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Yamareco

記録ID: 4912981
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

奥多摩むかし道 快晴の下の紅葉

2022年11月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:02
距離
11.1km
登り
861m
下り
687m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:41
休憩
0:19
合計
4:00
11:41
29
12:10
12:10
35
12:45
12:48
16
13:04
13:05
7
13:12
13:17
16
13:33
13:36
6
13:42
13:46
45
14:31
14:31
62
西久保の切り返し
15:33
15:33
4
15:37
15:40
1
15:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
大部分が舗装された歩道と車道、一部に山道。
奥多摩駅を11時40分過ぎに出発。
2022年11月11日 11:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 11:42
奥多摩駅を11時40分過ぎに出発。
国道沿いのイチョウも色づいている。
2022年11月11日 11:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 11:45
国道沿いのイチョウも色づいている。
日原街道入口の次の信号、南三丁目バス停付近が、奥多摩むかし道の入口になり、木製の案内図がある。
2022年11月11日 11:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 11:48
日原街道入口の次の信号、南三丁目バス停付近が、奥多摩むかし道の入口になり、木製の案内図がある。
いきなりの急坂で始まり、羽黒坂という。右手に羽黒三田神社の表参道入口の急階段がある。
2022年11月11日 11:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 11:51
いきなりの急坂で始まり、羽黒坂という。右手に羽黒三田神社の表参道入口の急階段がある。
歩道。
2022年11月11日 11:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 11:55
歩道。
道の左側に、ダム建設用鉄道の線路跡が並行する。
2022年11月11日 11:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 11:59
道の左側に、ダム建設用鉄道の線路跡が並行する。
鉄道がトンネルに入る箇所の上を通過。
2022年11月11日 12:04撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:04
鉄道がトンネルに入る箇所の上を通過。
道端の石像。大切にされているようだ。
2022年11月11日 12:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:06
道端の石像。大切にされているようだ。
むかし道の案内標が各分岐点に整備されている。
2022年11月11日 12:06撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:06
むかし道の案内標が各分岐点に整備されている。
このような石像達も。
2022年11月11日 12:08撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:08
このような石像達も。
羽黒坂の登りはサイカチ木(槐木)という地点でピークに達し、ここからは桧村に向けて下りになる。写真の右手から登ってきて左手に下っていく。
2022年11月11日 12:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:10
羽黒坂の登りはサイカチ木(槐木)という地点でピークに達し、ここからは桧村に向けて下りになる。写真の右手から登ってきて左手に下っていく。
立派なトイレがある。サイカチという古木があるのが地名の由来。(ワープロで、エンジュ、サイカチの両方とも槐に変換できる。漢字の意味としてはエンジュが正しく、サイカチと読むのは当て字だとか)
2022年11月11日 12:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:10
立派なトイレがある。サイカチという古木があるのが地名の由来。(ワープロで、エンジュ、サイカチの両方とも槐に変換できる。漢字の意味としてはエンジュが正しく、サイカチと読むのは当て字だとか)
道の右手上方に鉄道線路跡が続いているようだ。
2022年11月11日 12:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:18
道の右手上方に鉄道線路跡が続いているようだ。
右手は切り立ったのり面。
2022年11月11日 12:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:21
右手は切り立ったのり面。
左手下方に青梅街道(国道)と桧村の街並み。多摩川は街並みのさらに左下になるはず。
