【阿寺】雨乞棚山(1391m)
- GPS
- 02:37
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 452m
- 下り
- 443m
コースタイム
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 2:37
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
『ぎふ百山』には白沢から吉本谷を詰めるルートが紹介されている。それ以外にも、鳥屋脇や一ノ宮から登る道があったと言う。今回は、S49年に開通した尾ヶ平からの林道を利用。 |
写真
感想
ここもまた悪路だった。林道は出水に流れされたまま放置。ルートを選び直しながら、無理やり車を上げていく。だが、とうとう倒木に阻まれた。ようやく諦めがついた。
次なる作戦だ。尾ヶ平まで国道を走り、林道に車を入れた。後から思えば、標高1015mの林道分岐が潮時だった。その先、ダート。尖った石が散り敷く。飛び出た枝で、車のボディが悲鳴を上げる。空きスペースもない。
雑念が頭に渦を巻き、適切な判断が遅れた。無謀と判断し、何とか車を余地までバックさせる。冗談抜きで、プロドライバー並みの技量がいる。
ようやく登山に切り替えられる?車から出ようとした。ところがだ、今度は無数のヌカカの群れが車に群がってくる。排気ガスとエンジンの熱に集まったのだ。ヘタにドアを開けると、車内が吸血鬼の巣窟になる。ただただ待機。
防虫スプレーを頭からかぶり、タイミングを見はからう。虫も少なくなってきた。セーノで外に飛び出す。後ろを振り向かず、バックパック担いで一目散。
ふ〜。林道沿いからは、付知の町が見下ろせる。東白川町界の山並みを背負って歩く。登山口は1140m独標の北にある林道分岐にあった。
小笹の登山道を歩くと、やかんが落ちていた。ややあって、林道に飛び出す。そのすぐ向かいに、切り拓きがある。再び山道に突っ込む。ヤブっぽさは今日一番。錆びた防獣柵に有刺鉄線が絡まっている。これは危ない。慎重に歩いて「棚」に届く。
待ちわびた御嶽山の勇姿。三角点広場の下には新設林道が届いていた。森林組合の名を冠した山名碑と、宮三角点がある。
展望を確かめる。御嶽の右から井出ノ小路・奥三界・恵那・高峰・二ツ森・笠置。御嶽の左が夕森・白巣峠・小秀・高時・・・左奥が加賀白山。報われた気分。
林道に降りて車を目指す。車のエンジンかけても、ホッと出来ない。油断できない場面が続くかと思うと、めまいがした。
反省しきり。相変わらず、成長がない。
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