福島遠征第3弾:安達太良山。ほんとの空を少しだけ


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 815m
- 下り
- 812m
コースタイム
天候 | 麓)小雨・ガス→ 山腹)晴れ→ 山頂)ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇登山口〜勢至平分岐 スキー場の林道は安全。途中、旧道と馬車道の分岐あり、旧道は悪路なので馬車道を進むほうが安全。 ◇勢至平分岐〜くろがね小屋 ほぼ林道で危険なし ◇くろがね小屋〜峰の辻 火山岩がつづくガレ道。滑らないので危険はさほどなし。 ◇峰の辻〜安達太良山頂 巻道のため一旦下って登り返し。途中一箇所、沢の渡渉あり。増水時は危険? ◇安達太良山頂〜薬師岳 山頂からの下山路は●印を辿れば問題ないが、ガスっていると迷うので注意 ◇薬師岳〜登山口 よく整備された登山道。ゲレンデの下降の際のみ滑りやすいので注意 |
その他周辺情報 | ロープウェーで薬師岳まで登れます。稼働時間は8:30〜16:00 |
写真
感想
福島の名峰ハシゴの最後は、安達太良山。
高村光太郎の智恵子抄で「ほんとの空」があると謳われている山らしいですね。ただ前日の雨に続いて麓はガスガスで、登山口に車で向かうのも難渋するほどだったので、空は見えないかなーとやや諦めがちに登山開始。
なお、今回は前日のトラブルでカメラが使えない状態だったので全写真スマホ撮影だったりします。
スタートはあだたら高原スキー場から。林道を伝ってゆるゆると登ります。途中、薬師岳経由でゲレンデを登るルートとの分岐がありましたが、先にくろがね小屋を経由して周回してみようと、勢至平経由のルートを選択。ゲレンデルートは下山時に通りましたが、登るなら勢至平ルートの方が登りやすい印象。
こちらのルート、途中に旧道と馬車道の分岐があります。つづら折のカーブの度に接するので、途中でもう片方に乗り換えることもできますが、旧道の方は雨の日には滑りそうな感じでしたので、馬車道を通るほうが安心です。
勢至平からくろがね小屋まではゆるやかな登りであまり疲れずにすみます。覆っていたガスも晴れてきたので爽やかな雰囲気で気持ちよく歩けました。くろがね小屋では準備中にお邪魔してバッジのみ売ってもらいました。朝の6時半過ぎに登ってくる日帰り登山者なんてあんまりいないのかビックリさせちゃいました。
くろがね小屋から先は、赤い岩がゴロゴロした火山らしい雰囲気に。ただ道は全体が砂利のようになっており滑らないため意外と歩きやすい。急登らしい登りもないため安達太良山は実に登りやすい山だなあという印象を受けました。
そのまま峰の辻を過ぎ、沢を越えて安達太良山頂へ。実際の山頂(通称・乳首)でなくその手前に山頂標柱があるのがなかなか珍しい。一応、乳首にも登りましたが確かに狭い山頂部なので記念撮影には不向きでしょうね。なお乳首への登りは短いながらも岩登りのような箇所があり鎖がかかっています。頂上からは雲間にわずかに青空が覗き、「やあ、ほんとの空が見れた」と少し安心した次第です。
山頂からの下りは薬師岳方面を選択、こちらのルートはロープウェーからのライトな登山者(+観光客)を見込んでか、かなり山道が整備されています。部分的に木道も設置されているので、ロープウェーを使ってピストンすれば、かなり早く安達太良山頂に行って帰ることができるかと。
結局、危険らしい危険もなく安達太良山の山行終了。早朝に登り始め、昼前に下りてくるという高速登山となりました。これにて3日間に及ぶ福島遠征は完了。どうしても関東からは距離がありますから、行く機会があればまとめて登りたいと欲張った計画でしたが、なんとか怪我もせずに無事過ごせました。
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