2022年11月11日 12:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:24
左手下方に青梅街道(国道)と桧村の街並み。多摩川は街並みのさらに左下になるはず。
桧村では青梅街道(国道)とむかし道が一瞬だけ接し、その先で。このような石柱も案内標になっている。「向(右 さいかちき・奥多摩駅、左 白髭神社・小河内村)道」とテキストのみで表示。
2022年11月11日 12:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:32
桧村では青梅街道(国道)とむかし道が一瞬だけ接し、その先で。このような石柱も案内標になっている。「向(右 さいかちき・奥多摩駅、左 白髭神社・小河内村)道」とテキストのみで表示。
道は多摩川が蛇行する部分の左岸。モミジの紅葉。
2022年11月11日 12:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:36
道は多摩川が蛇行する部分の左岸。モミジの紅葉。
蛇行の最深部。
2022年11月11日 12:44撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:44
蛇行の最深部。
このような案内標もある。残念ながら上の方は字がかすれて読めない。
2022年11月11日 12:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:45
このような案内標もある。残念ながら上の方は字がかすれて読めない。
小中沢橋から、不動の上滝。落差約7mとか。
2022年11月11日 12:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:45
小中沢橋から、不動の上滝。落差約7mとか。
ここにも立派なトイレ。人が近づくと照明が点灯する。
2022年11月11日 12:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:45
ここにも立派なトイレ。人が近づくと照明が点灯する。
これも一昔前のものになってしまった。現役でいるのは珍しく、むかし道らしい。
2022年11月11日 12:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 12:48
これも一昔前のものになってしまった。現役でいるのは珍しく、むかし道らしい。
農家の無人の軒先で、ゆず1皿4個を100円で分けてもらう。
2022年11月11日 12:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:57
農家の無人の軒先で、ゆず1皿4個を100円で分けてもらう。
万両。
2022年11月11日 12:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 12:58
万両。
むかし道は次第に高度を上げてくる。見事な植林帯の斜面と、集落を囲み紅葉も始まった雑木帯。
2022年11月11日 13:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:00
むかし道は次第に高度を上げてくる。見事な植林帯の斜面と、集落を囲み紅葉も始まった雑木帯。
ここは境の集落、段々に家並みが建つ。下方の道には境の清泉もあるらしい。
2022年11月11日 13:00撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:00
ここは境の集落、段々に家並みが建つ。下方の道には境の清泉もあるらしい。
眼下に境橋バス停。前方の橋詰トンネルを出て、足元の白髭トンネルに入る地点だ。
2022年11月11日 13:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:05
眼下に境橋バス停。前方の橋詰トンネルを出て、足元の白髭トンネルに入る地点だ。
白髭神社。白髭大岩のオーバーハングした壁面。
2022年11月11日 13:11撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:11
白髭神社。白髭大岩のオーバーハングした壁面。
神社敷地内のモミジ。
2022年11月11日 13:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:13
神社敷地内のモミジ。
神社敷地内のイチョウの木。
2022年11月11日 13:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:13
神社敷地内のイチョウの木。
弁慶の腕ぬき岩。ここから先、このように往時の街道往来人に親しまれた歴史的なものが続くようだ。
2022年11月11日 13:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:18
弁慶の腕ぬき岩。ここから先、このように往時の街道往来人に親しまれた歴史的なものが続くようだ。
むかし道は白髭トンネルを乗り越し、青梅街道(国道411号)と多摩川(左岸)の間を並走するようになる。白髭トンネルの西側入口の上方に、コンクリートの構築物。これもダム建設用鉄道の線路跡か。
2022年11月11日 13:23撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:23
