氷ノ山(流れ尾）

2022年12月02日(金) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 6.8km
• 登り: 753m
• 下り: 720m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:30

9:00 氷ノ山スキー場セントラルロッジ
12:58 12:59 古生沼
13:04 13:53 氷ノ山
13:56 13:56 古生沼
14:23 14:24 神大ヒュッテ
15:06 15:06 一の谷休憩所
15:52 15:57 東尾根避難小屋
16:21 16:24 東尾根登山口
16:30 16:30 氷ノ山スキー場セントラルロッジ
16:30 ゴール地点

天候

雪　ガス　強風　瞬間青空→直ぐにまた小雪

アクセス

国際スキー場（標高770m前後）P可能でした。周りは積雪していますが、道路上は　ほぼ雪は有りませんでした。

コース状況／危険箇所等

●「流れ尾」は　一応　バリエーションルートですので　10〜12本爪アイゼン、ピッケルは必須です。（厳冬期はそれに+ワカン）
●現在は積雪が不十分の為に　根曲がり竹が埋もり切れていませんので、それが面倒です。
●数ヶ所残置ロープやトラロープが設置されていますが、雪に埋もれたり凍ったりしていますので冬場は　コレを使わない方がよいと思います。

写真

周りの山々には雪が無いのに…真っ白な氷ノ山が　目の前にどーんと姿を現しましたっ( ゜Д゜)(J)
これ見たときは「キャー(≧▽≦)♪」ってなりました！それまで行く道のお山は全然雪が積もってなくて「氷ノ山ほんとに白いの？上の方だけチョロッと白かったらどうしよ？」と不安になるほどだったけど、やっぱりさすが氷ノ山は違う！！参りました！ビューテフォー(*≧з≦)☆☆☆(U)

国際スキー場までは　HUSTLER君　上れました(^^)/　しかし・・・このお天気ですっ?(J)
まずはここまでHUSTLER君で上がれるのか？大丈夫なの？っていう本日の第一関門をめでたく突破。(笑)幸先よし♪
しかーし！吹雪いとるやないかーーい(爆)(U)

？？？　こんな頭だったんですかっ！( ゜Д゜)　知らんけどっ。。(J)
やだっ！↑このコメント面白すぎました。(笑)ポンポンのついたニット帽を被った上からフードしたら、こんなトウモロコシみたいに(笑)ロングローングな頭になっちやっただけですぅー(U)

まぁ　寒波襲来　ノートレース冬山訓練には持って来い？　どんどん行きましょう(^^)/(J)
昨日初冠雪だった氷ノ山。神戸のNHKニュースで朝から何度も言ってましたよね。今シーズン初めての雪山に一番乗りぃ〜＼(^o^)／ヒャホーイ♪なんちゅーしあわせ☆☆☆嬉しすぎてワクワク♪(U)

これから向かう流れ尾は　ガスの中(-_-;)(J)
この写真はまだいい方です！(笑)刻々と流れては変化するガスに覆い尽くされて お山が全然見えなくなったのも一度や二度ではありませーん!!(⊃ Д)⊃≡゜ ゜いやあああーー！(U)

標高があがるにつれ　段々　雪が深くなってきました。(J)
しょっぱなから、標高と共に雪の深さがみるみる変わっていく様には 感動しました。キュッキュッて一歩ごとに踏みしめる雪が立てる音も「ああ、今年もまた冬が来たんだなぁ」って感慨深く、また懐かしくも感じた！(U)

標高1000m辺りで　これぐらい積もっていました。(J)
もっとショボいのかな？と思ってたら、立派にシッカリ積もってました(^ー^)ウレシ☆(U)

廃線になった最上リフト横から　いよいよ登山道です。(J)
ムクムクと、期待に胸がふくらみます。この先に待ち受けている流れ尾とは、一体どんなところなのかなあ？人のレコや写真で見るのと、現地で自分の目で見て体験するのとでは、きっと雲泥の差なんだろうなぁ。ドッキドキ！！(U)

ここで　アイゼン・ピッケル装着です。(J)
登って体を動かしてると寒さはまったく感じなかったけれど、止まって装備を整えたりしてる間はさすがに寒かった！風は吹いたり止んだり。(U)

風が強く　唸っています。(J)
jyunntarou先生！これが噂の「そよ風」ですか！！！！顔が痛いよー(小雪の粒にピシピシ叩かれる！w)(U)

置いていたザックも直ぐに雪まみれです。(J)
このまましばらく置いてたら「雪だるま」いっちょあがり〜ですね(U)

