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Yamareco

記録ID: 497794
全員に公開
ハイキング
四国

琴平山 裏参道〜金刀比羅宮奥社〜表参道

2009年11月20日(金) [日帰り]
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bool その他2人
GPS
--:--
距離
6.0km
登り
409m
下り
387m

コースタイム

日帰り
山行
2:00
休憩
1:10
合計
3:10
9:30
30
スタート地点
10:00
10:20
30
11:20
11:30
30
12:00
12:30
10
旧金毘羅大芝居
12:40
ゴール地点
全国屈指の参拝客数を誇る神社、金刀比羅宮です。
御本宮まで続く長い長い石段でとても有名ですが、
最奥部の奥社まで足を延ばす方はあまりいらっしゃらないようです。

極端な段差があるような階段ではありませんし、
ところどころで小休憩をとることもできますので、
足腰に自信のある方は、ぜひとも挑戦してみてください。

海に向かって視界が開けていますので、奥社からの景観は抜群です。
気象条件が良ければ、遠く瀬戸大橋まで望めるそうです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR土讃(どさん)線の琴平(ことひら)駅、
または高松琴平電鉄の琴電(ことでん)琴平駅より徒歩。

※今回は自家用車で参道近くに駐車後、琴電琴平駅前に移動。
コース状況/
危険箇所等
コース全体が神社の参道ですので、特に危険箇所はありません。

延々と石段が続きますので、雨の日や雨上がりは転倒に気を付けましょう。
石段は、地面が土の登山道とは歩いた時の感触が違いますので、
いわゆる登山用の装備ではなくて、普通の「歩きやすい服装」のほうが楽かもしれません。
その他周辺情報 参道下には、土産物屋や飲食店が多数あります。
旅館や民宿など宿泊施設も充実しています。温泉のある旅館もあるようです。
スタート地点の高燈籠(たかとうろう)。
琴電琴平(ことでんことひら)駅のすぐ隣にあります。

慶応元年(1865)に完成した高さ27.6mの燈籠で、
木造では日本で最も高いとされています。
かつては瀬戸内海の海上交通を支える灯台として使われていたそうです。
スタート地点の高燈籠(たかとうろう)。
琴電琴平(ことでんことひら)駅のすぐ隣にあります。

慶応元年(1865)に完成した高さ27.6mの燈籠で、
木造では日本で最も高いとされています。
かつては瀬戸内海の海上交通を支える灯台として使われていたそうです。
琴電琴平駅前より、金刀比羅宮(ことひらぐう)方面。
大鳥居の向こうに金刀比羅宮が鎮座する琴平山が見えます。
駅舎自体も、和風モダンな面白いデザインをしています。
琴電琴平駅前より、金刀比羅宮(ことひらぐう)方面。
大鳥居の向こうに金刀比羅宮が鎮座する琴平山が見えます。
駅舎自体も、和風モダンな面白いデザインをしています。
四国随一の観光地、金比羅(こんぴら)さんの参道商店街。
さすがに平日の早朝は誰一人として歩いていません。
なんだか不思議な光景です。
四国随一の観光地、金比羅(こんぴら)さんの参道商店街。
さすがに平日の早朝は誰一人として歩いていません。
なんだか不思議な光景です。
長〜〜〜い石段で有名な金比羅さんですが、
こちらは人通りも疎らな裏参道。
静かに参拝できるため、地元住民には愛されているようです。
長〜〜〜い石段で有名な金比羅さんですが、
こちらは人通りも疎らな裏参道。
静かに参拝できるため、地元住民には愛されているようです。
朝日に照らされたモミジがとても綺麗でした!
こんな景色を独占できるのも、朝早くならでは。
朝日に照らされたモミジがとても綺麗でした!
こんな景色を独占できるのも、朝早くならでは。
表参道に合流します。
ここからは、さすがに他の参拝客の姿がちらほらと。
表参道に合流します。
ここからは、さすがに他の参拝客の姿がちらほらと。
旭社(あさひしゃ)。石段628段目。
天保8年(1837)に竣工した、高さ18mの重厚な木造社殿で、
国の重要文化財に指定されています。

あまりの豪奢さに、清水次郎長から金比羅さんへの代参を頼まれた森の石松が、ここを本殿と勘違いして引き返した、
と言い伝えられています。
旭社(あさひしゃ)。石段628段目。
天保8年(1837)に竣工した、高さ18mの重厚な木造社殿で、
国の重要文化財に指定されています。

あまりの豪奢さに、清水次郎長から金比羅さんへの代参を頼まれた森の石松が、ここを本殿と勘違いして引き返した、
と言い伝えられています。
本当の御本殿はこの石段の先ですよ!
本当の御本殿はこの石段の先ですよ!
金刀比羅宮の御本宮本殿。石段785段目、標高251m。
祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇(すとくてんのう)です。
お守り、御朱印は向かい側の守札授与所にて受け付けています。
金刀比羅宮の御本宮本殿。石段785段目、標高251m。
祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇(すとくてんのう)です。
お守り、御朱印は向かい側の守札授与所にて受け付けています。
本宮本殿の目の前は展望台になっています。
金比羅さんは海上交通の神さまですので、天気が良ければ遠く瀬戸内海が見渡せるのでしょう。

写真中央の帽子型の山は、讃岐富士こと飯野山(いいのやま)です。
本宮本殿の目の前は展望台になっています。
金比羅さんは海上交通の神さまですので、天気が良ければ遠く瀬戸内海が見渡せるのでしょう。