むかし道は白髭トンネルを乗り越し、青梅街道(国道411号)と多摩川(左岸)の間を並走するようになる。白髭トンネルの西側入口の上方に、コンクリートの構築物。これもダム建設用鉄道の線路跡か。
いろは楓(山モミジ)の巨樹が3本、多摩川の岸に立つ。素晴らしい紅葉が旧道往来人を楽しませたとか。
2022年11月11日 13:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:30
いろは楓(山モミジ)の巨樹が3本、多摩川の岸に立つ。素晴らしい紅葉が旧道往来人を楽しませたとか。
木全体としてはまだ部分的な紅葉で、見頃はもう少し先か。
2022年11月11日 13:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:26
木全体としてはまだ部分的な紅葉で、見頃はもう少し先か。
梅久保バス停への連絡道がある。石柱の案内に従って民家脇のこの階段を登ると、
2022年11月11日 13:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 13:35
梅久保バス停への連絡道がある。石柱の案内に従って民家脇のこの階段を登ると、
青梅街道の梅久保バス停だ。
2022年11月11日 13:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 13:36
青梅街道の梅久保バス停だ。
民家の軒下で柿5個を100円で分けてもらう。家の人が顔を出し、1個増量のサービスをしてくれた。
2022年11月11日 13:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:42
民家の軒下で柿5個を100円で分けてもらう。家の人が顔を出し、1個増量のサービスをしてくれた。
惣岳の不動尊があり、その向かいのトイレ。この先のトイレが状況により使用できない場合があるので、このトイレを使用するようにと、親切な案内。
2022年11月11日 13:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 13:45
惣岳の不動尊があり、その向かいのトイレ。この先のトイレが状況により使用できない場合があるので、このトイレを使用するようにと、親切な案内。
多摩川に架かるしだくら吊橋。安全上、渡るのは2人までと。渡ってみると、結構揺れる。
2022年11月11日 13:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:53
多摩川に架かるしだくら吊橋。安全上、渡るのは2人までと。渡ってみると、結構揺れる。
しだくら吊橋から惣岳渓谷を望む。
2022年11月11日 13:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 13:53
しだくら吊橋から惣岳渓谷を望む。
川合玉堂歌碑。うーん、読めない。・・・奥多摩中山郷附近にてよみし、か。
2022年11月11日 14:11撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 14:11
川合玉堂歌碑。うーん、読めない。・・・奥多摩中山郷附近にてよみし、か。
道所吊橋から渓谷を望む。川面の波立ちは穏やかで、空と雲を映している。ここも、安全上渡るのは2人までと。
2022年11月11日 14:14撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 14:14
道所吊橋から渓谷を望む。川面の波立ちは穏やかで、空と雲を映している。ここも、安全上渡るのは2人までと。
カーブミラーで記録。
2022年11月11日 14:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:25
カーブミラーで記録。
見事なモミジ。
2022年11月11日 14:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 14:26
見事なモミジ。
ついに、西久保に来た。ここのトイレは簡易タイプ。
2022年11月11日 14:30撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:30
ついに、西久保に来た。ここのトイレは簡易タイプ。
ここからは水道管理地になり、先へ進めず、右手にヘアピンカーブするしかない。
2022年11月11日 14:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:31
ここからは水道管理地になり、先へ進めず、右手にヘアピンカーブするしかない。
ヘアピンカーブした先の車道を直進すれば、青梅街道の桃ヶ沢バス停・中山バス停辺りに登り着くか。
2022年11月11日 14:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:34
ヘアピンカーブした先の車道を直進すれば、青梅街道の桃ヶ沢バス停・中山バス停辺りに登り着くか。
今日は、この山道に左折し、さらにむかし道をたどる。
2022年11月11日 14:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:34
今日は、この山道に左折し、さらにむかし道をたどる。
落ち葉の道を急登すると、何かの建物の土台だけが残っているような場所に。
2022年11月11日 14:38撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:38
