奥日光半月山
- GPS
- 04:02
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 779m
- 下り
- 782m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし。道標や案内版多く歩き易い。 |
写真
感想
歌ヶ浜の駐車場には5:53に到着。空きは多い。既に紅葉シーズンは終わったのでそれも一因だろう。あたりは既に明るくなってきていて、ライトは特に使わずに準備をする。朝食の後6:22に行動開始。出発時間にちょうど中禅寺湖の対岸の山々が赤くなっていた。望外の展望に2人ともテンションが上がる。しばらくは車道脇の歩道を歩く。外気温は8℃と、この時期の奥日光としては高めだったが、歩き出しは体が冷えているので寒くフリースを着て歩く。湖岸沿いを忠実に歩き、各国の元別荘地も過ぎると半月峠への分岐に至る。ここで2人とも暑くて防寒着は脱ぐ。そして半月峠まで展望のない中ひたすら標高を上げる。背後には中禅寺湖があるはずだが見えず、とにかく足を動かして距離と標高を稼ぐ。途中鹿を見掛けた以外何も見ず。紅葉もこのあたりは既に終わっていて、枯れ葉の落ち葉を踏みつつ歩く。7:35に半月峠に到着。足尾の山々がよく見えた。この先阿世潟峠を経て社山は何度か行ったことがあるが、半月山は初訪問。どんなところか楽しみだ。峠で水分のみ補給したら行動再開。半月山へは等高線を突っ切る登山道が敷かれていて、かなり急な登りになる。シャツ一枚でも寒くならないくらいに体が温まる。眼下には社山や足尾の皇海山などが見える。展望はいい。急な登りは比較的短く7:55に半月山の展望台に到着。ベンチもあり休憩適地だった。ここからは中禅寺湖と男体山がよく見えた。八丁出島も見え、紅葉の最盛期に来たらさぞかしきれいだろうが、さぞかし人も多いだろう。紅葉の時期は既に過ぎ、季節的には特に何もない時期のせいか、展望台に到着した時点では無人だった。ベンチに座りしばし休憩する。風が抜けて寒いので、2人とも上着を着て暖を取る。しばらく休んでいると後続が上がってきたので場所を譲る。行動再開して半月山の山頂を目指す。展望台から半月山の駐車場までは至近なので、そこからであれば汗もかくことなくこの景色を眺められるだろう。駐車場には向かわず三角点のある山頂に向かうが、ここは樹木に覆われていて地味だった。展望が全然ない。念のため写真は撮るが特に休まず進む。ここから先は車道と何度か交差しつつ標高を下げるようだ。樹林帯ではあるが、葉は落ちているため、場所によって展望は良い。遠くに山々が見える。しかし中禅寺湖側は樹木が濃くて、湖の展望は良くない。植生の影響なので、こればかりは致し方ない。下り基調で第一駐車場に到着。ガラガラ。ベンチもあり男体山の眺めが良いところだった。写真だけで通過する。駐車場から少し登ると狸山に到着。狸山と書いてむじなやま、と読むらしい。地名は難しい。ここには大きなアンテナがあった。更に進み再度車道を渡る。渡って少し登ったところに展望台があった。比較的新しいベンチもあり、誰もいなかったので座って休憩する。男体山と中禅寺湖がよく見えた。カラスがベンチの近くにいて、えさをねだっているようにも見えた。休憩後に出発。少しきつい登りをこなして茶ノ木平を目指す。分岐を過ぎると茶ノ木平に至った。ベンチがあちこちにあって、なんだか不思議なところだった。かつてはキャンプ場か何かがあったのだろうか。地面は平坦だし、そんな雰囲気があった。分岐からは明智平方面へ下れるし、その他南方への縦走路もあるようなので、そちらは機会があれば歩いてみたい。今日は元来た駐車場へ戻るため、茶ノ木平から北上する。しかし今日は人の数がとても少ない。半月山の展望台で数名見掛けてからは、茶ノ木平で一人、茶ノ木平からの下りで1パーティ見掛けただけだった。これが1か月ほど前の紅葉最盛期だったら、恐らくこの10倍はいたのではないだろうか。今日は思った以上に静かに歩くことができた。茶ノ木平からの下りは落ち葉が敷き詰められていて膝に優しい。Zさんは良いペースで飛ばす。途中細い車道に当たったら左に折れる。ここで登山道歩きは終了。後は歌ヶ浜までアスファルト道路を歩くだけ。時間は10時を回り、観光客が動き始める時間だった。中禅寺湖の周辺の道路も、クルマがひっきりなしに往来していた。歌ヶ浜の駐車場には10:18に到着。出発から約4時間で戻ってきた。駐車場はガラガラと言ってもよいくらいに空いていた。出発時と違うのは、雲が増えたことと、風が強くなったことだった。どちらも天気予報どおりだったので、手早く後片付けをして帰路についた。
今日のコースはあまり期待しないで歩いたが、思った以上に展望が良く何より静かなのが良かった。紅葉最盛期だとさすがに人は激増すると思うが、それでも良い季節に再訪してみたいと思う。今日のコースであればゆるハイクだったが、明智平やその他の方面へルートが取れるのも面白そうだ。日帰りでも眺めのコースを取って楽しめるかもしれない。
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