写真中央の帽子型の山は、讃岐富士こと飯野山(いいのやま)です。
本殿の裏からも、まだまだ石段が続きます。
本殿の裏からも、まだまだ石段が続きます。
この先にあるのは金刀比羅宮の奥社。
奥社まで足を延ばす参拝者はあまりいませんが、
ここまで来たならぜひとも訪れていただきたいものです。
この先にあるのは金刀比羅宮の奥社。
奥社まで足を延ばす参拝者はあまりいませんが、
ここまで来たならぜひとも訪れていただきたいものです。
金刀比羅宮の奥社に到着! 石段1368段目、標高421m。
奥社は俗称で、正式には厳魂(いづたま)神社と言います。
祭神は厳魂彦命(いづたまひこのみこと)で、
戦国から江戸初期にかけて金刀比羅宮を整備した別当を
人物神として祀っています。

御本宮とは別に、厳魂神社のお守りと御朱印を受け付けている授与所があります。
金刀比羅宮の奥社に到着! 石段1368段目、標高421m。
奥社は俗称で、正式には厳魂(いづたま)神社と言います。
祭神は厳魂彦命(いづたまひこのみこと)で、
戦国から江戸初期にかけて金刀比羅宮を整備した別当を
人物神として祀っています。

御本宮とは別に、厳魂神社のお守りと御朱印を受け付けている授与所があります。
奥社境内から見た琴平の街並み。
高低差約400mを、ほとんど石段だけで登ることができます。
奥社境内から見た琴平の街並み。
高低差約400mを、ほとんど石段だけで登ることができます。
石段の途中にも数多くの境内社が鎮座しています。
こちらは本宮と奥社の間にある、崇徳天皇を祀る白峰神社です。
この神社にも授与所があり、お守りと御朱印を受け付けています。
石段の途中にも数多くの境内社が鎮座しています。
こちらは本宮と奥社の間にある、崇徳天皇を祀る白峰神社です。
この神社にも授与所があり、お守りと御朱印を受け付けています。
金比羅さんといえば石段! ……という印象でしたが、
実際に歩いてみると、思いのほか長いようには感じませんでした。
(幼少期に愛知の鳳来寺山の石段を経験したせいかも?)
金比羅さんといえば石段! ……という印象でしたが、
実際に歩いてみると、思いのほか長いようには感じませんでした。
(幼少期に愛知の鳳来寺山の石段を経験したせいかも?)
同じ境内にある神社は、本宮から格式の高い順に参拝するのが基本です。
ということで、往路で通過した旭社には帰路に参拝。
同じ境内にある神社は、本宮から格式の高い順に参拝するのが基本です。
ということで、往路で通過した旭社には帰路に参拝。
地元、琴平町では定期的に石段の駆け上がり競争も開催されているらしいです。
さすがに走って登るとなると……相当、キツいと思います。
地元、琴平町では定期的に石段の駆け上がり競争も開催されているらしいです。
さすがに走って登るとなると……相当、キツいと思います。
総門を抜けると、石段の両側にお土産物屋さんが軒を連ねる光景が広がります。
それにしても「参拝登山タクシー」って……。
やはり足腰を悪くしても、――いや、足腰が弱いからこそ、
金比羅さんに詣でたいと願う方々が多いんですね。
総門を抜けると、石段の両側にお土産物屋さんが軒を連ねる光景が広がります。
それにしても「参拝登山タクシー」って……。
やはり足腰を悪くしても、――いや、足腰が弱いからこそ、
金比羅さんに詣でたいと願う方々が多いんですね。
帰り道に立ち寄った、旧金毘羅大芝居「金丸座」。
江戸末期建造の、現存日本最古の芝居小屋です。

今でも現役で芝居小屋として使われており、
毎年、著名な歌舞伎役者を招いての公演が興行されています。
帰り道に立ち寄った、旧金毘羅大芝居「金丸座」。
江戸末期建造の、現存日本最古の芝居小屋です。

今でも現役で芝居小屋として使われており、
毎年、著名な歌舞伎役者を招いての公演が興行されています。
金丸座の建屋は国の重要文化財に指定されています。
拝観は有料ですが、桟敷はもちろん舞台装置など、
普段は滅多にお目にかかれない裏方のからくりまで見学することができます。
金丸座の建屋は国の重要文化財に指定されています。
拝観は有料ですが、桟敷はもちろん舞台装置など、
普段は滅多にお目にかかれない裏方のからくりまで見学することができます。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 常備薬 保険証 携帯 時計 カメラ
備考 登山装備は必要ありませんが、履き慣れた運動靴は用意してください。
途中、足腰や膝に異常を感じたら、無理せず休息するか、経路を変更しましょう。

感想

山行というか、単なる神社の参拝記録に近いのですが……。
まあ、標高差がかなりありますし、ハイキングと言えなくはないかな、と。

石段で有名な金比羅さんは、それだけ高所に位置する神社でもあります。
逆に、これほどの標高差のある山で、
山頂近くまで石段が整備されているところは、なかなか無いのではないでしょうか。
それほどまでに、古くから信仰されてきた山ということなのでしょう。

石段を上っていくごとに、次々と綺麗な社殿が見えてくる往路もさることながら、
徐々に街並みが近付いてくるように見える復路も、歩いていて面白いです。

秋の紅葉もさることながら、夏の緑や春の芽吹きの中を歩くのも一興でしょう。
そして冬は……。寒い季節はやっぱり、名物の讃岐うどんで暖をとりましょう(笑)

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大麻山 - 石段を登り、植生豊かな社叢を行く
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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