落ち葉の道を急登すると、何かの建物の土台だけが残っているような場所に。
樹間に小河内ダムの堤体が垣間見える。ダムの真正面まで来た。
2022年11月11日 14:39撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 14:39
樹間に小河内ダムの堤体が垣間見える。ダムの真正面まで来た。
しかし道はまだ急登を続け、奥多摩湖まで2.5kmと、まだ結構遠い。どうなっているのか。
2022年11月11日 14:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:42
しかし道はまだ急登を続け、奥多摩湖まで2.5kmと、まだ結構遠い。どうなっているのか。
集落に登り着く。ここを直進すると青梅街道(国道)だが、奥多摩湖ヘは左折して2.2kmと。
2022年11月11日 14:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 14:49
集落に登り着く。ここを直進すると青梅街道(国道)だが、奥多摩湖ヘは左折して2.2kmと。
なんと、湖面を見下ろす高さまで登ってきてしまった。登り過ぎだ。
2022年11月11日 14:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 14:51
なんと、湖面を見下ろす高さまで登ってきてしまった。登り過ぎだ。
浅間神社がある。この辺りで道は登りのピークに達し、今日のコース中最高地点か。
2022年11月11日 14:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 14:52
浅間神社がある。この辺りで道は登りのピークに達し、今日のコース中最高地点か。
左(ダム側)が切れ落ちた地形の道を下り、がけ崩れを補修した箇所が2か所。
2022年11月11日 15:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:02
左(ダム側)が切れ落ちた地形の道を下り、がけ崩れを補修した箇所が2か所。
ダムの北寄り、水を吐き出す部分の正面まで来た。
2022年11月11日 15:08撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:08
ダムの北寄り、水を吐き出す部分の正面まで来た。
むかし道の双方向を示す標識。ここで、左下に分岐する道があるので、少し行ってみると、
2022年11月11日 15:11撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:11
むかし道の双方向を示す標識。ここで、左下に分岐する道があるので、少し行ってみると、
水根新道の説明。水根・奥多摩湖への近道が急坂で下っているようだ。ただし、今日はむかし道を歩き通すことにする。
2022年11月11日 15:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:12
水根新道の説明。水根・奥多摩湖への近道が急坂で下っているようだ。ただし、今日はむかし道を歩き通すことにする。
再び登りに転じ、青目立不動尊は入れないので北を巻き、
2022年11月11日 15:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:18
再び登りに転じ、青目立不動尊は入れないので北を巻き、
民家の間を抜ける。この辺りが今日2度目の最高地点か。六ッ石山からの下山路も合流する。
2022年11月11日 15:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:19
民家の間を抜ける。この辺りが今日2度目の最高地点か。六ッ石山からの下山路も合流する。
奥多摩湖が近づいてきた。
2022年11月11日 15:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 15:24
奥多摩湖が近づいてきた。
車道を下り、ようやく、青梅街道の水根バス停に到着、奥多摩湖まで250mと。15時30分、前回六ッ石山から水根に下山した時と同じバスになりそうだ。
2022年11月11日 15:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:32
車道を下り、ようやく、青梅街道の水根バス停に到着、奥多摩湖まで250mと。15時30分、前回六ッ石山から水根に下山した時と同じバスになりそうだ。
奥多摩湖。無事、むかし道を歩き通した。ちょうど4時間かかり、案内地図の所要時間と同じ。程なくバスが来て、このバス停で椅子席が満員になり、立つ人もいる。
2022年11月11日 15:37撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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11/11 15:37
奥多摩湖。無事、むかし道を歩き通した。ちょうど4時間かかり、案内地図の所要時間と同じ。程なくバスが来て、このバス停で椅子席が満員になり、立つ人もいる。
奥多摩駅に到着。駅向かいの商店でわさび漬けを購入し、早々に電車に乗り込む。
2022年11月11日 15:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
11/11 15:57
奥多摩駅に到着。駅向かいの商店でわさび漬けを購入し、早々に電車に乗り込む。

