太郎山〜装備ミス!でも笑って帰れた良い山行
- GPS
- 06:52
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,147m
- 下り
- 1,160m
コースタイム
天候 | 快晴、午前中は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きれいな水洗トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
下半分は雪なし 山王帽子山取り付きから雪があったりなかったり 小太郎山取り付きはガッツリ雪 小太郎山〜太郎山は雪の乗った細く切り立った尾根を歩くので注意 太郎山直下は急斜面かつガッツリ雪 チェーンスパイクは持っていったけど使わず。慎重を期すなら所々凍ってたりもしたのでつけた方が無難。 23日(祝)とか昨日(土)に降ったと思われる新雪が思ったより深かったので、ゲイターは必須でした。。 |
写真
感想
久しぶりの山だったので手頃そうなところを選んだつもりが、雪ありの三百名山は玄人チョイスすぎた😂
とにかく想定外だったのが雪の量。
雪はあるだろうからと思ってチェーンスパイクを持ってきていたものの、とてもそれで足りる量じゃない。
先日の雨の祝日や昨日に降ったと思われる降りたてほやほやの新雪に、腰まですっぽり踏み抜く始末。ワカンの練習にでもしに来た方がまだ良かったかもしれない。
加えてゲイターを持ってきていなかった。幸い湿った雪ではなかったので、靴下に雪が張り付くな〜ぐらいで靴の中までびしょ濡れにならずに済んだ。
ここでの工夫は「登山道を外れる勇気」
勇気と言ったら大げさだし、そんなに大きく外れる訳でもない。普段切り通しのような形になっている登山道では、中央を歩くと積もった雪に腰まで浸かるので、その両脇の、通常土手や垣根みたいになっているであろう、地盤のしっかりした部分を選んで歩けば踏み抜くリスクが少ないのではと思ったところ。
そんなこんなで心が折れそうになりながら、雪をかきかきたどり着いた小太郎山からの眺めは絶景!透き通るような青空のもと、強い日差しに輝く冬化粧をし始めた山々がよく映える。今年は紅葉見ぬ間に冬になってしまった。
小太郎山から太郎山に向かおうとするも、ここで先行者の足跡を見失う。
(えっ今日誰もこの先行ってない…?)
不安になりながら、細く切り立った尾根を進む。なにげ両側は落ちたらヤバそうな崖。
慎重に抜けた後、またひとしきり雪をかきかき太郎山への道を進む。
(このまま引き返すのと先に進むのと、どっちがダメージ少ないだろう…?小太郎〜太郎の細尾根が怖かったから、んー戻るのは嫌。先に進もう。)
太郎山からの眺めは小太郎山とほとんど変わらず。でも、本日の最終目的ピークを踏破できたので、残すところ下るだけのミッション。
しかしこの下り前半の雪が、私の心を更に折ろうとたたみ掛けてくる。「日光三険」の一つとなっているらしいこの急な斜面に、またしても腰まで浸かるふかふかな雪。先ほどのつぼ足よりも、下に向かって降りる分ズボンの裾からの雪が入りやすい。
完全に装備失敗した〜と心が折れそうになりながら下っていたら、なんと下から登ってくる人がいるじゃないですか!
声を掛けてみたらまさかのその人もゲイターなし。
(えへへっ、仲間〜♪)
勝手に喜び、お気をつけてとすれ違う。
下りの後半は雪がなく、普通の登山道でスイスイ下れたのが本当に救いだった。
最後は長ーい林道を歩くこと約60分。話し相手もいないけど、今日はこの無が心地よい。
やっと作ることができた山登りの日、とんでもハップン(死語)な感じではあったけど、充実した1日だった。
いや〜1人で来た日で良かった笑。反省反省。
明日から終電12連勤頑張ろ。
コメント
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久しぶりの山行で、かなりハードな雪山チャレンジとなったみたいですね!
私も、シーズンの境目や、ちょっとした積雪状態での山登りをする際には、忘れ物や確認不足があり、細心の注意を払う様にしております。(でも、忘れることはあるんですが・・・)
Yaneoさんの感想の中にある「幸い湿った雪ではなかったので、靴下に雪が張り付くな〜ぐらいで靴の中まで・・・」は最初、「靴下→くつした(ソックス)🧦??」と思いましたが、文面を読み返して「登山靴の下(靴の裏)」ということですね。(こんな事ふうに読むのは私だけですねm(_ _)m ・・・)
それにしても、天気はとてもよくブルースカイで、気持ちよく歩けた感じですね。
また、新しい靴で歩くのはとてもウキウキして良いものですね。
次の山登りも、安全で楽しい山行になれば良いですね!
いや、shinさんの読み方「靴下=🧦」で合ってますよ!
正確にはズボンの裾から靴下の足首の方には入り込むけど、靴の中までは入ってこなくて良かったという趣旨でした。
あんなに腰まで雪に浸かったのに、ズボンも靴も濡れないなんてことあるんですね?🤔
いや〜いつも念入りに計画練ったつもりで行くんですけど、ハラハラすることも多く未熟さを実感します。。
このやりとり超かわいい
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