行き最後に2m程の垂壁を越えると山伏尾根に出た、山伏の頭に直接登るにはもっと左のスラブを登らなければならなかった、左にトラバースして山伏尾根の頭に続くスラブ上部を直上し山伏の頭に出た、藪尾根を登り湯沢の頭に出て登攀終了。 下降 湯沢の頭から登山道を下り蝉ヶ平登山口に戻る。 |
写真
撮影機器:
感想
御神楽岳、本名穴沢(本流〜右俣〜本流〜山伏尾根の頭)を登る。
去年は左俣〜水晶尾根を登ったので今回は本流を目指す。80m二段の滝下までは順調だったがこの滝は登れず、左岸を高巻き始める、しかし落ち口には簡単行けそうにない、仕方なく右俣にトラバース、右俣は急なスラブ状の沢で本流に復帰出来るのだろうか?と不安を抱えながら左岸の灌木とのコンタクトラインを登り上部で傾斜が緩くなった所で右岸の尾根にトラバース、そこからは下に本流に向かって緩斜面の灌木帯が広がっており一安心する、上部には山伏尾根の頭とスラブ帯が見えワクワクして来る。
本流へ降りて沢を登って行くと左岸にかっこの良い山伏ドームが見えて来る、そして沢は開け目の前にドームから続く断壁帯と40mの滝が迫って来る、一瞬どうしようかと思ったが、左岸から簡単に高巻き滝上で一休み。陽射しが眩しいスラブをちょっと右に寄りすぎてしまったが無事に山伏尾根の頭に登り詰め思わず「よし!」とガッツポーズ、湯沢の頭まで登り休憩後登山道を下山した。
一ヶ月位前から行く機会をうかがっていたが中々機会を得ず今年はダメかと諦めかけたが今回登る事が出来感激と同時にほっとした、来年もとは思っているがどうなることやら。
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