檜洞丸(神ノ川から。北尾根〜矢駄尾根)


- GPS
- 07:27
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:27
天候 | 下は晴れ。約1200mより上はガス。稜線上は暴風雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
檜洞丸北尾根は一般コースではありません。 尾根下部の植林地帯では、つい最近枝打ち、間伐をしたようです。倒木、枝が多く、道筋を隠しているところも多数(先日の台風の影響もある?)。非常に歩きづらく、ルートも取りづらい。 尾根取り付きもとても分かりづらく、頂上直下も明確な踏み跡は植生でまったく見えません。 |
その他周辺情報 | 当日は宮ヶ瀬で花火大会だったらしく、もう少し時間が遅かったら悲惨だったであろうw |
写真
感想
今の時期の丹沢はあまり人がいないようだということで、関東地方は晴れという予報もあり、まだ行ったことのない神ノ川から檜洞丸に登ってみることにしました(高速を使わないでいけるというのも重要だった)。
ゲート前登山口では、青空が広がるさわやかな天気。山の上には厚い雲がかかっているけれど、しばらくしたら晴れるはず!と根拠のない希望的観測にもとづき出発(^^; 風が強く、あまり暑さも感じないです。
たらたらと林道を歩き、広河原への分岐、源三尾根の分岐を確認しつつ、北尾根の登り口へ。けれども、いきなりここが不明瞭で、どっちに行くかよく分からず。うろうろしていたらそのうち経路を見つけ、斜面を北へトラバースして、尾根に上がることができました。
ちなみに、林道ではGPSがまともにきかず、めちゃくちゃな軌跡になりました(山の中ではまともに動いた)。衛星の場所とかの関係でしょうかね?
しばらく植林内の急登ですが、どうもつい最近枝打ち、間伐をしたらしく、経路をふさぐような倒木がやたらとあるし、尾根上からはずれる踏み跡も多く、とても分かりにくいし、歩きづらいです。植林帯を抜けるのに、やたらと時間がかかってしまいました。
やがて自然林となり、少しは歩きやすくなったものの、やっぱり経路は分かりづらいです。まあこんな夏の草が生い茂った時期では、仕方ないですね(^^;
特にポイントとなる箇所もなく、結構な急坂が延々と続き、疲れます。
やがて雲の中に入り、ぽつぽつと小雨も落ちてきました。
頂上直下の尾根が広がる箇所では、草が深く生い茂り、踏み跡もなにもあったもんじゃないです。とにかく、びっしょり濡れた草っ原の中を、上へ登ります。
ようやく頂上に着いてみれば、ものすごい西風と雨で、台風かというような暴風雨。とてもゆっくりなどできず、さっさと先に進みます。
犬越路への稜線では、当然西風をまともに受けることになります。特に風の強い鞍部では、吹き飛ばされそうになるくらいでした。
熊笹ノ峰を越え矢駄尾根に入ると、稜線の陰になって風はおさまってきましたが、ガスと小雨は結構下まで残りました。さすがにこちらの尾根は一般登山道だけあって、歩きやすいです。林道に降りれば駐車場まですぐ、というのもポイント高いですね。
案の定、下に降りると、晴れていました(^^; まさかあの雲の中だけがあんな暴風雨だったとは。。。さすが、山の天気は怖いですね。おかげでまるで暑くなく、むしろ肌寒いくらいでしたが、景色が全然見えないのはやっぱりつまらない。。。
神ノ川園地に着いたとき、空は晴れて熱々しい日光が降り注いでいたけれども、時折強く吹く風が気になっていましたが、1200mを超える頃から濃霧+風雨、1500mを超える頃からは暴風雨となりました。登りの北尾根は道と呼べるべきものはほとんどなく、泥+急斜面+倒木の上暴風雨。これはない、と思いました。行く先に道が見えれば進もうという気も起きるけれど、このようなシチュエイションで道が見えないと、心が折れそうになります。山頂に着いても台風の最中のような状態で雨宿りする場所もなく、雨の中びしょびしょのサンドイッチを食べながら何の苦行かとひとり問答する場面も。山頂から犬越路方面への下りは晴れていれば富士山が一望できるのですが、この天候ではもう、何の罰ゲーム?状態でした。そのあまりの暴風っぷりに精神のゲージが苦行を通り越して逆境を乗り越える私ガンバレ的な何かへと転じ、その後は力みなぎり危ういところなく下山となりました。
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