トナカイさんの角？を　バキバキ登ります。(J)
このモコモコ積もった雪が、ほんとにトナカイさんの角みたいでめっちゃ可愛かった！jyunntarou先生がカメラ構えてたら、先行してたうさぎがバコーンって足を当てちゃって、その立派な角が崩れちゃったんですよねΣ(￣ロ￣lll)ガーン(笑)失礼千万なうさぎじゃー！！(笑)(U)

流れ尾　第一関門？の岩場にやって来ました。(J)
かっこいいー♪ここからが今日の特訓場(？)メインイベントですねっっっ！！(U)

果敢なUさん…「ピッケルぶち込んで　ちょ、ちょっ…直登でっか？(=゜ω゜)ノ」（J）
うさぎが登り始めたの見て、jyunntarou先生なんだか後ろで笑っていたような…「どこ登っちゃってますねん？」て感じでしたよね(笑)
あっ！！ちなみに、ワタクシうさぎ、叫ばないと登れない体なんですぅー。(爆)(U)

このように岩場の横には　残置ロープがあったのですが…まぁ　訓練と思えば使わない方が　良かったかもです。（凍って滑ります）(J)
ええええええええ！！！！！！！！＼(◎o◎)／！残置ロープぅ？？そんなもの、目に入りませんでしたけどっっ！！(爆)(U)

標高1250m前後から　霧氷の森に変化しました。(J)
雪は勿論のこと、今シーズン初めて目にする霧氷です。何度見ても感動する！！！！(T_T)この辺りはまだ霧氷の出来はじめ、赤ちゃんみたいなちっこいのでしたね(U)

積雪は30cm程です。(J)
登るほどに雪質もふわサラに変わってきて変化も楽しかったです♪(U)

しかし　初冠雪としては一気に来ましたね。(J)
ほんと！期待を遥かに上回ってました！！(U)

第二岩場で　またまた直登…「秘技四つん這いハイハイ」有効ですっ(^^)/　(J)
はい！秘技 四つん這いハイハイにどんだけ助けられたか！(笑)てか、この体勢以外無理でした、ここは。(爆)

踏ん張りどころですっ！ファイト( ｀ー´)ノ　(J)
ヘッポコばかたれうさぎにとっては相当大変だったけど、めっちゃ楽し過ぎました！！！！！！やばーい！！(U)

第三岩場は　念のために私が先行して　ロープを出そうかと思いましたが、ピッケル＆アイゼンを打ち付け、頑張って登って来ました！(J)
jyunntarou先生は「がんばれ」とか言わない。黙って見ててくれるんだけど、うさぎにとってはその方がいいの。「ロープ出そか？」とは言ってくれたけど、ロープ無くても自分で登れるはずだと信じてたからロープは要りませんと言って頑張りました！（ていうか、そもそもjyunntarou先生が　うさぎに出来ないところ、登れないところに連れて来るはずないと思ってるから。「こいつはこのぐらいのところやったら何とか頑張れば出来るやろ」って、うさぎの力量考えて連れて来てくれてるんだから、「そこを登れなくてどーする！？」っていうのもあるし、「絶対できるはず！」って。うさぎはjyunntarou先生の見立てを信じてるから。）

根曲がり竹が埋まり切れていませんので　ルーファイがちと面倒になってきました。(J)
あ、これが噂に名高い根曲がり竹だったんですかっ！！！(今ごろ知るヤツ。(爆)やっぱ「あほ」や！！(笑))いや、なんか見たこと無い竹 すっごいいっぱい生えてるなーって思ってたけど。(笑)(ばかたれU)

なんとか　みたらしの池分岐点の元　寺院跡の三本杉まで到達しました。(J)
ふええええええ！！！もうね、流れ尾の最後の方、うさぎさんヘロヘロでしたよね。登るのおっそい、おっそい！！(笑)笑いごとじゃないぐらいノロノロだった。だってさー！人生で使ったこと無いレベルでふくらはぎ大活躍すぎて、キュンキュン痛くなっちゃって(何て言えばいいの？ヒラメ筋を雑巾みたいに絞られてるような感覚。筋肉がキューッってなる。乳酸がめっちゃ溜まってきてる感覚を生まれて初めて味わいました！今までみんなが「乳酸がー！」とか言ってる意味が理解できなかった。(いろんな意味で経験値低すぎるうさぎ。w)そんなだからふくらはぎに力が入らなくて、前に進まない進まない。体力的にはそこまで疲れてないのに、筋肉疲労で足が前に出ないというのを人生で初めて経験した！(いちいち「初めて」が多い奴だな！！w)(U)

