八ヶ岳 天狗尾根

2011年02月05日(土) 〜 2011年02月06日(日)

コースタイム

2/5 晴れ
12:30 美しの森駐車場 - 14:40 出合小屋

2/6 晴れ(暖かい)
5:15 出合小屋 - 7:45 カニのはさみ - 9:30 大天狗 - 11:10 稜線 - ツルネ -
14:10 出合小屋

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

今シーズンは雪が非常にすくない。年末よりさらに減っていました。
大天狗周辺は夏道と変わりありませんでした。


3 月の残雪期に、八ヶ岳東面を楽しめるかどうか難しいところです。

ファイル

非公開 4914.xls

計画書
（更新時刻：2011/02/04 05:00）

写真

2/7 1:05

尾根途中のナイフリッジ

2/7 1:05

左、権現。右旭岳。旭東稜の五段の宮が良く見える(旭岳から出ている顕著な尾根が東稜。その途中の急な壁が五段の宮)。

2/7 1:06

カニのはさみで休憩。直前の急登はつらい。

2/7 1:06

カニのはさみ上部のトラバース。Fix をつたってルンゼへ

2/7 1:06

カニのはさみ上部にある急斜面のルンゼ

2/7 1:06

大天狗から懸垂

2/7 1:06

終了点

2/7 1:06

ツルネ東稜取り付き。大岩と「ツルネ」の文字が目印。この先に旭東稜取り付きがある。

2/7 1:05

今回もお世話になった出合小屋

撮影機器：

uTough-6020 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

yhiro

天狗尾根の岩稜帯は大まかに 4 箇所ある。
下からカニのはさみ、ニセ天狗、大天狗、小天狗。
ニセ天狗、大天狗はルートの選択によってはロープが必要になる。
今回はダブルロープ 1 本、カム 0.5-2 4 つ、その他基本装備を持参し、
大天狗を直登した。

■カニのはさみ
すこし左へトラバースして処理。

■ニセ天狗
右へトラバース後、急なルンゼを登る。
トラバース部分にはフィックスロープがあった。

■大天狗
ニセ天狗を越えると大天狗が見えてくる。通常は岩峰右側をトラバースする。
直登ルートには、見たところ 2 箇所。お助けヒモが 2 本かかるフェースと左端
の凹角をつくルート。
今回は弱点をついて凹角を選択。
ビレーポイントにはしっかりした支点がある。
ここから凹角をついて 10m ほど登るが、クラック登りとなり荷物があると苦し
いかもしれない。途中にハーケン 1 つあり。カムを一つ利用した。4級程度。

登ったすぐのところでビレイ。フォローで登ったらそのままピークへ。
腰がらみでセカンドをむかえた後、ピークから 20m 弱の懸垂。

今度はリードしよう。

■小天狗
左から回りこんで登れば問題なし。

今回は、尾根の取り付き付近から非常に雪が少なかった。年末に来た時よりさら
に減っている。
日本海側では大雪だが、八ヶ岳まで雪雲は届いていないらしい。
岩稜帯周辺はほとんど夏道同然だった。

■下山
ツルネ東稜を利用。
ツルネ東稜はうっかりすると尾根を踏み外すことがあるらしい。
基本的に、尾根から谷を挟んだ向こう側に天狗尾根が見える。天狗尾根との間
に尾根があればそこは間違い。
ここは雪が豊富で快適に下れた。

コメント

とし

一日コースだったんだ
途中でテン泊じゃなくて、アタック形式だったんだ。
記録は参考になりました。

３月にはカモ隊も行く予定だけど、
その時はあえてテントを持っていくつもり。
出合い小屋も快適だけど、
山の中のテントは気分的にも最高かな？

yhiro

重装備だと
大天狗は直登でなくトラバースでしょうか。
ちなみにニセ天狗も直登ルートがあるようでした。