感想

奥多摩むかし道は、奥多摩駅から奥多摩湖までの区間(約10km、所要4時間)の歩行者用の道です。
この日、道沿いの紅葉は、色づき始めといったところで、緑や黄色の木々の中に鮮やかな赤モミジが交じり、青空と陽光の下で映えていました。
次の案内地図を参考にして歩きました。
奥多摩観光協会ホームページ ハイキングマップ「奥多摩むかし道」
https://okutama.gr.jp/site/map/pdf/mukashi.pdf

歴史的には、大菩薩峠を越えて東京・山梨間の交易ルートとなっていた旧青梅街道のうち、氷川から小河内までの区間です。多摩川沿いの険しい山道でしたが、昭和13年に小河内ダム建設の資材輸送専用道路として氷川・西久保間に造られた道が昭和20年に一般に供用され現在の国道411号になったことから、それ以前の山道は交通用には使われなくなり旧道になったのです。その後小河内ダムは小河内村を水没させて昭和32年に完成し、都民の水瓶・奥多摩湖ができました。
現在、むかし道の大半は舗装された歩道・車道ですが、山道の区間もあります。私は運動靴で出かけましたが、特段の理由がなければ登山靴の方が山道区間は歩き易いです。そして、随所で国道411号や車道と接続したり、連絡歩道があったりするので、途中離脱することができます。

道の形状として、漠然と、多摩川に沿って徐々に高度を上げるのかと想像していましたが、実際には、地形に従って大きくアップダウンし、結構な急坂も随所にあります(のっけから羽黒坂という急登でした)。後からできた国道411号の方が、橋を架けたりトンネルを貫いたりして、緩やかに高度を上げ、かつ多摩川の蛇行に従わず直線的に走っています。むかし道は、国道に対して北側から始まり、国道より高い山筋を歩きますが、境橋バス停の西側で国道トンネルの上をまたいで南側に移り、国道より低い高さで多摩川の北側(左岸)に沿って歩くようになります。
むかし道の道沿いには地蔵尊や不動尊、観音など、昔の人の生活を偲ばせるものが数多く保存されています。また、人1人が通れるほどの細道で多くの馬が谷へ落ちたとされる場所も、今は安全に通れるよう拡幅され、車道となって地域の生活空間になっています。

多摩川は小河内ダムでせき止められ、奥多摩湖の水面(約530m)とダム下の川(約400m)とは約130mの落差があります。そこで、計画としては、旧道を歩いてダム直下まで見た後、ダム建設に伴って新しくつけられた道を急登して奥多摩湖の高さまで至るのかと想像していました。ところが実際には、西久保の切り返しの地点で、それより先は水道管理地になり立ち入りできず、また、そこから北に急登する山道は、一気に高度を上げた勢いで、なんと、奥多摩湖や国道を見下ろすほど(約600m、本コース中最高地点か)までに達し、かつ浅間神社や不動尊といった歴史的なものがあるので、昔から歩かれていた道のように思われます。多摩川沿いに小河内村を貫く旧道がダム湖に沈んだのではないのでしょうか。
この西久保からの急登は、ダム建設以前から、中山の険しい地形を乗り越し、六ッ石山からの下山路も合わせ、遠回りして水根まで下りています。この旧道は当時の人にも不便と思われたのか、明治37年に水根新道が開設され便利になったと、現地の案内板にありました(今回はこの新道を下りず旧道を歩き通しました)。
なお、小河内ダムの建設を急ぐため、昭和27年〜32年の間、資材輸送専用の鉄道が奥多摩駅・水根間に敷かれました。今回、その線路遺構を羽黒坂先やサイカチ木手前などで見ることができました。また、国道411号の白髭トンネルの西側入口の上部にコンクリート製の橋脚が見えますが、これも線路遺構のようです。(南三丁目バス停付近の奥多摩むかし道案内図には、「ダム建設に使用したトロッコの線路跡」とありますが、SLが貨物12両編成を牽引する本格的な鉄道だったようです。)

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コメント

バスで奥多摩湖(水根)まで行って奥多摩駅まで下るという最近は楽を覚えました(笑)イロハ楓も今年は色づきが早そうですね(^^♪いつもは11月下旬か12月になって学友と歩くのですがコロナで学友は自粛中なので一人で11/16歩いてきます
2022/11/16 5:29
yumi2tosanさん 今日はまた素晴らしい快晴、拙宅の属する建物からも奥多摩の各山頂には雲もなく、富士山は左側に雲です。
2022/11/16 9:14
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