雪が中途半端ですので　稜線まで意外と面倒です。(J)
いやー、最後けっこう大変でしたー。灌木が邪魔してなかなか前に進めなーーーい。(U)

ブッシュ　灌木　岩場を乗り越えて　やっと最後の登りです。(J)
最後はうさぎに先に行かせてくれました。「道との遭遇」の感動を最初に味わわせてくれるためです。jyunntarou先生はいつもそうですよね。美味しいところは必ずうさぎを先に行かせてくれる。最初にその光景を見せてくれる。優しい！！(U)

突っ込めぇー！(J)
と言われましてもぉ〜・・・(笑)なかなかどうして、これが前に進まんのよっ！！ぐいぐいバシバシうにゃーーー！！ぐおーーー！！て感じでした(擬音が多いな！！笑)(U)

ぶはっ　(J)
jyunntarou先生が後からヌバッと現れました(笑)(U)

出ましたぁー(^^)/(J)
この道標見た時、思わず叫んだもんね。「わああああーーー！！」って。感激のあまり。もうそこに稜線があるって知ってたのに。まともな(笑)登山道に出るって分かってたのに。それぐらい感激した！みたらしの池、いつか行ってみたいです(U)

「道との遭遇」に　思わず　握手。(J)
ほっっっんと嬉しかった！(U)

山頂小屋までの5分が　意外と長ーい(笑)(J)
事前に地形図見てたとき「最後が意外としんどそう」って思ってましたけど、楽なはずの「道」なのに、地味に長く感じました(U)

わっ　10秒セルフ　滑って間にあわーんっ(J)
だはっ！これはこれでご愛敬(？)ですよねっ。いつも完璧な人なんて可愛くないっ！！(U)

お菓子のお家のできあがりー(*^-^*)(J)
パウダーシュガー振りかけたのか、生クリームたっぷりなのか。なんだかおとぎの国からそのまま飛び出したみたいにスイートでキュートな小屋になってました♪(U)

手すりには　びっしりと　海老の尻尾が付いていました。(J)
どこもかしこも霧氷、霧氷、ムヒョーーーッ！！(←ただのアホです。ほっといてやって。ww)(U)

小屋内気温　ー5℃でした。でも　風を防いでくれますので　暖かく感じます。(J)
小屋の外は風があるから、体感ぜんぜん違います！−5℃が寒くない不思議。(笑)感覚ってほんと相対的なものだなーって思う。しかーし！ランチのパンをモグモグしてる間に全身の汗と雪に濡れた衣服がさすがに冷たく寒く冷えてきました。また歩き出せばすぐあったまるかな。登りの途中、寒さは一切感じませんでした。(U)

つぶあんマーガリンの気持ちっ。ってか　後ろの看板…誰が担ぎ上げてきたのかなぁ・・・。(J)
ほんと！そこそこ大きい顔出し撮影用の看板でしたよね？あそこから顔出して写真撮った人、いるんかな？(U)

では　下山しまーす。また来ます！(J)
去り難い、別れがたいけど、今日はもう時間が無いのー。また来るね！バイバーイ(U)

青空が欲しい…霧氷の森。(J)
白×白もうさぎ的には素晴らしく美しかったです。何者にも汚されていない無垢で純粋な世界だ、と。(U)

厳冬期には、根曲がり竹も全て埋まって　大雪原になりますが　まだまだ時間がかかりそうですね。(J)
そんな光景も見てみたいなぁ。ここが大雪原だなんて、不思議な気がしてしまいます。お山は訪れる季節によって本当に違う顔を見せてくれますね。だから何度でもまた、来てしまうんだろうな。(U)

でも　コレはコレでいいかぁ。(J)
そーですよー！いいですよ！！(U)

昼から冬型の気圧配置が緩む予想でしたが‥‥強風・小雪が舞っています。(J)
今日はスタートからずっと、風が強くて小雪も降り続いてましたね。この写真の木、凄かった。素晴らしかった。不思議な子でした。(U)

神大ヒュッテに到着。ここから「東尾根コース」を取ります。(J)
あらま！こっからようやく東尾根コースですかっ！！(U)

お約束の？　にゃろめー！(J)
でた！！ニャロメ！！(U)

うん？青空がっ。(J)
きゃああああああああああああああああああああ！！！！！！！！青い空よぉぉぉぉおおおーーー！！！（←うるさい！笑）(U)

