北アルプス/剱岳源次郎尾根
コースタイム
■4日(水)BC(4:00)→(5:00)源次郎尾根取付→源次郎尾根→(11:00)剱岳山頂→長次郎谷のコル→長次郎谷→(13:30)BC
■5日(木)BC(3:30)→剱沢→ハシゴ段乗越(5:00?)→内蔵助平→内蔵助谷→黒部川→(8:10)黒四ダム(8:35)⇒(トロリーバス)⇒(8:50)扇沢駐車場
天候 | ■3日(火)晴れ時々曇り ■4日(水)晴れ一時曇り ■5日(木)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■温泉…大町温泉郷薬師の湯 【入湯料】600円@大人一人 【営業時間】6時から21時 【H/P】http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ |
ファイル |
非公開
4987.xls
計画書
(更新時刻:2011/04/14 05:00) |
写真
感想
今まで長い間宿題になっていた剱岳/源次郎尾根の残雪期登攀。
今回はカモのとく&くりの3人パーティーで臨みました。
黒四ダムから黒部川に下降し真砂沢までの道も例年と比べて
ずいぶん雪がたくさん残っていました。
剱沢に至ってはほとんど雪で埋もれています。
例年だとそろそろ一部スノーブリッジになっているんだけど…。
雪が多いためでしょう、平蔵谷から発した雪崩が剱沢をさらに下り、
真砂沢ロッジあたりまでその末端が来ていました。
その間の剱沢全体が雪崩た様相を呈していました…あな恐ろしや。
さて、本題の源次郎尾根ですが朝の4時過ぎに真砂沢に設営した
BCを出発して末端に取り付いたらすでに2パーティー(計7人)が
取り付いていました。
そのままルンゼを登り尾根に出たところで先頭のパーティーを抜き、
一峰のクライムダウンの手前で東三河の山岳会の方が休憩している横を
先行することができ先頭に出ることができました。
そこからは既存のトレースはすべて埋まっていて真っ白な雪壁。
雪山・雪稜を登っていてこれは本当に贅沢なことです。
それも宿題だった源次郎のハイライトを自分たちでトレースを
作りながら登れたことには単純に感激していました。
自分で先頭を歩くのは一番うれしいけれど、
今回、他のメンバーが一生懸命歩く後姿を見ているのも楽しいものです。
(別に自分が楽できているというだけではありませんよぉ〜)
最後の雪壁を登り、11時には剱岳の山頂に到着。
神社の祠は屋根の一部を残しほとんど雪の中。
その屋根よりも高く稜線に雪が積もっていたので、
今回3,000mを楽に超えています。
この頃にはほとんどガスもなく景色も非常によくなりました。
つかの間の休憩をしてから今度は長次郎谷をBCに向けて下降です。
長次郎谷のコルではスキーで下る2人があっという間に小さくなるのを
見送りましたが、そのスピードはうらやましい限りでした。
一方の我々3人は、地道に2本の足で下降です…。
それでもやはり下降、2時間ちょっとでBCに戻ることができました。
ギアを整理してから暖かいテントの外で
下界からここまで持ち込んだ(ちゃんとした)ビールで乾杯。
これですよ、これ…!
一緒に行動したみんなで成功を祝してのビールは格別でした。
またこんなおいしいビールが飲みたいものです。
その時はよろしくね、とくちゃん&くりちゃん。
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