愛岐トンネル群廃線ウォーキングから高根山・東谷山


- GPS
- 05:24
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 652m
- 下り
- 698m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:25
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に注意すべき場所はありませんでした。 |
写真
感想
ヤマレコの記録を偶々見ていて、愛岐トンネル群の秋の特別公開が行われているのを知り、急遽計画した。せっかくの機会なので、定光寺から高蔵寺へ高根山、東谷山とゆったりと山道を歩きながら晩秋の山を楽しむことにした。
愛岐トンネル群というのは、中央線が複線化に伴う長大なトンネルが建設により、1966(昭和41)年に廃線になった約8キロメートルの区間にあった14のトンネル(現存は13か所)をさす。廃線後の約40年間、茂った藪に埋もれるままにほぼ忘れさられたものが再生整備され、2008年以来毎年春秋2回公開されているが、まだ行ったことがなかったのである。
もともとこのトンネル群は、1900年(明治33年)に名古屋―多治見間で鉄道が開通した際に建設されたレンガ造りのトンネルで、名古屋に育った昭和のベビーブーマーにとっては、なつかしいものだ。
中学1年生の夏に父が弟と一緒に志賀高原に連れて行ってくれた時も蒸気機関車で行った。SLは、トンネルに弱い。その度に窓を閉じないと煙で咳き込んだり、煤で服を汚しかねない。その時も、弟の目に石炭の微粉が入って大騒ぎ。父親がハンカチの端で拭き取ろうとしたがうまくいかない。そんな時突然父親が舌の先っぽで見事に拭き取った。その行動に私も驚いたが、近くの席にいた若い女性たちの見てはいけないものを見てしまったという困惑の表情が忘れられない。
それにしても、すごい人出だ。お弁当あ和菓子類も売っており、麩饅頭を土産に買った。
あと、初めて知ったことに「玉野古道」がある。東濃と名古屋は内津峠越えの下街道(善光寺道でもある)の道で結ばれていたが、その峠越えは難所だということで明治28年に開かれたのだという。しかし残念ながら、中央線建設のためわずか1年使われただけだった。元々中央線のルートも内津峠越えも検討されたし、1957年(昭和32年)に愛岐道路という有料道路が開かれたのも国道19号線の内津峠の旧道の交通量の緩和だった。大いに興味が引かれる。
なお、今回東谷山白鳥古墳を見学したが、志段味古墳群を歩いた記録は以下参照。
「上志段味から東谷山へ〜古墳群散歩〜」2019.1.28
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1716505.html
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