姥ヶ岳〜金姥〜月山スキー
- GPS
- 06:45
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
天候 | 雨後曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)姥沢バス停(17:00)山交バス→間沢待合所(17:45/17:55)山交バス→山形駅(18:50/19:14)L特急つばさ22号→福島駅(20:37/20:41)新幹線やまびこ146号→上野駅(22:20) |
写真
感想
5/13 仙台からJR仙山線で山形に入り駅で仮眠する。雨が降っていた。
5/14 心配していた雨はあがっているが、雲は低い。山形駅前7:02発の鶴岡行きのバスに乗る。4人のスキーヤーと3人の地元一般客を乗せて発車となる。ほとんどそのままの人数で、間沢待合所に着く。山峡の静かな待合所である。ここで、月山姥沢行きの古いバスに乗り換える。バスが、寒河江川ぞいに進むと残雪の朝日連峰が姿を見せる。さらに、月山口より北上すると道の両側に雪が現れ始める。西の空は明るいが、志津より先はすっかりガスの中に入り、雨となってしまう。この志津あたりは、バスの中からミズバショウ真っ盛りであることがわかる。そこから上は、冬枯れの景色に戻っていく。どんどん寂しい世界になりながら、それが終点で一変した。なんと、大駐車場に若いスキー客があふれている。”やはり、車の時代なのである”と改めて思い知らされる。”やはり、有名な月山の春スキーなのである”とも思う。支度を整えてリフト乗り場まで行くとずいぶん混雑している。雨の中30分以上もリフト待ちをするが、「強風のため」というアナウンスですぐに止まってしまってなかなか進まない。ついには、運休になってしまった。時間もリフト券=410円も無駄になってしまった。
仕方がないので、スキーにポモカのシールを着ける。来る前にグルースプレーをかけてきたら貼り付きがよくなった。よかった。シールが効いてなかなか快適にリフト終点上に着いた。雨もあがった。よかったよかった。スキーを担いで来た人たちは、姥ヶ岳の南側をまわりこんで、滑っていく。そのまま姥ヶ岳の頂上を目指す。頂上は、雪が消えていた。その先、月山の方には1人の人影が見える。稜線上は急なので、少し右側をまわって牛首に向かう。広大な雪の斜面は、スケール感がある。視界がきくようになって、下界はいい天気になっているのがわかる。月山山頂付近はガスの中で、時々鍛冶小屋くらいまでは姿を見せてくれる。振り返れば、姥ヶ岳までの稜線が美しい。牛首から先は風が強い。やがて、あられが降り出し再びガスの中に入ってしまう。雪面がクラストしていて蹴り込むとせんべいのようにはがれていく。鍛冶小屋あたりになると、さらに風が強く、エビのシッポまでできている。もう5月なのに……と驚いた。濡れていた衣服も凍りついてなかなか気持ちがいい。鍛冶小屋にスキーをデポし頂上を往復する。ついに雪が舞っている。鍛冶小屋の少し下でシールをはがし、ここから滑降に入る。下りは牛首までほんの一瞬だった。少し下ったあたりでガスから抜け出る。天気は回復しているようだ。風にあわせて雲の動きも早く、青空が広がり始める。ここからは安心なので、時間をゆっくり過ごすことにする。稜線を月山のほうに向かう2人組とストックで挨拶を交わす。少しずつ滑っていくうちに自分の所も時々日があたるようになり、ついに月山山頂も見えた。あとは下まで一気に滑る。姥沢バス停で荷物整理をしていると今度は夕方の雨が激しく降り出した。途中、間沢のかんぶつ屋で、蕨を買って帰京した。
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