下山時　あるあるパターンですっ。(J)
うさぎは大満足！重たげな冬の雲がたれこめた無彩色の空も好きだけど、青空バックの霧氷はやはり美しい。どちらも見られるなんてなんて贅沢なの！？ほんとツイてる！！(U)

山頂で青空が見たかった…(*ノωノ)　しかし　この直後に　またもやガスって小雪が舞い始め…そんな繰り返しでした。(J)
今日のお天気はコロコロ変わりましたね。うさぎはそれも楽しかった！せっかく雪山に来たんだから、雪ぐらい降ってほしいし、「そよ風」も吹いてほしかった！(U)

林道に降りてきましたー。(J)
ひゃほーい(≧▽≦)♪お疲れさまでしたあ♪(ふざけたポーズのU)

はいたっち。(J)
HUSTLER君、雪とそよ風の中、待っててくれてありがとう！てかうさぎ！！なんかナメくさった手袋してんな！！(爆)(U)

感想

jyunntarou

寒波襲来　氷ノ山初冠雪。
鳥取県側から　ぷちラッセル訓練するか？　流れ尾でピッケル・アイゼンワークの訓練をするか？
当日の朝まで悩みましたが、ラッセル訓練は去年　結構行いましたので　ステップアップとして　「吹雪舞う流れ尾」に　決めました。
積雪量が思ったよりもあり、ピッケル・アイゼンワークに加え、プチブリザード　プチ吹雪　プチラッセルも兼ね備えて経験できました。
結果的に　Uさんのスキルアップにもなり　　良かったと思います(^^)/
よく頑張りました( ｀ー´)ノ　　おつかれさまー💨💨💨

ookaminokodomo

いつか流れ尾に連れてってもらおう！とずっと思ってた。
この日はその夢が叶った＼(^o^)／
楽しみで楽しみで、でもホントに登れるのかな？いや、登れないはずない！がんばろ！楽しも！そう思って向かった氷ノ山。途中次々と現れるお山はどれも これっぽっちも雪が積もってない。
jyunntarou先生に連れて行ってもらった時はいつも、氷ノ山に着く前からあっちもこっちも雪！雪！雪まみれ！って状態で、登る前から雪をめいっぱい見ながらのドライブだったけど、今回はさすがに初冠雪のタイミングってことで、見える景色が全然違っていたのも新鮮だった。
前日は朝からNHKのニュースで何度も「氷ノ山が初冠雪」って映ってた。
とはいえ前日から降り始めた雪。どの程度積もってるかなんて、現地に行ってみなくちゃわかんない。
jyunntarou先生曰く、氷ノ山辺りの雲はレーダーにも写らないとのこと。そうなんだ！？ひょえー！それじゃホントに行かなくちゃわからないよなぁ。
氷ノ山の辺りにだけ、物凄く重たげな雲がドーンとあって、朝陽を浴びた山容がそれはそれは神々しく輝いて　かっこよくて美しかった。
今からあんな素晴らしいお山に登るんだ！と考えただけで最高の気分♪
そして、今シーズン初めて見る、初めて踏む新雪にテンションめっちゃ上がりました。
初めて登る流れ尾は、レコなどで見ていただけではやっぱりわからない世界だった。自分の目で見て、自分の体で登って初めてわかることばかり。
ピッケル打ち込んで、アイゼン蹴り込んで一手、一歩ずつ登るのは本当に興奮したし、めちゃくちゃ楽しかった！楽し過ぎてヤバかったです！！こーゆーのが一番好き！大好き！！好き過ぎて困る！！(笑)「生きてるうううーーー！！！！」ってなる。大変なら大変な方が楽しい。
経験値がほぼゼロのヘッポコばかたれうさぎにとっては最大限に力を発揮しなくちゃ登れなかったし、ふくらはぎもキュンキュン言ってたけど(どーゆーふくらはぎだよ！鳴くんかっ！？笑)、それがまたたまらなく楽しかったなぁ。(別にドMとかじゃないです！！念のため。笑)
その日の夜から腕がああ！！肩がああ！！ってなった。(つまりバリバリ筋肉痛)(笑)
普通の山歩き、山登りとは全然違う。
バリエーションってやっぱり凄いな。楽しいな。
そしてこの日は下山時に神々しい雲も見られました。あんな雲、生まれてこのかた見たこと無い！お山は凄いな。氷ノ山大好き☆☆☆
jyunntarou先生はいつもうさぎが見たことない世界を見せてくれるお人。(景色はもちろん、経験とか気持ちとかそーゆーの全部含めて)
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
楽しかったああああああああ！！！！！きゃああああああ！！！！(←しつこいっ！うるさいっ！！爆)