伊豆山稜線歩道2


- GPS
- 16:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 785m
- 下り
- 487m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 6:38
(前回は天城峠から魂ノ山まで北上して歩いたので、今回は魂ノ山へ南下して登頂)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(なお、古稀山の東にある寺院への入口の大駐車場前に自転車デポの工作をしてから車中泊地に着いた) |
コース状況/ 危険箇所等 |
極めて通行量の多い道 展望の良い縦走路で、各所で駿河湾越の富士山が見える 特に達磨山高原レストハウスから達磨山間は伊豆山稜線歩道の中でも 一番人気のようだ 金冠山の階段道近くまで大型観光バスでも走れるような道 階段道も少なくは無い 笹は背丈くらいある所が多く、綺麗に刈られている 展望を悪くしているが風が強い時は防風になる |
その他周辺情報 | 西伊豆スカイラインは登山地図等に表示されている駐車スペース以外にも 沢山の駐車スペースがあるので分割縦走しやすい 自転車は標高の高い位置、自動車は低い所に配置した ∴今回の自転車での移動の90%は下り坂 山行は登り主体になるので、膝の悪い私には好都合 |
写真
感想
「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。」
今回の計画は2日間で伊豆山稜線歩道北部(レストハウスからの魂ノ山)を歩く予定だった
直前の予報で2日目が悪天予報
初日を展望の良いレストハウスからの古稀山のコースにして、
2日目を「古稀山から魂ノ山登山口駐車場まで」か、ガスったら「天城峠越え」の第2案を準備した
翌朝、旅行支援で泊まった宿の大きな窓は雨で濡れ 山はガスって見えなかった
前回、水生地下からのつづら折れの道が工事通行止めだった
水生地下に駐車し天城峠まで歩くつもりだった、
雨脚が杉の密林を白く染める
雨の天城越えを1度してみたかった
今まで何度か天城越えをした
アイスバーンになって怖い時もあったが、一度も雨の日は無かった
前回、今年の9月26日は水生地下から伊豆山稜線歩道南部縦走
前々回は天城山隧道北口で車中泊して万三郎岳までピストン
家族旅行でも3度ある、その内の1回がアイスバーンになっていて
天城越え出来なかった
学生の頃、初めて天城越えしたが、それが1度か2度かは記憶に無い
遠い昔の事だ
高校の時、川端康成を愛読した
取り分け踊り子が好きだった
水生地下に着いたら工事通行止めが解除されていた
あぁ、と想いながらハンドルを左に切っていた
未舗装の道はここだけは心地よかった
国道ですが未舗装にしてくれてある
雨に濡れ紅葉はほぼ終っていたが、この道はその方が似合うと想った
つづら折りのカーブを曲がると茶屋に踊り子が座っているかのような雰囲気があった
今の隧道北口は茶屋がなくなりトイレと東屋になっている
隧道の前で車を停めても人も車も何も来ない
いつもそうだった
天城峠までは登らず、車を前に東屋に座っていた
東屋はときより人が訪れるのか、そんなに荒れてはいない
雨脚が杉の密林を白く染めているだけであった
多くの記憶が薄れ、50年ほど前にも自分がここに居た事実とが一塊になって
東屋では止まったような時間が流れた
車で隧道を南口まで行った
その先は通行止めになっていた
寒天橋までこちらからは車で行けなかった
南口も北口と同じくらい広くUターンするのには充分だ
天城山隧道を踊り子とはすれ違う向きになった
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