赤岳主稜

2011年04月23日(土) 〜 2011年04月24日(日)

コースタイム

起床 小淵沢道の駅4:00-赤岳山荘5:30-行者小屋8:00(ギア準備)-取付10:30-中間岩場12:10-赤岳15:10-行者小屋16:30-赤岳山荘18:00

天候

晴れ!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

■美濃戸口から赤岳山荘まで雪なし。

■赤岳山荘から南沢沿いの登山道は8割凍ってるのでアイゼンは必須だった。

■主稜ルート、全体的に雪が多い。

ファイル

非公開 4998.xls

計画書
（更新時刻：2011/04/19 05:00）

写真

4/24 5:26

さて行きますか

4/24 5:38

南沢の登山道　アイゼン必須です

4/24 7:52

天気いいっす!

4/24 9:27

快晴!!

4/24 9:27

文三郎尾根

4/24 9:48

主稜　どこだ取付は??

4/24 10:18

取付　雪が多い　下の方ツララが・・

4/24 10:18

おばちゃんサングラス♪

4/24 11:51

3ピッチ目

4/24 12:09

中間の岩場

4/24 12:38

上部の岩場

4/24 12:41

疲れる

4/24 12:44

ふくらはぎが・・

4/24 12:53

しげ

4/24 12:53

こんな感じで凍ってるので、アックスでかき出す

4/24 12:53

上部岩場

4/24 13:03

しげ、凄かったぞ!!

4/24 14:15

核心越えた後

4/24 14:15

ピナクルでピッチを切る

4/24 14:32

最後のピッチ　しげリード

4/24 15:10

お疲れ様

4/24 15:31

おれたち・・

4/24 15:31

良くやったよね!

4/24 16:10

早く帰りたい

4/24 16:24

行者小屋前で、至福のひと時

4/24 17:59

シカさん達

4/24 18:01

あ=また車一台!

撮影機器：

GR DIGITAL II リコー

感想

mjun

赤岳鉱泉で泊まって、主稜→横岳→硫黄岳と縦走の予定だったが、
降雨の為、前泊日帰りで主稜のみに変更した。

体調が悪かったせいか!?行者小屋まで2時間半かかる。

<取付>
雪が多い。ツララが出来てた。昨日の雨のせいか?昼間温められた雪が溶けて
夜氷ったものなのか?分からない。

上部岩場までずっと岩が氷ってた。解けるかな?と思ってたんだけど甘かった。
また雪が多かったせいで、上部岩場の核心部分が分からなかった。
撤退か!?って頭をよぎる・・　
雪の被ったルートは前回と様子が違う。

全体を通して、1ステップ毎に足場、手のホールドを確保するため、
氷りや雪をピッケルでかき出しての登攀だったので、時間がかかった感がある。

雪山って条件によって変わるものなんですね〜。

PS。
ピッケルのあのヘラ?の部分ってなんて言うの!?
今回、あの部分をすげー使った!!　あのヘラ?は大事なんですね♪

ふぁつ

前の鳳凰縦走での足の痛みと震災で
しばらく山から遠ざかってましたが、
今年の課題、赤岳主稜に挑戦してきました。
思えば、3度目の正直、
1度目は大寒波による1Pでの敗退。
2度目は大寒波による相模大野・・・計画段階での敗退。
やっと、今回3度目で課題をクリアできました。

全体の印象としては、
冬山クライミングって怖い、という感じ。

1P　fatuリード
チョックストーンのお助け紐は切れているし、
支点用のハーケンは雪で埋まっている。
ランナー用のハーケンで支点を作ってもらいトライ。
チョックストーンの先は完全雪壁。
ダブルアックスでアイスクライミング気分。
前回より、圧倒的に怖いし、難しい気がする。
雪も前日の雨?で表面が凍っているため、
崩して雪面にしっかりアックスをきかせて行く。

2P　mjunリード
雪と前日の雨で凍りついた岩、ホールドの無さで、
撤退の2文字が頭をよぎるもmjunが突っ込んでいく。
あきらめて、やっと赤岳主稜に正面から向かい合った。

3P-4P　fatuリード
ミックスと雪壁。
通常コンテでいけるとこだが、一応スタカットでいく。
前半部分はミックスで後半部分は雪壁をダブルアックスで登る。

5P-6P　mjunリード
中間の岩場とその後の雪壁
ともかく、雪でホールドがない。
アックスでホールドを掘り出しながら進むため、
ビレイしているだけなのに、時間と体力が奪われて、
恐怖心が植えつけられていく。

7P　前半fatuリード　後半mjunリード　
上部核心の7P　最初の乗り越しと最後のチムニーが核心部か?
雪がまた・・・ホールドが・・・。
乗り越しの恐怖を抑えてなんとかチムニー手前まで進むも、
チムニー下へのトラバースが怖そうなので、
程よく支点になりそうなハーケン2枚でピッチをきる。
まかせたmjun!
mjunの核心のクライミング&チムニー下のペツルのアンカーで
なんとか上部核心を越える。

8P-9P　fatuリード&コンテ
本ではミックスって書いてあるけど、
ずーーーーーーっと、ダブルアックスの雪壁でした。
50mロープいっぱいまで登ると、程よい傾斜になったので、
腰がらみで確保。阿弥陀の美しい姿にビレイを忘れるとこでした。

赤岳山頂小屋で武装解除。後はのんびり下って
日帰り赤岳主稜は終了でした。

全体的に雪が凍って、ホールドが無い感じ。
ダブルアックスが大活躍でした。
もっと、早い時期に行くべきなのかな?という感じ。
取り付いていたのは、われわれ1パーティーのみ。
天気も快晴で、風もほとんど無かったため、
基本的には快適なはずでしたが、岩の状態が怖かった。

冬バリ、毎回まったく違う顔が見えるものかと、
痛感いたしました。

コメント

Akaneko

快晴
mjunさん、こんばんは。

八ツ、素晴らしい青空ですね。
そんな中の登攀、さぞや気持ちよかったことでしょう

4月下旬の八ツにしては雪多い、ですね

mjun

それが…
気持ちよくなかったんですよ！

こんにちわ、Akanekoさん。

ずっと怖かったです。
2人して、早く帰りたい。と言いながら登ってましたよw

GWは何処か行くのですか？

ttana

お疲れぇ〜
赤岳主稜…好きだねぇ〜、何度め？

でもまあ、同じルートでも季節や積雪状況、
そしてパートナーが違うとまた面白いよね。

mjun

なぜ？豚さん？？
そうなんですよ！
積雪状況とパートナーで違いますね。

それよりアイコンが気になってしょうがない…